ニコミュ第8弾『カンタレラ2012』ニコニコ本社キャストトークイベントレポート

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2012年3月7日(水)から銀座・博品館劇場にて上演となるニコニコミュージカル第8弾『カンタレラ2012~裏切りの毒薬~』。本作は、ニコニコ動画やYoutubeで合計再生回数250万回を越える大ヒットボカロ曲(※ヤマハが開発した音声合成ソフト「VOCALOID」に歌わせたオリジナル楽曲)である『カンタレラ』を中心に『パラジクロロベンゼン』『サンドリヨン』の3曲の中で表現される感情や情緒を繋ぐ物語。

公演に先立ち、2月18日(土)原宿「ニコニコ本社」2階TEA ROOM 2525にて、出演者の兼崎健太郎、郷本直也、齊藤ヤスカ、小野田龍之介、渡辺大輔によるトークイベントが開催された。また、本イベントは好評につき2回行われた。

★1回目登場キャスト:兼崎健太郎、齊藤ヤスカ、小野田龍之介、渡辺大輔
★2回目登場キャスト:兼崎健太郎、郷本直也、齊藤ヤスカ、小野田龍之介、渡辺大輔

《レポートテキスト》
2月18日(土)17時半より、原宿「ニコニコ本社」2階TEA ROOM 2525にてニコニコミュージカル第8弾「カンタレラ2012~裏切りの毒薬~」の出演者による1回目のトークイベントが開催されました。そこで、主演のチェーザレ・ボルジア役の兼崎健太郎、スペイン王家フェルナンド3世役 齊藤ヤスカ、チェーザレの弟であるホアン・ボルジア役の小野田龍之介、チェーザレの親友であるジョヴァンニ・デ・メディチ役の渡辺大輔が登場しました!

昨年8月に上演されたニコニコミュージカル第6弾『カンタレラ』の完全改訂版である本作。
「初演とは大きく異なるんでしょうか?」という司会者の質問に、「随分変わったと思いますよ」と即答する兼崎さん。
「前回はチェーザレは自分が周りを振り回す役でしたけど、今回は自分が巻き込まれていく役なんです。」と大きく役どころが変わると明かしました。続いて渡辺さんも「今回のジョヴァンニは結構策士なんですよ」とコメント。
完全改訂版となる本作から初参加となる小野田さんは、「初演はDVDで観たんですが、前回は弱いホアンと強いチェーザレという印象でしたけど、ボルジア家の人間でそんなに弱いわけがないんですよ(笑)今回は違うホアン像を見せますよ」と意気込みを見せました。

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また、本作は劇場で観劇するリアルチケットを購入すると、出演者が歌ったCDを会場にお越し頂いた方全員に、『カンタレラ』『サンドリヨン』『パラジクロロベンゼン』の3曲を日替わりでプレゼントされます。そのCDレコーディングでの裏話も飛び出しちゃいました!
レコーディングのトップバッターだったという小野田さんは、「スタジオに行った途端、キーが変わるときいてオーマイガー!って感じでした。でも、僕、すごく優秀でしたよ(笑)異例中の異例で1曲15分で終わったんです!こんなことないってレコーディングのディレクターさんも言っていました!」とコメント。それに対し、兼崎さんが「えっ!俺、『カンタレラ』に2時間かかったよ!」発言し、会場は爆笑。

イベント後半は、本作のサブタイトルである「裏切りの毒薬」にちなみ、「裏切りゲーム」を行いました。
兼崎さん&渡辺さん、齊藤さん&小野田さんと2ペアに分かれ、それぞれのペアが約5人のお客さんが座っている1テーブルごとに1つの質問をなげかけ、該当者の数が少ない方が勝ちというルール。該当者が5人中1人、つまり1人の「裏切り者」を出せば勝ちです。
3回ゲームを行いましたが、結果は引き分け!結局、齊藤さんのアイディアで「あっち向いてホイ」で勝敗を決めることに。激闘(!?)の末、勝ったのは齊藤&小野田ペア!負けてしまった兼崎&渡辺ペアには、罰ゲームとして、“毒薬”カンタレラジュースを飲むことに。
齊藤さんは頼まれてもいないのにカンタレラジュースの毒味をし、これでは生ぬるいとなんと兼崎さんのカンタレラジュースに大量の砂糖を投入!炭酸飲料のカンタレラジュースは急に泡立ち始め、会場は大慌て。
結局、兼崎さんが一気飲みし、続いて渡辺さんも飲み干しました。
兼崎さんが「シャンパンのお味はいかがですか?」と渡辺さんに質問し、「最高」と答え優雅な会話をした直後に、「へぶしっ!」と大きな音。なんとそれは小野田さんの大きなくしゃみの音で、「なんでそこでくしゃみするんだよ!!」とキャスト全員から総ツッコミが入り、会場では大爆笑が起こりました。

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本作では、チェーザレをはじめ、国の有力者たちが、最高権力者である法王の座を狙って陰謀を仕掛けていくストーリー。それにちなみ、「王様ゲーム」ならぬ「法王ゲーム」を行いました!
最初に「法王」となったのは、兼崎さん。他3人に下した命令は「30秒間法王を褒めること」。「スタート!」という司会者の合図とともに全員が兼崎さんに群がり、口ぐちにほめちぎる、ほめちぎる!なぜか齊藤さんは褒めつつ、兼崎さんの服を脱がし始め、だんだんとうんざりした表情になる兼崎さん(笑)
30秒後、司会者に感想を求められた兼崎さんは「いやー、すごいよ…。何言っているかわからない!ちゃんと褒めて!」とコメントし、会場の笑いを誘いました。
その後も2回目、3回目と法王を決めましたが、なぜか法王は兼崎さんに。あまりの当たりっぷりに「俺が法王だ!!」と豪語する兼崎さんでした(笑)

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2回目のトークイベントにはサヴォナローラ役の郷本直也さんも登場!今作の悪役らしく、法王ゲームでは無理やり「チャンスカード(何でも命令できるカード)」をもぎ取り、齋藤さん・渡辺さんに「自分の演じるキャラクターになりきってカンタレラをPRすること」と無茶ぶり。優雅にジョヴァンニを演じる渡辺さんの隣で、まだ稽古に参加していない齋藤さんは大苦戦。しかし、持ち前の役者根性で、無事にフェルナンド3世を演じきりました。
さらに盛り上がりを見せるカフェイベントは、2回とも大盛況のうちにエンディングへ。
最後に主演の兼崎さんより「今、素晴らしい役者たちと一緒に、毎日集中して、切磋琢磨しています。『カンタレラ2012~裏切りの毒薬~』では役者としてのできる限りのパフォーマンスをします。新しくなった『カンタレラ』へ是非お越し下さい。」とコメントし、イベントを締めくくりました。

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ニコニコミュージカル第8弾『カンタレラ2012~裏切りの毒薬~』
2012年3月7日(水)~3月13日(火)※全9ステージ

【会場】銀座 博品館劇場
【演出/振付】上島雪夫
【原案】カンタレラ(作詞/作曲:黒うさP)
【原案協力】サンドリヨン(作詞:orange、作曲:Dios/シグナルP)  
    パラジクロロベンゼン(作詞/作曲:オワタP)
【出演者】兼崎健太郎/郷本直也、齋藤ヤスカ、小野田龍之介/野田和佳子、彩夏涼/渡辺大輔 他

【ストーリー】
舞台はルネサンス後期(15世紀末)のローマ。悪名高き法王の一族・ボルジア家のチェーザレは、一族の誇りと愛する妹・ルクレツィアを守るため己の信念を貫こうとする。一方、人の心の闇を引き出そうとする悪魔の化身・サヴォナローラはチェーザレの周囲のあらゆる人々を唆して裏切りを誘う。絡みつく策略や愛憎の中、果たして チェーザレとルクレツィアの禁断愛の行方は?ボルジアの家伝の毒薬「カンタレラ」が2人の運命を狂わせていく。「信じること・心の強さ」を大テーマに、禁じられた兄妹愛・父子関係・コンプレックスの問題を描く物語。

【リアルチケット料金】6300円(税込)
【ネットチケット料金】プレミアム会員:500pt/一般会員:1500pt
(ネットチケットはニコニコポイントで購入。1pt=1円。)
【リアルチケットお問合せ】0570-00-3337サンライズ東京(前日10:00~19:00)
【主催】ドワンゴ
【公式HP】http://info.nicovideo.jp/nicomu/cantarella/

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