『地獄でなぜ悪い』リリース記念 トークイベントレポート

鬼才・園子温監督の最新作にして初の痛快エンタテイメント映画『地獄でなぜ悪い』がついにリリース。リリースを記念し、3月16日(日)タワーレコード新宿にてトークイベントが開催された。
当日は世界的な評価を受けている園子温監督と、園監督の長年の盟友である田野辺尚人氏の、30年来の深いつきあいの中で、二人にしか話せないディープなトークに多くのファンが詰めかけ楽しんでいた。
作品中で登場する自主映画制作集団“ファックボンバーズ”は園監督と田野辺氏がモデルとなっており、園監督は「公園でブルース・リーの格好で、血糊の代わりに使ったトマトケチャップまみれなりながら撮影していたら、子供達に「バーカ!」と言われながら追いかけられた。これは今でもトラウマ。」と語った。

ベネチア映画祭などにも正式出品された本作だが、「ベネチアで賞を獲るよりも、トロント国際映画祭観客賞を受賞したことの方が価値があり嬉しかった」と振り返る園監督。さらに、園監督は本作で劇中音楽をほぼ全て担当していることに触れると「自主映画のつもりで制作したので、音楽にも携わった。そこにもこだわっているので是非聴いてほしい」とファンにPRをしていた。『地獄でなぜ悪い』Blu-ray・DVDはキングレコードより好評リリース中。









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