映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』悲嘆にくれる乙女だけが女性キャラじゃない!アクション女優の先駆け、ゾーイ・サルダナ

Guardians_Of_The_Galaxy_FT-.jpg



9月13日(土)に全国595スクリーンで待望の日本公開を迎えた映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。9月13日~15日、3日間の興行収入は3億3,117万円、動員は26万7,658人を突破!興収ランキングでは邦画2作品に次いで第3位にランクインし、洋画としては週末のオープニングNO.1という好スタート!!さらに、各レビューサイトや、Twitter、FacebookなどのSNSでは、こぞって本作を大絶賛!Yahoo! 映画レビューでは、『るろうに剣心 伝説の最期編』、『STAND BY ME ドラえもん』、『ルパン3世』を超える4.19点という高評価を獲得しているなど、元来のマーベルファンだけでなく、今までマーベル・スタジオ作品を見た事がない一般映画ファン、そしてティーンや女性たちも本作に魅了されている。

過去、映画『アバター』(09)や『スター・トレック』シリーズなど、様々な女性キャラクターを演じてきたゾーイ・サルダナ。本作で彼女が演じるのは、美しき暗殺者のガモーラ。ゾーイは早い段階で本作への出演が決まり、“ガモーラ”という女性キャラクターを作り上げる中で、大きな影響を与えたという。

ジェームズ・ガン監督は「ゾーイはガモーラという役柄に多くのアイデアを持ち込んでくれた。力強いながらも弱さを併せ持つ、この女性キャラクターを一緒に作り上げたんだ。ガモーラは気高い女性だけど、同時に脆弱で、時々悪い態度をとってしまうんだよ(笑)。主人公のピーターは嫌なヤツでありながらも、ガモーラに優しく接しようと試んでいて、一方のガモーラは彼に対して酷い扱いをする、それがこの作品のキャラクターたちのやり取りの面白さでもある。脚本を男性が書いた場合、女性であるという以外にほとんど人間味のないキャラクターになりがちなんだ。最近のコメディ作品なんか特にね。ゾーイは初めて話し合った早い段階から、自身のキャラクター作りにとても貢献してくれたから、とても感謝しているよ」と明かし、「この業界では、役者はみんなに自分自身や自分の演じる役柄を好いてもらいたいと思うのが普通だけど、ゾーイはそういう思いをすっかり棚上げにして、真のキャラクターを演じることに専念しているんだ」と彼女の俳優としての姿勢を賞賛している。

また、ゾーイは「次世代の女優たちにとって、アクションをする女性キャラクターがスタンダードになってくれたらいいわね。女性だからといって悲嘆にくれる乙女ばかり演じる必要はないでしょ?こういう仕事が好きなら、マーベル映画に出て暴れ回るキャラクターを演じることだってできるのよ」と語っており、単に演じるだけではなく、自身のキャラクターを深く理解しているからこそ、彼女が個性的で味のある女性キャラクターを演じることができる理由なのかもしれない。

闇の存在であるサノスに殺人兵器として育てられ、償うために戦う暗殺者ガモーラ。美しいながらも強さと弱さを併せ持ち、悪人でもなく、完全な善人でもない今までにない女性キャラクター。ガモーラ含め、個性的なキャラクターたちに注目しよう。

【ストーリー】 
史上最も運が悪いトレジャー・ハンター、ピーター・クイル。無限の力を持つパワーストーン<オーブ>をめぐり、凶暴なアライグマをはじめとする宇宙のはみだし者たちと結成した“宇宙最凶チーム”が、銀河滅亡を阻止する戦いに挑む!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
9月13日(土) 2D・3Dロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
(C)2014 Marvel. All Rights Reserved. 
公式サイト:marvel-japan.jp/GOG/

コメント

タイトルとURLをコピーしました