9月17日(土)、『境界線上のホライゾン プレミア完成披露イベント』が開催された。このイベントは、10月からの放送開始に先駆け、ファンに向けて、豪華ゲストによるトークイベントと第一話を特別先行上映するという文字通りのビッグイベント。
ゲストは、福山潤さん（葵・トーリ役）、茅原実里さん（ホライゾン・アリアダスト役）、小清水亜美さん（浅間・智役）、黒田崇矢さん（キヨナリ・ウルキアガ役）、東山奈央さん（マルゴット・ナイト役）、新田恵海さん（マルガ・ナルゼ）そして、小野学監督と、本作に賭ける意気込みがヒシヒシと伝わってくる豪華メンバー。ファンの歓声と拍手の中、ステージにゲストが勢揃い。簡単な自己紹介と挨拶に続き、第一話の上映前の軽いウォーミングアップトークへ。と、その前に、司会から原作者の川上稔さんからのメッセージが届いているので福山に、ということで、福山さんが川上さんのメッセージを代読した。
トークの中では、福山さんと川上稔さんの出会いはゲームの「奏（騒）楽都市OSAKA」だったこと、川上さんがシナリオから設定、そして本読みから打ち合わせまで立ち会ってくれたこと、原作に無い設定は川上さん本人がすぐに作ってくれたこと、川上さんが「寝なきゃいんです！」という名言を残したことなど、様々なエピソードが語られた。本品を監督しようと思った理由について小野監督「普通、この作品をアニメにしようと思う人はいないんじゃないかと。そういう所でチャレンジ精神が湧いてきまして、やってみようかなと思いました。」と語った。
演技のポイントについて福山さん「難しいことは大体他の人が言ってくれるので(笑) 「すみません」って言いながら僕はニヤニヤしながらやっています。彼の明るい部分と楽しい部分。そして人望の厚いのは何故かみたいな部分を自分の中で理解して、愛すべきバカであるということを分かってもらえるような人物にできればと思っています。」と語った。
同じ質問に茅原さん「感情がないので、常に淡々としている無口めな女の子です。毎週、あまりセリフの量が多くないので、マイクの前に立つとプルプルしてしまっています(笑)」と、セリフが無い分、逆に緊張するという苦労を。茅原さんをキャスティングした理由について小野監督は、茅原さんの出番があまりないことにお詫びしながら「P-01sには歌があったので、歌をアカペラで歌ってバッチリ決まる人。」と、その理由を述べ、バッチリ茅原さんをフォローしていた。
小清水さんは演技について、主役の二人が楽している分、言葉に苦労にしていると語り、一話のアフレコ現場でスタッフから「高校生役なので、もうちょっと若く」と指摘されたので、演技のポンイトとして「若さに気をつけつつ、時に凛々しく、時に穏やかに演じたい。」と語った。
第一話の上映の前に、各ゲストから見所として。
新田さん「三年梅組を見ていただきたなと思います。半分、人間じゃないようなキャラクターが登場するんですが(笑) かなり濃い人が出てくるので、是非、楽しみにしていてください。」
東山奈央さん「設定です。この一話に関しては、世界観に関する重要な事を、登場人物がさらりと言ってのけるので、お聴き逃しのないように。」
黒田さん「一話では、小清水さんが演じている浅間・智の肩のあたりにいるちっちゃいキャラクターがいるんですが･･･で注意して観てください(笑)」
小清水さん「千和ちゃんが演じている葵・喜美が一番好きなキャラなので、要チェックです。」
茅原さん「音ですね。音楽も含め。(茅原さん：胸が揺れるジェスチャーをしながら)いろんな音を耳を澄ませて聞くと面白いと思います(笑)」
福山さん「原作の、文字の中で説明されている細かな描写、そのままじゃないかと思わせてくれる映像です。それと、これのどこがライトノベルやねん！という世界観と設定の数々が、こうしてTVアニメになったこと。そして、キャラクターもいっぱいおります。僕が、ひとつだけ見逃さないでいただきたいのは、カレーです(笑)」
小野監督「冒頭のスペシャル映像の茅原さんの眼力です（笑）！※今回の上映では、通常のOPではなく、OPテーマ「TERMINATED」のPVが流れました。」
ゲストからの見所を聞いて、気分が十二分に高揚したところで、第一話「境界線前の整列者達」の上映へ。上映後、再びゲストが登場。第一話の感想を語りあい、小野監督は第一話の感想として「キャラクターがいっぱいいるので、全員がどういうキャラなのか一発で分かってもらいたということで、全員に見せ場があります。作っている時は、この一話は、一体いつになったら終わるんだろうと(笑) 思いながらつくっていました。」と、ギリギリまでクオリティーにこだわったことを、切々と会場のお客さんに訴えかけていました。後半のトークの後は、茅原さんによるOPテーマ曲「TERMINATED」の生ライヴ、そして、サプライズゲストとしてAiRIさんが登場し、EDテーマ「Pieces」を熱唱した。
最後にファンの皆さんへメッセージ
小野監督「一話を観ていただいて、我々はどこまで本気なのか分かっていただけたんじゃないかと思います。これから、まだ先が長いですけれども、我々は、常に全力で、本気でこの作品に取り組んでいくので、楽しみにしていてください。」
AiRIさん「EDが二つあるということで、私の曲がいつ流れるのか、私も知らないんですけども、それを楽しみ観ていきたいと思います。」
新田さん「「境界線上のホライゾン」という素敵な作品に関わらせていただいて本当にうれしいです。これからも精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします。」
東山さん「アフレコをやらせていただくにあたって、もう一度原作を読んでいるんですけども、アフレコをやりながら原作を読むと、新たな発見がありました。原作をすでに読まれている方も、アニメを観た後に、また楽しんで原作を読み返すことができると思います。アニメを楽しみにしていただけると嬉しいです。」
黒田さん「小野大輔くんと私の役は、割とふざけているんですけども(笑) 後々、武蔵を守るために真剣に闘うところは、キチッと真面目にやりたいと思います。そして最終回、ウルキアガがアレを剥いで、中から巨乳の女の子が出てくる(笑) そういうオチに多分なると思いますので、皆さん楽しみにしていてください。」
小清水さん「これからアフレコが、どんどん続いていくんですが、一話一話、魂を込めて頑張りたいと思います。(ここでハイトーンボイスになり)ハナミもよろしく！」
茅原さん「放送開始まで間もなくということでドキドキしているところなんですけども、今日来ていただいて、放送がもっともっと楽しみになってもらえたんじゃないかと思います。アフレコ現場も、スタッフの皆さんと、役者の皆さんと仲良くやっています。一生懸命頑張っていきますので、最後まで応援してください。」
福山さん「とんでもない作品をアニメ化してしまいました。もうすぐです。皆さんが笑顔で毎週観れるような作品を目指して、我々、魂を込めて頑張っておりますので、皆さん、楽しみにしていてください！」
TVアニメ「境界線上のホライゾン」
公式サイト: http://genesis-horizon.net/
(C)川上稔／アスキー・メディアワークス／境界線上のホライゾン製作委員会
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