「スター・ウォーズ」シリーズの原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続くアナザー・ストーリー『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が12月16日(金)から公開となる。
全世界公開を目前に控えた12月1日(木)、本作ではジェダイが滅びてしまった時代に“フォースを信じる”盲目の戦士チアルート・イムウェ役で、華麗なアクションを披露したドニー・イェンが、ハリウッドのTCL チャイニーズ・シアターで“スターの証”の手形を残すセレモニーに登場した。
ハリウッドの手形と言えばジョニー・デップやブラッド・ピットなど、世界的に知られるハリウッドスターたちが名を連ねている。「スター・ウォーズ」シリーズでは過去、ジョージ・ルーカス、ハン・ソロ役のハリソン・フォード、「スター・ウォーズ」の人気ドロイドR2-D2 とC-3PO、悪の帝王ダース・ベイダー、“ジェダイ・マスター”メイス・ウィンドゥ役のサミュエル・L・ジャクソンが手形を残しており、「スター・ウォーズ」史上では7人目の快挙となった。クールな正装で登場したドニーは「私のキャリアの中で忘れられない日」と喜びのコメントを。またルーカスフィルムの社長であり本作のプロデューサーであるキャスリーン・ケネディが駆けつけた。
俳優を始めた頃はハリウッドに認められるなんて夢にも思わなかったと喜びをかみしめ、「長年応援して下さったファンの方や家族に感謝しています。それにもうすぐ『ローグ・ワン』が公開となり、今年は最高の年になりました。“フォースは私と共に、フォースは皆様と共に”」と感謝を込めた。キャスリーン・ケネディはドニーについて「映画界において最も偉大な香港俳優でありアクション監督です」その功績を称え、「スター・ウォーズ」シリーズに参加してくれて光栄だったと喜ぶ。本作のキャスティングの際、盲目でさらに棒術をこなすチアルートを演じられるのは、ドニーしか考えられなかったそうで、「素晴らしい才能によりアクション映画の頂点に君臨したドニーを『スター・ウォーズ』ファミリーとして迎えることができて光栄です」とお祝いのコメントを贈った。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開された時、ダース・ベイダー、R2-D2 とC-3PO が足形を残した同じ場所でスターの証を刻み、ハリウッドパワーを手に入れ、文字どおり<宇宙最強の男>へと進化したドニー・イェンの活躍に注目だ。
しかし、なぜドニー・イェンは今ハリウッドから注目を集めているのだろうか?武術家の母に育てられたドニーは、幼い頃から太極拳を学び様々な師の元で技を磨く。その後、香港で映画監督のユエン・ウーピンと出会い、同監督の『ミラクル・ファイター』や『妖怪導師』にスタントマンとして出演。香港で本格的に演技を学んだドニーは、様々な映画やドラマに出演し、アクション俳優として着実に地位を確立していく。とくに一躍注目を集めたのは『イップ・マン 序章』。ブルース・リーの師匠イップ・マン役を演じた同シリーズは、続編『イップ・マン 葉問』(10)が前作を越える大ヒットを記録して名実ともにアジアのトップへと躍り出る。さらに今後はハリウッドへの進出にも意欲的で、来年はヴィン・ディーゼル主演の「トリプルX」シリーズ最新作にも出演することが決まっている。映画監督としても活躍しており、アクションスターの地位を確立し“宇宙最強”の異名を持つアジアが誇る大スター、ドニー・イェンの今後のさらなる活躍が期待される。
そんなアジアの期待を背負いハリウッドスターの地位を確立したドニーは、本作で“フォース”を信じる盲目の戦士チアルートを演じている。反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>のメンバーとなり、女性戦士ジン・アーソやイケメン将校キャシアンらと、帝国軍の究極兵器デス・スターの設計図を盗む不可能なミッションに挑む。棒術を使いこなし「スター・ウォーズ」シリーズ史上初の本格アクションをもたらすドニー・イェンの演技をぜひ劇場でご覧頂きたい。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
12月16日(金) 全国ロードショー!
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(C)Lucasfilm 2016
公式HP:http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html
イップ・マン 葉問 [ ドニー・イェン ] |
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