<「ウォッチメン」ジャーナルVo.1> アメコミとの初タッグで魅せるHBO(R)の新境地、視聴者の心を鷲掴みにする、その理由に迫る。

【以下プレスリリース文掲載】

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WATCHMEN JOURNAL Vol.1
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  アメコミとの初タッグで魅せるHBORの新境地、
視聴者の心を鷲掴みにする、その理由に迫る。

海外TVシリーズ「ウォッチメン」
6月3日(水)ブルーレイ&DVDリリース、デジタル先行配信中

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ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメントは、海外TVシリーズ「ウォッチメン」をデジタル先行配信中です。
また、6月3日(水)よりブルーレイ・DVDを発売、DVDレンタルを開始いたします。

6月3日(水)のリリースに向けて、本作をより深く楽しめるコラム情報【Watchmen Journal】 を計3回にわたりお届けいたします。
Vol.1では、海外ドラマライター幕田千宏さんに、HBO(R)製作ならではのクオリティや見逃せないポイントを解説いただきました。

 

数々の傑作ドラマを世に送り出してきたアメリカの有料ケーブルテレビ放送局HBO(R)が初めて手掛けるアメコミTVシリーズ「ウォッチメン」。
今や映画でもドラマでも一大ジャンルを形成するアメコミ作品だが、やはりハイクオリティ・ドラマの代名詞となっているHBO(R)のアメコミTVシリーズともなると一味違う。
グラフィックノベルの傑作と名高い原作を、HBO(R)らしい作家性の高いクールな作品に仕上げている。

本作の製作総指揮デイモン・リンデロフは単に原作をドラマ化するのではなく、続編的な位置付けで「ウォッチメン」の世界を再構築した。
「LOST」や「LEFTOVER/残された世界」など、謎とツイストの効いた作風が持ち味のリンデロフだけに、この新たな「ウォッチメン」もなかなか一筋縄ではいかない複雑さが面白さを生み出している。
もはや”HBOR作品あるある”状態になりつつあるが、この作品も原作や2009年の映画版の続編的な位置付けでありながら、予備的説明描写はほとんどされないまま物語が始まる。
原作や映画版を知らない人は突然「ウォッチメン」の世界に放り込まれる事になるが、そうした視聴者にツレない仕様がハンデにならない事は、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ウエストワールド」といった同局の作品が証明している。本作もまた、予備知識があればドラマの世界観に入りやすいが、予備知識がなくとも、むしろ知らないからこそ楽しめる仕掛けが施されている作品だ。

 

 

物語の舞台は2019年のオクラホマ州タルサ。
スマホやインターネットといったテクノロジーは存在せず、それでいて別のテクノロジーは現実世界よりも発展しているこのもうひとつのアメリカでは、なぜか時折空からイカが降ってきて、天気予報よろしくイカ予報が流れている。しかも大統領はロバート・レッドフォードだ。なんじゃそりゃ、と思っているうちに、この世界のスーパーヒーローは超人的な能力を持つわけではなく、警察に属しながら第7機兵隊という白人至上主義のテロ組織と激しい攻防を繰り広げているという事が分かる。

そこからはもう、過去と現在を行き来しながら次々と浮かんでくる謎めいたストーリーにどんどん魅せられていく。
なぜイカが降ってくるのか、大邸宅で二人の使用人と小芝居を繰り広げている人物は何者なのか、史実がどのように反映されているのかなどなど、思わず誰かと語り合いたくなる深堀り要素が巧みに散りばめられ、気がつけばドラマの世界観にのめり込んでしまうこの没入感も「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ウエストワールド」に通じる面白さだ。

原作が当時の社会情勢を取り入れていたように、ドラマで描かれる警察とテロ組織の攻防にはトランプ政権下で分断化が進む現在のアメリカの世相が反映され、別世界でありながら社会派要素もある現代的なテーマが本作をより骨太なものにしている。
この作品の世界観にさらなるリアリティをもたらしているのが、実力派揃いの俳優陣だ。
主人公のシスター・ナイトことアンジェラを演じるレジーナ・キング、大邸宅で奇行を繰り広げる謎の人物を演じるジェレミー・アイアンズ。そして、アンジェラの前に現れる老人を演じるルイス・コゼットJr.という3人のオスカー俳優が揃い踏みし、彼らを筆頭にひとクセあるキャラクターを確かな説得力をもって演じる実力派俳優たちの豪華共演はそれだけでも見応え抜群だ。
とりわけ、主人公のタフネスさを体現すると同時に微妙な心の動きも繊細に演じ、本作の世界観をしっかりと支えるレジーナ・キングの強烈な存在感、あまりにナチュラルに奇人ぶりを発揮するジェレミー・アイアンズには釘付けになることだろう。

文/幕田千宏

 

 

「ウォッチメン」
デジタルセル/レンタル先行配信中!(字幕/吹替)R-15
本作には、一部に 15 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。
2020 年 6 月 3 日(水)ブルーレイ・DVD 発売、DVD レンタル開始(字幕/吹替)R-18
■ウォッチメン 無修正版 ブルーレイ コンプリート・ボックス (3 枚組) ¥13,000 (税込)
■ウォッチメン 無修正版 DVD コンプリート・ボックス (3 枚組) ¥11,000 (税込)
■DVD レンタル Vol.1~Vol.5 (各 2 話収録/全 9 話/各話約 55 分) ※Vol.5 は 1 話のみ収録
※ブルーレイ・DVD(セル・レンタル)は本国放送の映像(無修正版)を収録しています。
【R-18】本作には、一部に 18 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。
【公式サイト】 https://warnerbros.co.jp/tv/watchmen/
【発売・販売元】 ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
WATCHMEN and all related characters and elements are trademarks of and © DC. © 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. © 2020 Home Box Office, Inc

 

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