鬼才マーティン・マクドナーの最新作『イニシェリン島の精霊』 ブルーレイ+DVDセット 2023年5月12日(水)発売 /3月29日(水)デジタル配信開始

 

【STORY】

本土が内戦に揺れる1923 年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。全員が顔見知りのこの小さい島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできた友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、コルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(東京都港区)は、昨今の賞レースで快進撃を続け注目を受ける鬼才マーティン・マクドナーの最新作『イニシェリン島の精霊』を、2023年5月12日(金)にブルーレイ+DVDセットで発売いたします。また、3月29日(水)よりデジタル配信(購入)を開始いたします。※4月12日(水)デジタル配信開始(レンタル)

 

 

『スリー・ビルボード』で世界中を熱狂させた、鬼才マーティン・マクドナーが、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作!

アカデミー賞®含む賞レースを席巻した『スリー・ビルボード』(17)から5年。本年度の第80回ゴールデングローブ賞にて最多3冠を獲得し、第95回アカデミー賞®では主要8部門9ノミネートされたマーティン・マクドナー監督の最新作は、ある日突然、友情が崩壊した男たちを描いた震撼の悲喜劇。1923年、”死を予言する”という精霊が舞い降りるアイルランド西海岸沖のイニシェリン島を舞台に、友情が崩壊した男たちが行き着く先には予測不能な衝撃の結末が待ち受けていたー。人間の切なさや滑稽さ、人生の皮肉を鋭く洞察した一寸先も予測できないストーリー展開で、観る者を混乱の渦に引き込んでいきます。

 

 

第80回ゴールデングローブ賞で主演男優賞を再び受賞したコリン・ファレルと
名優、個性派俳優たちが魅せる極上のアンサンブルに目が離せない!

本作で2度目のゴールデングローブ賞主演男優賞となるコリン・ファレル(パードリック役)と、「ハリー・ポッター」シリーズ(01-11)や「パディントン2」(17)など数々の話題作に出演してきた名優、ブレンダン・グリーソン(コルム役)をはじめ、『エターナルズ』(21)などで異彩を放ってきたバリー・コーガン(ドミニク役)、『スリー・ビルボード』のケリー・コンドン(シボーン役)など、個性派俳優たちの極上のアンサンブルも大きな見どころです。

 

 

撮影の様子や貴重なインタビューを含めたメイキング映像や、未公開シーンも収録!

ブルーレイ+DVDセットやデジタル配信(購入)には、キャストの素顔や重要な役どころのロバや犬たちの撮影シーンなども収録。惜しくも本編に採用されなかった貴重な「未公開シーン」も含む、見ごたえのあるボーナス・コンテンツをお楽しみいただけます。鬼才マーティン・マクドナーが紡ぎ上げる心を震わす悲喜劇『イニシェリン島の精霊』を、ぜひブルーレイ+DVDセットやデジタル配信でお楽しみください!

 

 

●アイルランド内戦を男たちの喧嘩で風刺した時代背景

『イニシェリン島の精霊』はアイルランド内戦が巻き起こっていた1923 年を舞台としている。架空の島イニシェリンに被害は及んでいないが、海を挟んだアイルランド本島からの緊張感は伝わってきている。「大砲の号砲や銃声が聞こえる夜もあり、島の住民も内戦が起きていることが分かっています」とコリン・ファレルは言う。「ですが、この島はさびしい離島ゆえに内戦から隔離されているとも言えます」。だが、イニシェリンで起きていること、パードリックとコルムの仲違いと島の他の人たちとの関係のほころびは、本島で起きていることの鏡映しなのである。この2 人の男たちの亀裂とアイルランド内戦の両軍の亀裂には寓話のような側面があると監督のマーティン・マクドナーは言う。「この映画では、2 人の男たちの小競り合いが、向こうの大ゲンカと同時進行しているのです」。

 

●監督がセリフに秘めた独特な律動とは

映画のタイトルは、劇中でグリーソン役が作曲する曲のタイトルでもある。「物語が展開すると同時に、コルムの弾くフィドル(ヴァイオリン)を通して、この音楽が映画とより関連づけられていきます」ファレルは言う。歌心を生んだ装置はコルムのフィドルだけではない。マクドナーのセリフにも独特な、内に秘めた律動がある。「別の解釈を加えたくなるセリフです」とグリーソンは言う。「でも、このセリフには素晴らしい対話の核心に導く音の流れがあります。マーティンは描きたい画をはっきりと分かっています。その台本は実に奥深く、絶妙に構成されています」。警官役のゲイリー・ライドンもマクドナーの脚本を音楽的に言い表す。「監督の台本では、言葉のリズムに飛び乗ることが重要です」。

 

 

●重要な役割を果たす動物たちの演技にも注目

劇中でパードリックは、彼のジェニーという名のミニロバ、小さなポニー、牛2頭、そして仔牛との生活に全てを注いでいる。マクドナーは言う。「ジェニーっていうとっても可愛い小さなロバが出てくるんだ。彼女はパードリックの親友なんだよ。私たちはこの役にぴったりなミニロバを見つけた。しかも実際にジェニーという名前で、ペットとして飼われていたんだ。このミニロバは家の中に入ってきて、彼らは一緒に散歩に出かける。パードリックとジェニーの関係性は、非常に和やかなんだ」。コルム役のブレンダン・グリーソンによれば、「パードリックは動物が好きで、その純粋性に惹かれるんだ。彼とそのミニロバは特別な関係で結ばれている。人に何を言われたって彼は気にしないし、変だと言われてもミニロバを家の中で飼い続けようとするんだ」。

 

【STAFF】
監督/脚本:マーティン・マクドナー
製作:グレアム・ブロードベント、ピート・チャーニン、
マーティン・マクドナー
撮影監督:ベン・デイヴィス
プロダクション・デザイナー:マーク・ティルデスリー
衣装デザイナー:イマー・ニー・ヴァルドウニグ
音楽:カーター・バーウェル
編集:ミッケル・E.G.ニールセン
キャスティング:ルイーズ・キーリィ

 

【CAST】
パードリック・スーラウォーン:コリン・ファレル
コルム・ドハティ:ブレンダン・グリーソン:
シボーン・スーラウォーン:ケリー・コンドン
ドミニク・キアニー:バリー・コーガン

 

<クレジット>
『イニシェリン島の精霊』
3月29日(水)デジタル配信開始(購入)
4月12日(水)デジタル配信開始(レンタル)
5月12日(金)ブルーレイ+DVDセット発売
© 2023 20th Century Studios.
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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