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【連載コラム】畑史進の「わしは人生最後に何をみる?」 第1回ジャニーズ事務所に忖度の働いた幻のゲームコラム

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どうもエンタジャム現編集長の畑史進(ジャンクハンター吉田の脳内では「ちゃむうぇい☆茶稲」だけど、あくまで吉田さんの頭の中に住んでいる妖精さんの名前らしいのと、国際的にマズイので忘れてください)です。

まぁここ最近このサイトの更新やらなんやらで忙しい身ではありますが、定期的に何かしらコラムを書いていこうかと思います。

昨年の春先までサンケイスポーツの電子版で毎週のコラムをやっていたんだけど、正直自分の中の評価は「ありゃ失敗だった!」と今でも思ってるのよ。
何が失敗かって、一番はタイトルだね。「あぁ素晴らしきかなTVゲーム」って名前だったんだけど、これじゃテレビゲームの話しかできないじゃないか!って20回くらいの頃に「万が一ネタ切れになったらどうすんだろう」と思い始めたわけ。

案の定50回過ぎた辺りからネタ作りに苦労し始めてね、タイトルと中身が全く違うという某有名漫画みたいなこともしたくないなぁ・・・と思い、毎週歯を食いしばってなんとかゲームネタを捻り出す地獄のような時期でしたよ・・・。

最終的に110回以上連載することができましたが、タイトルのせいでなんちゅう縛りプレイを課していたのか。本当にアホだったなぁと思いましたよ。

現在サイト自体がお休み中で、復活したら連載も復活させますし、その際はまたタイトル通りに地獄のTVゲームネタ縛りをしていきますがね!

ただ、ここではタイトルに映画もゲームもアニメもスター・ウォーズも冠しておりませんので自由気ままに連載しようかと思います(商業でもないしね!)。

さて、そんな今回はかつてのコラムで「ジャニーズ事務所」への忖度が働いて、お取り潰しになった物を紹介しようかなと。

先に書いておくと、僕自身テレビゲームに対しての報道の姿勢に疑問があって書いただけなんだけど、文中ではかなり茶化しているんで、先方はそうは感じてもらえなかったというだけで、そんなに恨み節には思っていない。ただ、昨今のジャニーズ事務所の忖度ってなんだろうね?という疑問と、こんな物にケチが付いたのかよという認識でお願いしますね。

第108回 ゲーマーから見た山口メンバー事件

「真実は多面的なものだ(出典:『スター・ウォーズ エピソードⅥ ジェダイの帰還』ブルーレイ版)」
それまで主人公ルークは父の友人であるオビ=ワンから、「父親のアナキンは、ダース・ベイダーに殺された」と知らされ、それを真実だと思っていた。ところが実際にベイダーに会うと、彼こそが本当の父親という真実を目の当たりにして大きなショックを受ける。

それから間もなく、追い打ちをかけるように、フォースの師と仰いでいたジェダイ・マスター、ヨーダの死に立ち会い、ルークのメンタルはボロボロに。そこへオビ=ワンが再び霊体として姿を表す。
このセリフは、なぜ嘘吹き込んだのかと問い詰めるメンタルゼロのルークに向けた思慮深い一言だ。
これを、小学1年の時に目の当たりにした僕は、以後ずいぶんと物事を捻くれて見るようになってしまった。これを成長というか、それとも人間として腐ったかは分からない。


■山口メンバーの“事件”を他の方角から見ると変なことがあるぞ

さて、たまには世俗的な話でもしましょうかね。
最近世間を賑わせた「山口メンバー事件」。アルコール依存症の山口達也氏が酔っ払った勢いで女子高生に手を出しちゃった。
しかも、知り合ったきっかけは、NHKの「Rの法則」という番組で、その時に連絡先を交換したそうな。
事件発覚後、山口氏は所属するチームTOKIO、ならびにジャニーズ事務所を退所。この際、“辞表”を提出していたことがTOKIOメンバーの記者会見で明らかになり、メンバーの一人が物凄い勢いで山口氏のことを「アルコール依存症」だのなんだのと、メタクソに言い切り、ファン以外にも多くの人の感心を引いた。
個人的に一番度肝を抜いたのが、当のNHKも率先して「山口メンバー」って間抜けな呼称を使って、この一連の馬鹿騒ぎを報道し、まるで第三者であるかのようにお祭り騒ぎに加担したことだ。
いやいや、おたくの番組が事件の発端になって、一説には番組スタッフが連絡先を交換させたなんて言われているのに、どういう神経をしているんだ? “見方を変えれば”NHKも被害側かもしれないけど、なんかえげつないわ・・・。
もうこうなったら御意見番として、トットちゃんでも召喚したら最高なんだけど、それはやり過ぎか。

まぁ、ぶっちゃけ当事者以外どうでもいい事なんだけど、一ゲーマーの目先からすると、腑に落ちない点があったんで、今回はそこに突っ込みますわ。


■ いつもの流れなら酒造業界をぶっ叩くんじゃないんですかぁ?

山口氏は最近、アルコール依存症の治療で入院していたにもかかわらず、退院したその日に飲酒していたそう。コロコロコミックの人気漫画並みのギャグを自分の人生かけてやるんだから凄いよね。

まぁ、一連の報道をざっとYahooニュースや出先のTVで見ていただけなんで、情報が欠落しているところがあるのかもしれない。ここで僕が疑問に思ったのは、誰一人事件の真の引き金である「お酒」について言及していないところ。

お前は何を言っているんだ?と思われるかもしれないが、僕はいたって普通の事を言っていると思う。

ここで仮に、山口氏の嗜好がお酒ではないとして、我々と同じように普段からゲームをしていたとする。その中でも取り分け口にし難い「18禁エロゲー」をプレイしていたり、アニメ鑑賞を趣味にしていて、女子高生という共通点でムラッとした際の犯行だとしたらどうなっていたか。
断言するよ。十中八九、山口メンバーが叩かれる率は下がり、逆に有識者という出稼ぎ魔が「不健全な作品によって山口さんは人格を歪められた」とかなんとか言ってゲームやアニメ、漫画は袋叩きにされますよ。間違いないね。

だって今までそうだったじゃん。「あなたの周りに〇〇◯がいるかも?」という見出しにVHSの山を写した写真を載せた週刊誌。秋葉原のホコ天にトラックが突っ込んだ時には “2ちゃんねる”の書き込みから、犯人の趣味まで調べ上げた挙げ句、関係ない周辺人物まで取材。
その度に有識者たちが、コンテンツが不健全だとかなんとか、それっぽいことをのたまい、これに対してコメンテーターやMCが煽るようなコメントを残して視聴者の印象操作をして、オタク達をじゅうたん爆撃してきたじゃないですか。

TVゲームに限って言うと、何の変哲もないただの大学のおっさんが、専門外の分野に口を出して、「ゲーム脳」なんて病気を新しく定義すると、今度はPTAからヤンヤヤンヤと拍手喝采。テトリスを軍隊の訓練の一環だとかなんとかデタラメ言って、日本のゲーム産業にダメージをあたえた。

日本に拠点を置く会社の産物が海外で一定の売上を上げて経済に貢献しているのに、大して稼ぎのないエセ科学者が根拠のないこと言って、ダメージを与えるのは国賊行為だろ!社会的に抹殺するか、国外退去させて当然でしょう。

以上、過去の習わしに従って、いちゲーマーの目線からこう主張させてもらう。

今回の事件は「お酒」によって山口達也氏の人格が歪められて、精神異常をきたして犯行に及んだわけです。
彼の罪を問い詰める前にまずは、多量のアルコールを含んだ飲料物を製造、販売している酒造メーカーが悪いのは明白な事実であり、今回の事件から製造、販売の責任を問うべきである。
加えて、真の解決の為にも、当時飲んでいた飲み物を特定して販売中止に追い詰めるべきだ!
その上、飲んだらハイになる、麻薬まがいの演出を施したCMを打ち続け、アルコールがもたらす危険を周知徹底させようという企業姿勢や、酒造業界の姿勢が見えない。
この他にも酔っ払いは駅のホームにゲロを吐いたり、山口氏と同様の犯罪が全国的に展開されたりと、お酒そのものが社会の風紀を乱していると言っても過言ではない。
彼らは社会に害をもたらす存在であるので、社会の健全化のためにメスをいれるべきだ!

お酒は悪い!依存症を引き起こす!お酒は駄目!ダメゼッタイ!(手をたたき、プラカードを掲げ、何かのリズムにノリながら)

・・・頭おかしいと思うでしょう?
自分たちが普段から飲んでいるものが引き金になったらこれですよ。呑気なものです。
今まで散々オタクたちは「ここまでやるか?」っていうくらい迫害を受けているのに、なんでこういった時に声を上げないんだろうね。
ここで、見てくれの悪いオタクが声を上げると品性が下がると思う人もいるんだろうけど、グッと我慢しすぎるのも良くない。一度くらい声を上げて酒造メーカーをぶっ叩いても良いと思いますよ?

なんでこんなトチ狂ったことを話しているのかと言うと、最近WHO(世界保健機関)も遂に、ゲーム依存症を正式に病気として定義した。このことから今回の話をしているわけなんだけど、ゲームも中毒性があるのは知っているし、病気みたいな定義があってもおかしくないと思っている。
特に依存症の傾向が強いのは、スマートフォンによく見られる課金ガチャゲーム類だろう。みんなが欲しい物の排出率を徹底的に低くする一方、アプリ内の広告欄にさもたくさん出るかのような表記を行って射幸心を煽り、徹底的に金をむしり取って、借金を背負うどうしようもないユーザーを誕生させた。
ガチャでなくても、人間的な生活を削ってまで、ゲームの世界から帰らないプレイヤーも居るからこういった事態になったのだ。

酒もゲームも何も同じで、程々にしなさいよ。出来ないなら自分にムチを打てという事だ。

人間誰しも夢中になれる物があるのは良いことだが、現実世界を削ってまでやるべきことは今のバーチャルには殆ど無いはずだ。
リアルとバーチャル、2つの世界が当たり前のように存在する現在、自分の人生においてどちらが大切かは人それぞれだとは思うが、真っ当な人間として生きるには2つの世界のバランスを保つのは、これからの社会で必要なスキルだろう。
僕はここ最近の事件を見ていて、報道、自分の立場、お酒の摂取これらのバランスが滅茶苦茶になっているのではないかと感じている。

自分の世界(フォース)にバランスをもたらさんことを・・・。


とまぁこんな物にケチが付いてしまって、泣く泣く予め用意した差し替えの原稿で108回はしのいだわけですが、次回からは普通通り新しいネタを提供しようかと考えておりますので、お楽しみに。

登録すると試写会チケット 情報がやたら貰えるかも!

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