原由子さん5年ぶりの映画主題歌を書き下ろし!アニメーション映画『ももへの手紙』



サザンオールスターズの原 由子が、来年G.W.公開予定の長編アニメーション作品、『ももへの手紙』の主題歌を書き下ろし、歌唱することが決定した。原 由子が、映画主題歌を担当するのは、2007年公開の『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』の主題歌『大好き!ハッピーエンド』以来、約5年ぶりとなる。

『ももへの手紙』は、初監督作品の『人狼 JIN-ROH』がベルリン国際映画祭に出品されるなど国内外で高く評価されている“鬼才”沖浦啓之監督が7年もの歳月をかけて完成させた待望の新作。豊かな自然とやさしい人々が生きる、瀬戸内の小さな島で、主人公「もも」に訪れる不思議な日々を描いた、今、一番大切にしたい家族の愛の物語。制作のプロダクションI.Gは、クエンティン・タランティーノが『キル・ビル Vol.1』のアニメーションを依頼したのをはじめ、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟がI.G作品のファンであるなど、海外でも高い評価を得ているほか、さらに、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『AKIRA』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』など、日本が世界に誇るアニメーション作品を手がけてきた最高のスタッフが集結。まさに、世界屈指のクリエーターが最高級の品質、そして壮大なスケールの作品となる。

『ももへの手紙』の主題歌を担当する原 由子は、ボーカル、キーボードだけでなく、作詞・作曲も含め、この映画のために、新曲『ウルワシマホロバ~美しき場所~』を書き下ろし、その優しく透明感のある声と、温かみのあるメロディ、そしてアコースティック中心のアレンジが、どのように映画を盛り上げるのか非常に楽しみだ。タイトルにある「まほろば」とは、「美しい場所」「住みやすい場所」を意味する美しい古語。まさに麗しい、言葉、メロディ、そして歌声が最高級の品質の映画に一層の彩りを加えることとなる。
原 由子 コメント
小さい頃からアニメが大好きですので、「ももへの手紙」に音楽で参加させて頂けた事はとっても嬉しく光栄です。この映画への熱い想いを語って下さった監督にも感動しましたし、監督のお気持ちに寄り添えるよう心がけたつもりです。お父さんを想うももちゃんの気持ちに、私自身の大切な人、そして美しい故郷への想いをプラスして、心を込めて歌いました。とても素敵な映画ですので、どうぞお楽しみに。 原 由子
沖浦啓之監督コメント
今回、原さんに主題歌をお願いすることができ、大変嬉しく思っております。完成した曲は、とても前向きで明るく、そして優しさに満ちたものになっていました。その素敵な曲は、しっかりと映画のラストに根を張り、作品の世界を広げてくれています。これは凄いことだと思います。映画の公開はまだ少し先ですが、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
沖浦啓之
『ももへの手紙』 
2012年G.W. 丸の内ルーブル他 全国ロードショー
「お父さん、ほんとうはなんて書きたかったの?」
父が遺した書きかけの手紙。そこには、ただ、「ももへ」という一言があるだけだった。「何を伝えたかったんだろう」 心ない言葉をぶつけ、仲直りしないまま父を亡くしたももは、11歳の夏、その想いを抱えたまま、母と、瀬戸内の島に移り住む。そこで待っていたのは、おかしくも、不思議な出会いだった。 豊かな自然と、やさしい人々が生きる小さな島を舞台に、いま、いちばん大切にしたい、家族の愛の物語が生まれる。
原案・脚本・監督:沖浦啓之『人狼JIN-ROH』  
作画監督:安藤雅司『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』
作画
井上俊之『AKIRA』、井上鋭『猫の恩返し』、本田雄『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、
西尾鉄也『イノセンス』、青山浩行『サマーウォーズ』
美術監督:大野広司『魔女の宅急便』
制作:プロダクションI.G 助成:文化芸術振興費補助金
配給:角川映画 
(C)2012『ももへの手紙』製作委員会

コメント

タイトルとURLをコピーしました