『禅 グローグーとマックロクロスケ』 SW&ジブリからサプライズ作品が本日配信 【編集長のレビューも併せて】

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

 

11月11日(金)午前0時、スタジオジブリ公式Twitterに突然ルーカスフィルムとスタジオジブリのロゴが投稿された―。それは、瞬くまに世界中で話題騒然となり、様々な憶測を巻き起こしている―全世界に社会現象を巻き起こし続け来た空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。名匠ジョージ・ルーカスが生み出した『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の、その後の世界を舞台にした『マンダロリアン』シリーズ(2019年11月12日にディズニー公式動画配信サービスDisney+で配信開始された。)に登場した“ザ・チャイルド”ことグローグー。強いフォースの力を秘めたミステリアスな背景を持ちながら、そのちいさくて可愛らしい姿は全世界を魅了し、「スター・ウォーズ」シリーズの様々なキャラクターの中でも、最も人気のあるキャラクターの一人となった。そのグローグーと、『となりのトロロ』のマックロクロスケが共演するショートアニメーションを、日本を代表するアニメーションスタジオ・スタジオジブリが制作した。スタジオジブリの宮崎駿監督と鈴木敏夫プロデューサーは、以前よりルーカスフィルム社長、キャスリーン・ケネディと親交があり、長年の友情の証としてアニメーション制作を快諾。監督に数々のスタジオジブリ作品をてがけてきた近藤勝也を指名。本日11月12日は『マンダロリアン シーズン1』が、アメリカで配信され、グローグーが初めて世界に登場した日。同日、同時刻に、日米スタジオの友情が実を結んだ、グローグーとマックロクロスケの初の共演作が配信開始される。

 

▼配信情報┃タイトル:『禅 グローグーとマックロクロスケ』┃配信表記:11月12日(土)よりディズニープラスにて独占配信┃クレジット:(C)2022 & TM Lucasfilm Ltd.(C)2022 Studio Ghibli.

 

 

【畑編集長の一言コメント】

 

このアニメは3分の超極ショートアニメなんだけどまず驚いたのが「ルーカスフィルム」と「スタジオジブリ」のスタジオロゴマークが出た時点でかなりシークバーが進んでるなぁと思ったら既に15秒経ってたこと。終わったらご丁寧にスタッフロールも入っててそこも大体15秒。併せて30秒、おおよそ16%が何もないに等しい虚無のようなものでさ、なるほど『禅』とは考えたタイトルだなって思ったよ。

なわけあるか!

という冗談はさておいて、このアニメようは「金曜ロードショー」の映写機おじさん(宮崎駿さんはフライデーおじさんって言っているらしいけどそれだったらまるで雑誌の関係者か定期購読車になっちまう)みたいな接待作品みたいなもので、日テレがジブリ作品の独占放映をしている関係からオープニングのアニメを依頼したようなもんでしょって思ったのよ。

ジブリと元ピクサーのジョン・ラセターの仲が良いっていうのは有名な話だけど、ジブリってDVDやBlu-rayはウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社から出てたりするほど実はディズニーと密接な関係があったりする。だから今ルーカスフィルムがディズニー傘下に入っている今だからこその異色コラボレーションというわけ。

 

ただ宮崎駿さんのセンスを活かしてさ、『ハウルの動く城』みたいにスター・ウォーズをEP1~EP6までとりあえず見てもらって一番興味を持ったところをピックアップして宮崎駿テイストのアレンジと解釈を加えたのが見たかったよな。このアニメはただベイビーヨーダことグローグーが『となりのトトロ』のマックロクロスケと戯れているだけだからね。グローグーの持ち味も活きていない。グローグーって『マンダロリアン』で手当たり次第に掴んで食べるっていう恐ろしい奴なんだからマックロクロスケを食べるくらいのことはしてほしかった。

 

何?マックロクロスケはアイコン的なキャラだからそんな残酷なことはできないって?

馬鹿野郎、『となりのトトロ』ではメイが全身全霊でマックロクロスケを手で圧死させるという描写があったじゃねぇか。それが出来て食事ができないってどういう了見だ。食べて身となる(?)だけ有意義ってもんだ。

 

というのはさておき、まぁこれで喜んでいるのは20代後半より上の世代じゃないかね。

ジブリもそろそろディズニープラスでサブスク配信して欲しいっての。日テレが制作費を出したり長年の付き合いがあるから出来ないっていう事情は分かるけどさ、Netflixで日本だけ観られないようにしている割には自社で持っているHuluで公開しないんだたらディズニープラスでもいいから出してくれっての。「金を出している」という理由からか知らないけど折角のジブリブランドをそんな事情で衰退させるのはもったいないし、実に日本的なしょうもない頑固さだなぁと2分半ほど思っていましたとさ。

 

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