映画『ピクセル』伝説のクリエイターによる座談会を実施!実際に戦うならこのキャラが最強?

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映画『ピクセル』の日本公開を記念し、本編にも登場するゲームキャラクターの生みの親である3人による座談会を実施された。

登壇したのは、「スペースインベーダー」(1978)の生みの親 西門友宏さん、「パックマン」(1980)の生みの親 岩谷徹さん、「ギャラガ」(1981)の生みの親の横山茂さんの3人。映画『ピクセル』では各々のキャラクターたちが初共演を果たした。本作に関して横山さんは「ストレートに面白いと思いました。バッググラウンドを知っている私も、ゲームを知らない人たちも楽しめる」とコメント。岩谷さんは「前半は会話に味があって、話が進んでいくにつれてシーンの迫力が増していくのが面白いなと。ファミリーで楽しめる映画だと思いました」、西門さんは「最初、岩谷さんと食事した時にこの映画のことを少しお話しいただきましたが、あえて詳しくは聞きませんでした。観たら想像していたストーリーと違っていて、非常に面白かったです」と感想を述べた。

自分たちが生み出したゲームキャラクターたちが地球を襲ってくるという設定、シーンに関しては西門さんが「割と可愛く出ていたなと(笑) やっぱり恐ろしいとは少し違いますね」と答え、「可愛いはずのパックマンが悪役として描かれているんですが、宇宙人にコントロールとされている設定なのでそこは問題なく、本当に迫力があるな~と思いました。マンハッタンの街をドリフトしていくところなんか、35年経って成長したな~と(笑)」と会場を沸かす一幕も。横山さんは「ギャラガはキャラクターというより…まぁ“蛾”なんでね~…(笑)でも、クライマックスのシーンなんかあんなに大きく描いて頂いて、感激いたしました」と心境を明かした。

岩谷さんが本編にカメオ出演したこと対し、2人に映画出演してみたいかと尋ねると横山さんが「映画の世界観壊しちゃうよ(笑)でも、オファーがあったら考えるかな!」とコメント。西門さんは「通行人でもいいから出てみたいですね(笑)」と話した。
最後に“「スペースインベーダー」と「パックマン」と「ギャラガ」の3キャラクターの中で、実際に戦ったらどれが一番強いのか”という質問に、西門さんは「スペースインベーダはとろいから…ギャラガだと思います」、横山さんは「パックマンだと思います」とコメント。岩谷さんが「3キャラクター戦わせたらダメだと思います(笑)」と答え座談会は幕を下ろした。

他、ゲーム誕生秘話を語り、プレイヤーのことを考えて、細部までこだわりぬいた日本の“おもてなし”の心から日本生まれのゲームキャラクターたちが世界中で今も尚、愛されて続けていると思うと3人は語った。

日本のゲームへのリスペクト精神にあふれた映画『ピクセル』は、9月12日(土)より3D&2Dで全国ロードショーとなる。

【ストーリー】 
今から30数年前、NASAが宇宙人との交流を夢見て“人間”を・・”地球“を・・深く知ってもらうための紹介映像を宇宙に向けて発信、その中には 当時大流行していたゲームの映像も送られた・・・ところが受信した宇宙人は、それを友好のメッセージではなく挑戦状ととってしまったから、さあ大変。彼らは地球が発信したゲームキャラクターに扮し、現代の地球を侵略しにやってきたのだ!そんな彼らの弱点を見抜いた男たちが現れる。彼らは 80年代当時 ゲームチャンピオンの名をほしいままにしていたにも関わらず、今は“ただの大人・・”になってしまった 最強の元ゲームオタクたち!はたして彼らは、バクバクと街を食べまくるパックマンの暴走を止めることができるのか? ドンキーコングから次々と放たれる“樽”攻撃をかわし、ゲームクリアできるのか?それとも人類は全滅してしまうのか――。

『ピクセル』
9月12日(土)より丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式HP:http://www.pixel-movie.jp/

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