文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」を舞台に繰り広げられるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」(通称したコメ)。今年も2016年9月16日(金)~19日(月・祝)に「第9回したまちコメディ映画祭in台東」が開催される。
9月18日には、マンガ家で吹替愛好家として有名なとり・みきのイベント「とり・みきの吹替え“凄ワザ”講義」第2弾が実施される。
イベントでは、ヒトラー暗殺の為に組織された国際スパイチームの活躍を描いたオーストラリア発スパイコメディドラマ『危険戦隊デンジャー5 ~我らの敵は総統閣下~』を上映。上映後はとり・みき氏と吹替えレジェンド羽佐間道夫、江原正士、堀内賢雄、千葉繁、甲斐田裕子、多田野曜平、森洋子が登壇し吹替えの魅力を語るトークパートが予定されている。
また、海外作品の日本語吹替が始まって60周年を迎えることを記念した特別企画も実施される。様々な有名推理小説や有名サスペンス映画でおなじみの主人公の名を摸した探偵たちが一つの難事件解決に挑む伝説のコメディ映画『名探偵登場』を吹替えで上映される。当日は、羽佐間道夫、とり・みきが登壇し、本作の魅力や、吹替えの歴史を語る予定。
「とり・みきの吹替え“凄ワザ”講義」
◆日時:9月18日(日)14:30開場 15:00開演(予定)
◆会場:東京国立博物館平成館
<上映作品>
『危険戦隊デンジャー5 ~我らの敵は総統閣下~』
<ゲスト>
羽佐間道夫 / 江原正士 / 堀内賢雄 / 千葉繁 / 甲斐田裕子 / 多田野曜平 / 森洋子 / とり・みき
【ストーリー】
第二次世界大戦下、あるミッションが動き出した。国際色豊かな5人のプロフェッショナルたちが集められ秘密組織が結成。その名は“デンジャー5”! 彼らに与えられた指令とは、ヒトラーを暗殺し、この大戦を終結させることだった。厳選されたメンバーは、米国出身のジャクソン、オーストラリア人のタッカー、グラマラスなロシア美女イルザ、英国の知性派美人クレア、そしてヨーロッパの馬の骨ことピエール。鷲の顔を持つ大佐の指令のもと、ナチスの悪魔の計画を阻止するため、呼ばれもしないのにヒトラーの誕生パーティにお邪魔、ヨセフ・メンゲレが支配する恐竜王国で大暴れ、そして幻の海底都市アトランティスでちょっと一服。果たして、彼らはヒトラーを暗殺できるのか?!
(C)2011 Dinosaur Pty Ltd, South Australian Film Corporation, Special Broadcasting Service Corporation, Adelaide Film Festival and ScreenAustralia.
吹替え60周年記念特別企画
◆日時: 9月18日(日)10:30開場 11:00開演(予定)
◆会場:東京国立博物館平成館
<上映作品>
『名探偵登場』
<ゲスト>
羽佐間道夫 / とり・みき
【ストーリー】
富豪のライオネル・トゥエインは、週末に5人の名探偵を自分の館に招待する。やって来た探偵たちは、ムッシュ・ペリエ、ワン、ディック、サム・ダイヤモンド、ジェシカ・マーブルズ。トゥエインは彼らに「本日12時に起こる殺人事件を解決できた者に100万ドルを進呈する」と告げ、その場を去る。奇妙な仕掛けが満載の館で探偵たちは右往左往しつつ、やがて殺人が起こるという12時を迎える。だが予告殺人は起こらなかった。安堵する探偵たちの前にトゥエインが現れるが、彼は背中を刺され既に死んでいた。議論の結果、5人の探偵には、いずれもトゥエインを殺す動機があることが判明する。
【声の出演】
小池朝雄、中村正、羽佐間道夫、滝口順平、内海賢二、千葉耕市、高橋和枝、藤波京子、花形恵子、千葉繁、幹本雄之ほか
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名探偵登場 [ トルーマン・カポーティ ] |
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