映画「セブンガールズ」全国のミニシアターに作品の寄付提供

<あらすじ>
アメリカ軍の支配下にあった終戦直後、 希望と尊厳を奪われたドン底の東京にわずかな命を生きた娼婦達がいた。
家族の命を奪ったアメリカ軍人を相手に体を 売る彼女達を人は蔑み、パンパンガールと呼ぶ。
とっくに捨てた幸せ、あるはずのない愛、取り巻く男達の野心に翻弄されながらも、 手を取り懸命に生きようとした彼女達の歌、「セブンガールズ」が、瓦礫の街に今日も聞こえる。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

新型コロナウイルスの蔓延に伴う大幅な動員減少に続き、緊急事態宣言による多くの映画館の休館の報道に心を傷めております。
ミニシアターがあったからこそ上映出来た映画「セブンガールズ(監督・脚本:デビッド・宮原/2018年公開)、 5 月~ 9 月に上映していただける全国のミニシアター様に興行収入の全額を上映館様に寄付致します
無料上映、割引上映なども含めてご自由にご活用して頂きます。
事態の終息と共に、再び映画館に観客が集まる日を心より願っております。
映画 「セブンガールズ」 は当初 1 館 1 週間の上映予定から UPLINK 渋谷での計 4 週の延長上映をはじめ全国 10 箇所以上の上映を 1 年に渡って上映。
動員数 2500 名を越えた作品です。 わずかな動員数でありながら熱烈なファン、 リピーターを生み、 現在も TOHO シネマズ主催の復活上映希望サイト 「ドリパス」 にて 3 度ものランキング入り、 復活上映決定を果たしております。
現在の状況からオンラインでの無償上映や、 クラウドファンディング参加など様々に検討を重ねて、 やはり映画は映画館に足を運んで観るものであり、 いますぐの寄付よりも上映再開、 通常運営に戻った際に少しでも各映画館様の動員に繋がり、 少しでも多くの興行収入を手にしていただくことこそ大事なのではないかと考え、多くの新作上映延期報道もあり、 今回、 このような企画を考えました。
この作品は製作資金 0 円からクラウドファンディングで多くの方の支援をいただき製作されました。
元手のかかっていない作品でもあり、 作品テーマが 「皆で助け合って生きていく」 という作品ということもあります。 ご遠慮なく映画館様には上映していただきたいです。
 また DVD 他ソフト化も、 配信を含めた放送もしておりません。
映画館でのみの上映作品となっております。
セブンガールズ映画化実行委員会 実行委員長 兼 出演 小野寺隆一 コメント>
 
この映画は、 20 年間小劇場で公演を続けてきた劇団を応援し続けてくださったファンの皆様によるクラウドファンディングでの支援から始まりました。 
クラウドファンディング達成後も、 やれるすべてのことを自分たちでやる姿勢をみて、多くの現場スタッフに支えられて信じられないような低予算での撮影を完了できました。
その後の上映も、 自分たちの作品を映画化したいという思いに共感してくださったからこそ、 この規模ではありえない動員数になったと思っています。 
そして現在も多くの復活上映を望む声が集まっております。この映画のテーマは 「皆で支え合って生きていく」 ことです。
日本の映画、 音楽、 演劇などエンターテイメント文化までもがウイルスに感染しているような状況の中、 
映画 「セブンガールズ」 という作品を世の中に送り出していただいたミニシアターという文化に少しだけでも恩返しをさせていただけたらと心より思っております。 
また上映していただけるのであれば可能な限り舞台挨拶などご協力させてください。 
映画の灯火を守り続けてくださるミニシアター様に感謝を込めて。

セブンガールズ映画化実行委員会 実行委員長 兼 出演 小野寺隆一

<本件に関するお問い合わせ先>

実行委員長 小野寺隆一

TEL:090-6709-0331 MAIL:akkanbe20@gmail.com

 

脚本 / 監督 デビッド・宮原 
漫画「かぶく者」原作、ドラマ「泣きめし今日子」脚本監督劇団前方公演墳主催(作家 / 演出家)
音楽 吉田トオル
映画「ゆるせない、逢いたい」音楽、他、多くの作曲活動
アンダーグラフ、加藤和樹、他、多くのバンドサポート
美術監督 杉本 亮
映画「悪人」「許されざる者」美術担当にて、
第 34 回、第 37 回日本アカデミー賞優秀美術賞受賞
 
出演 劇団前方公演墳キャスト
 
2018 年 /Blu-ray/ アメリカンビスタ /STEREO/144 分
© セブンガールズ映画化実行委員会 / 劇団前方公演墳

コメント

タイトルとURLをコピーしました