ジョディ・フォスターが主演を務めるフランス映画初主演作『プライベート・ケース』が全国公開中。7月24日の公開以降、各地の劇場で満席の回が続出し、週末ミニシアターランキングで観客動員数第1位を獲得した。本作より、物語の鍵を握る催眠療法シーンの本編映像が解禁された。
『プライベート・ケース』が公開後好スタート、週末ミニシアターランキング第1位を獲得
カンヌ国際映画祭への正式出品をはじめ、世界各国の映画祭で高い評価を得た『プライベート・ケース』は、『告発のゆくえ』『羊たちの沈黙』で2度のアカデミー賞を受賞したジョディ・フォスターにとって念願のフランス映画初主演作。
7月24日に公開を迎え、ヒューマントラストシネマ有楽町をはじめ各地の劇場では満席の回が続出。興行通信社が発表した週末ミニシアターランキング(7月24日~7月26日調査)では、観客動員数第1位を獲得した。
SNSでは、
- 「ジョディ・フォスターの全編フランス語の演技が圧巻」
- 「理性と感情が行き来するジョディの演技に引き込まれた」
- 「いつのまにか自己分析へと迷いこんでいく、迷宮映画としての完成度が素晴らしい」
といった感想が寄せられている。
幻想的な催眠療法シーンの本編映像を公開
今回解禁された本編映像は、ジョディ・フォスター演じる精神分析医リリアンが、長年支えてきた患者・ポーラの死をきっかけに止まらない涙に悩み、退行催眠(催眠療法)を受ける約2分間のシーン。
精神分析の対極にある催眠療法に頼るほど精神的に追い詰められたリリアンは、元夫で眼科医のガブリエル(ダニエル・オートゥイユ)でも原因が判明しなかった症状を探るため、噂で聞いた催眠療法士のもとを訪れる。
催眠療法士の「ご自分のペースで…ゆっくりと下りて…」という誘導によって潜在意識へと入り込んだリリアンは、スリップ姿で暗闇に舞う雪の中、自身の過去世界へと潜っていく。
デヴィッド・リンチやフェデリコ・フェリーニへのオマージュを盛り込んだ演出
リリアンが記憶の階段を下り、扉を開けると現れたのはオーケストラピット。チェロを演奏していたのは亡くなった患者ポーラ(ヴィルジニー・エフィラ)であり、リリアン自身は男性演奏家として存在し、彼女と深く愛し合っていた。
さらに、ポーラの頬に触れた瞬間、現実世界ではポーラの夫であるシモン(マチュー・アマルリック)が指揮者として姿を現す。
夢とも現実ともつかない催眠世界では、リリアンが追う殺人疑惑の重要人物たちが次々と登場。亡くなった患者ポーラとの深い因縁を目の当たりにしたリリアンは、事件の裏に自身の涙が止まらない理由も隠されていることに気付く。
レベッカ・ズロトヴスキ監督は、「私の精神分析医はデヴィッド・リンチとフェリーニです」と公言しており、現実と悪夢が入り交じる映像表現で知られるデヴィッド・リンチや、「映像の魔術師」と称されるフェデリコ・フェリーニ作品へのオマージュが随所に盛り込まれている。
患者の心に踏み込んできた精神分析医が、自身の未知なる領域と向き合う極上の心理サスペンスとなっている。

スタッフ情報
監督:レベッカ・ズロトヴスキ
脚本:アンヌ・ベレスト、レベッカ・ズロトヴスキ
出演:ジョディ・フォスター、ダニエル・オートゥイユ、ヴィルジニー・エフィラ、マチュー・アマルリック、ヴァンサン・ラコスト、ルアナ・バイラミ、ノーム・モルゲンステルン
作品情報
タイトル:『プライベート・ケース』
公開:ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開中
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
製作年:2025年
製作国:フランス
上映時間:1時間47分
仕様:カラー/シネマスコープ
言語:フランス語・英語
原題:Vie privée
日本語字幕:星加久実
レーティング:PG12
公式サイト:http://cinema.starcat.co.jp/private-case/
ストーリー
パリで精神分析医として成功を収めているアメリカ人医師のリリアン(ジョディ・フォスター)は、長年診てきた患者ポーラ(ヴィルジニー・エフィラ)の突然の死を知らされる。診察を通してそんな兆候は一切なく、その死が単なる事故ではなく殺人ではないかと疑い、自ら真相を突き止めようと決意する。
一方で、状況に関係なく突然涙があふれ出る異変に悩まされるようになったリリアンは、眼科医の元夫ガブリエル(ダニエル・オートゥイユ)を訪ねる。涙の原因は判明しなかったものの、事件の捜査を手伝ってもらうことになり、元夫を相棒に大胆な捜査へ乗り出していく。
著作権表記
©LES FILMS VELVET -BUENOS HAIR -FRANCE 3 CINEMA



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