リチャード・リンクレイター監督最新作『ヌーヴェルヴァーグ』 『勝手にしやがれ』との比較写真が解禁

2026年ゴールデングローブ賞作品賞ノミネート作品『ヌーヴェルヴァーグ』より、本家『勝手にしやがれ』との比較場面写真が公開された。あわせて、日本全国の映画館関係者から寄せられた絶賛コメントも解禁されている。

『スクール・オブ・ロック』『6才のボクが、大人になるまで。』『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』から続く『ビフォア』シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督待望の最新作『ヌーヴェルヴァーグ』は、1959年にジャン=リュック・ゴダールが手掛けた長編デビュー作『勝手にしやがれ』誕生の舞台裏を描く青春映画。ヌーヴェルヴァーグ=“新しい波”と呼ばれた革新的な映画運動の中心にいた若者たちの姿を描いている。

『勝手にしやがれ』と『ヌーヴェルヴァーグ』の比較場面写真を公開

今回解禁された比較写真では、不朽の名作『勝手にしやがれ』の象徴的なシーンと、『ヌーヴェルヴァーグ』で再現されたシーンを見比べることができる。

ジャン=ポール・ベルモンド演じる自動車泥棒ミシェルと、ジーン・セバーグ演じるアメリカ人留学生パトリシアがパリのシャンゼリゼ通りを寄り添って歩く名シーンでは、『ヌーヴェルヴァーグ』でもパトリシアがアメリカの新聞「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン」のロゴ入り衣装を身にまといながら売り歩く姿を再現。

セバーグとベルモンドを演じたゾーイ・ドゥイッチとオーブリー・デュランは、『勝手にしやがれ』を何度も鑑賞し、歩幅やセリフを読む秒数まで頭に入れて撮影に挑んだという。

また、このシーンがどのように撮影されたのかを示すように、郵便配達用の三輪車の中にカメラマンのラウール・クタールを隠して二人を撮影するゴダールの姿も映し出されている。

そのほかにも、パトリシアがウィンドウに映る自分を見つめるカットや、咥えたばこで新聞を手に持つミシェル、フレンチファッションのアイコンとして知られるボーダー姿の二人、新聞を丸めてのぞき込むパトリシアなど、『勝手にしやがれ』を象徴する場面の数々を再現している。

『勝手にしやがれ』リバイバル上映も決定

本作の公開を記念して、『勝手にしやがれ』4Kレストア版の上映も決定した。

『勝手にしやがれ』4Kレストア版(配給:オンリー・ハーツ)は2026年7月24日(金)より順次公開予定。

さらに『気狂いピエロ』2Kレストア版も2026年7月31日(金)より公開される。

全国の映画館関係者から絶賛コメントが到着

中島ひろみ(シアターキノ/支配人)

「普通」という固い殻を壊すとき、自由の顔が現れる。何者にもなっていない今この瞬間を生きる1958年の夏。それはカメラに愛された瞬間の連続だった。まぶしいほどにゴダールはずっとゴダールだと実感。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『惑星ソラリス』

京都シネマ・スタッフ

リンクレイター監督ならではの軽やかさによって再現された『勝手にしやがれ』の舞台裏は、『勝手にしやがれ』の面白さや神格化された天才の遊び心を見事に感じさせてくれる作品でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『アメリ』

かわざかな(伏見ミリオン座/スタッフ)

名を馳せる前、まだ誰でもない若者たち。無鉄砲に、わがままに、それぞれの熱をもってぶつかり合う姿のまばゆさを浴びては、触発されずにいる方が難しい。彼らのように、創作活動という熱に浮かされてみたくなった。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『はちどり』

高橋周太郎(株式会社松竹マルチプレックスシアターズ/番組編成部)

モノクロ&スタンダードサイズで描かれる世界観に、当時の映画人たちの魅力が溢れており、映画の撮影シーンが進むほど、ゴダールたちと同じくワクワクしました。映画が大好きな人こそ魅力を感じる一本ですので、彼らが愛していた映画館でぜひご覧ください。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『トータル・リコール』

フォーラム仙台・マネージャーN

生意気で自信過剰、そして嫉妬むき出し、青春映画の主人公そのもののゴダールから目が離せない!映画史を塗り替えようとするその数週間を覗かせても貰えたような幸せな時間でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』

本杉愛理(Stranger/番組編成)

ヌーヴェルヴァーグ、ゴダール……その響きに憧れを抱き続けてきた私の個人的な映画との思い出さえも、リンクレイターは躍動する息吹と共に映画史の大きな波のなかへ招き入れ、今ここに新たな意味を与えてくれました。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『光りの墓』

シネリーブル神戸・劇場営業

「映画芸術とは」と聞かれても、誰かを納得させられる程の理論も持ち合わせずここまでやってきた。本作のあるシーンで、周りが絶賛する中カットを切ったゴダールが、「分からない」と言ったことに僕は深く安堵した。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『気狂いピエロ』

河本清順(シネマ尾道/支配人)

映画製作の現場に、こんなにも自由で楽しく、豊かな時代があったとは。「映画は自由だ」とあらためて教えてくれる、映画ファンの心を躍らせる素敵な作品でした。

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『ポンヌフの恋人』

ル・シネマキャトル・館主

“シネフィル”には堪らないシーンの連続!作品を観ている最中、あの時代の空気を一緒に吸ってるようで、ずっとニヤニヤしっぱなしでした!

【私にとってのヌーヴェルヴァーグ】
『幸福〜しあわせ〜』

トレーラー動画

スタッフ情報

監督:リチャード・リンクレイター

プロデューサー:ミシェル & ローラン・ペタン

脚本:ホリー・ジェント & ヴィンス・パルモ

出演:ギヨーム・マルベック、ゾーイ・ドゥイッチ、オーブリー・デュラン

協賛:Chanel

日本語字幕:井村 千瑞

配給:AMGエンタテインメント

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

商品情報

作品名:『ヌーヴェルヴァーグ』

原題:Nouvelle Vague

製作年:2025年

製作国:フランス

上映時間:106分

言語:仏語・英語

音声:5.1ch

画角:1:1.37

カラー:モノクロ

著作権表記

『勝手にしやがれ』コピーライト

© 1960 STUDIOCANAL – Société Nouvelle de Cinématographie – ALL RIGHTS RESER

『ヌーヴェルヴァーグ』コピーライト

© 2025 ARP – Detour Development LLC ©JeanLouisFernandez

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