個人ゲーム開発サークル「Honey*Serious」は、2026年7月27日、「社会問題の傍観」を描いたサスペンスノベルゲーム『零平和パシフィズム』の配信を開始した。

本作は、「フリーゲーム夢現」「PLiCy」「ノベルゲームコレクション」にて公開されており、ブラウザ上で全編無料プレイが可能となっている。
「社会問題の傍観」をテーマにしたサスペンスノベル
『零平和パシフィズム』は、「非行問題を消費する傍観者」を主題に、若者たちの葛藤を描くジュブナイル傍観サスペンスノベルゲーム。
3つのエピソードで構成されており、2022年から2024年の「令和」を生きる少女たちが、『街』の噂やSNSの空気に悩みながら、それぞれが望む未来を探していく姿が描かれる。
ゲームUIは動画投稿サイトやショート動画を参考に設計され、スマートフォンを縦持ちした際のプレイに適した画面構成を採用している。
現実の社会問題に向き合う作品
本作では、センシティブな時事問題を扱うことやプレイヤーへの影響を考慮し、通称・俗称や地名など具体性の高い固有名詞を『街』という表現へ置き換えている。
一部の出来事にはフィクションを交えながらも、「『街』に潜む危険性」や「傍観が生じさせる悪影響」に重点を置き、現実の問題に向き合う姿勢で制作された。
また、作中の描写は啓発を目的としており、犯罪・危険行為・差別などを肯定・助長する意図はないとしている。

3つのエピソードを収録
本作には、画風や雰囲気の異なる3つのエピソードを収録している。
第1章「カルペディエマー」
高校1年生のアカリを主人公に、『街』への複雑な感情と葛藤を描くエピソード。チャットアプリ風の演出を交えながら物語が展開する。
第2章「さながら悲劇の御嬢さん!」
VTuberオタクの少女・まつろと、ショッピングモールで出会った女性との交流を描くエピソード。滑らかに動く立ち絵を用いた演出が特徴となっている。
第3章「天使の盆帰り」
ファッションデザイナーを目指すほのかと、中学生のコハルちゃんを中心に描く物語。
立ち絵を使用せず、35枚以上のスチルで夏休みの風景や二人の交流を表現している。
「傍観者」の視点から描く物語
本作では、非行問題を扱いながらも、「非行当事者」や「警察」「支援者」ではなく、「元当事者」や「部外者」の視点を中心に描いている。
また、少女たちの視点を通じて、「『街』を傍観する者達」の姿や、SNS上の不謹慎な発言、サブカルチャーコンテンツ上での属性消費などが生み出す影響を描いている。
スタッフ情報
- 開発:Honey*Serious
商品情報
- タイトル:零平和パシフィズム
- ジャンル:ジュブナイル傍観サスペンスノベルゲーム
- 開発者:Honey*Serious
- 配信開始日:2026年7月27日
- 価格:無料
- 想定レーティング:R15+(フリーゲーム夢現では17歳以上推奨、PLiCy・ノベルゲームコレクションではR15)
- 対応ハード:
- Windows 64bit(ダウンロード版)
- HTML5対応ブラウザ(ブラウザ版)



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