辻千恵 2作品同時 主演作公開!「たまつきの夢」 劇中ビジュアル解禁&キャスト監督コメント到着

 

ストーリー

軍需産業で財をなした熊野(山口大地)に女中として囲われて生きているきし乃(辻千恵)は北京での弟の戦死を知り心中を図ろうとしていたところビリヤード場店主の浅次郎(金井浩人)に命を救われる。打ち解けた二人は束の間の自由を楽しむが、やがてきし乃を巡って浅次郎、熊野のビリヤード対決が始まる。

 

【以下プレスリリース文掲載】

12月3日(火)より公開となるMOOSIC LAB 2019 Hプログラム上映の短編映画『たまつきの夢』の劇中ビジュアルとキャスト監督コメントが到着しました。同プログラム長編『男の優しさは全部下心なんですって』主演の辻千恵が同時上映の短編でも主演を務める。舞台は昭和初期のビリヤード場。

映画初主演の映画がMOOSIC LAB史上初2作品同時上映となる辻が長編とはまた一味違った魅力を短編でも魅せる。監督は『かぞくあわせ 』『誰もいない部屋』など本年続々と劇場公開している実力派、田口敬太。共演は『嵐電』での存在感が注目された金井浩人をはじめ、山口大地、佐藤睦、木原勝利が脇を固める。ファーストアルバム以来の新録となる寺尾紗穂、入江陽のコラボによる主題歌『ねえ、彗星』にも期待が高まる。

●辻千恵

若さゆえの葛藤、すこし突拍子もない言動、ストレートな愛。いや、表しきれない気持ちを1939年の時代を生きたきし乃からたくさん受け取りました。演じ終えたいま、あなたがとても愛おしいです。あなたのことをこの2019年に連れてきたくて、たくさん考えました。そして、わかったのです。昔も今も人の根底にあるものは変わらないのだと。私はそのことを伝えたくなって、無理やりあなたになろうとした瞬間がありました。それをきちんと見抜いてくださった田口監督の演出もとても印象に残っていると共に、プロフェッショナルな

現場でお芝居ができた事、下仁田の町のみなさまのあたたかさに包まれた時間も映像に映っていると思います。短編映画ですが、観た方には長い旅をしてほしいです。

 

●金井浩人

この度、浅次郎という役を演ります、金井浩人です。

戦争という非人道的な世の中で人が想い合いそのために奔走する、今の自分達と変わらないとても単純明快で人間らしい営みを描けるのではないかと思います。

またその中で寺尾紗穂さんの「ねえ、彗星」という楽曲とどのように化学反応が起こり、なにが生まれ出すのか、楽しみです。

●山口大地

MOOSIC LAB 2019 「たまつきの夢」に出演させていただくことになりました。熊野久仁彦役の山口大地と申します。

作品の時代背景は戦後、今の僕らには計り難い、物事への価値観や人と人の関係性、生きる事への活力を持つ時代です。世の中がこれだけ便利になっても人の本質は変わりません。令和という時代に、この作品の持つ儚くも美しい人の憂いを表現出来ればと思います。

 

●佐藤睦

 

企画を聞いたときに、沢山の人の想いを感じて素敵な企てだなぁと感じました。

春代はどんな春代になるのか、楽しみです。

自分が生まれる前の時代をちゃんと生きる、責任感のある大人でいる事を心がけます。

●木原勝利

田口監督は、亀山について、一番僕らに近い感覚を持っている登場人物だと思うと話しました。それは演じる上で重要な手がかりだと感じました。戦時中であっても、流行りはあるし娯楽も誘惑だってあります。勿論、今と種類や内容は違うでしょうが。舞台は下仁田町に戦前から残るビリヤード場。ここに来れば、当時を生きた人々がどんな風景を見て、誰と触れ合って、何を感じどう思ったのか、なんてことを少しでも想像して感じてもらえる場所にしたいです。

●田口敬太(監督)

身近でない時代、人、場所を舞台に映画を撮りました。この映画を通してこれまで知らなかった世界に次第に近づいていき、完成した今、自分にとって大切な宝物がたくさん増えました。この映画で描きたい事は戦争の悲惨さや過去の出来事ではなく、今を生きる私たちと同じように、誰かを愛したり、傷ついたり、それでも生きていこうと必死になっている人間たちの呼吸です。

 

脚本・監督・編集:田口敬太 / 企画:直井卓俊 / 撮影:根岸憲一 / 録音:古茂田耕吉 / 美術:山下修侍 / ヘアメイク:田村友香里 / 制作:酒瀬川純一 / 整音:戸根広太郎 /

主題歌『ねえ、彗星』作詞・作曲:寺尾紗穂 / 編曲・演奏:入江陽

(2019/カラー/スタンダード/30min)

11.23(火)〜12.23(月) 新宿K’sシネマ、アップリンク吉祥寺にて開催のMOOSIC LAB 2019 Hプログラム内で上映(合計5回)

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