先週のバレンタイン・デーに６４３スクリーンでスタートした『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。この週末には先行したアジアの４地区の他、全米をはじめとした世界６４か国でも同時にスタートとなった。内、日本、アメリカをはじめ、３３か国で初登場一位を獲得、週末成績だけで全世界で１億ドルに迫るメガヒットを記録。シリーズ最高成績に向けて順調な滑り出しとなった。
日本の成績は１４日からの４日間で６億円を突破、土・日だけで４億円を越え、先行する『テッド』『レ・ミゼラブル』『脳男』『ストロベリー・ナイト』、さらに同週公開の『ゼロ・ダーク・サーティ』などの約２倍以上の成績を上げるブッちぎりの初登場第１位を獲得。ハイティーンからカップル、さらにはシリーズのファンまで幅広い観客を集めた。一般的に成績の落ちが激しいと言われるアクション映画だが、『ダイ・ハード』シリーズに限っては、ボヤきまくるジョン・マクレーンのキャラクターにユーモアとシンパシーを感じるという声も多く、ロングラン・ヒットが期待出来、今後の成績の推移がより注目される。
全米では３５５３館で日本と同じく２月１４日のスタートとなり、４日間で３３００万ドル以上を記録、ウィークエンド成績も２５００万ドルに達し、初登場１位を獲得。前作『ダイ・ハード４．０』に続くシリーズ２位のオープニング、また『２』『３』に続き３度目の初登場第１位となった。
公開日はバレンタイン・デー、さらに今週はプレジデント・デーがあり、観客が分散化しているとの見方もあり、シリーズ最高の最終成績を虎視眈々と狙う。アメリカ以外の全世界（インターナショナル）では６３のマーケットでスタートし、内３３か国で初登場１位を獲得。トップ５はイギリス、日本、ロシア、ドイツ、メキシコと地域的な偏りも見られない。この週末のインターナショナル成績は６１５０万ドルに達し、シリーズ最高のオープニングとなった。
特筆すべきはロシア、ウクライナ、そして中南米の各国で軒並み初登場第１位を獲得。最近のメガヒット作品と同じ傾向を示しており、過去最高のインターナショナル成績となった『３』の約１/３を既に叩き出すことに成功した。先行したアジア地区の成績もキープしており、さらに今後フランス、ブラジル、インド、中国、オーストラリアというビッグ・テリトリーが公開を控えていることから、記録更新は確実な状況である。
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』 大ヒット公開中！！
監督：ジョン・ムーア 出演：ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー ほか
配給： 20世紀フォックス映画
公式HP：http://www.foxmovies.jp/diehard-lastday/
(c) 2013Twentieth Century Fox
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