THQジャパン　PlayStation 3/Xbox 360『セインツロウザ・サード』メディア向け体験会を実施！

THQジャパンは2011年10月22日、11月17日に発売するPlayStation 3/Xbox 360『セインツロウザ・サード』のメディア向け体験会を東京都内で開催した。

体験会では『セインツロウザ・サード』日本語版のPS3版とXbox 360版の試遊機が用意され、ゲーム序盤から自由にプレイすることができた。また、体験プレイ中は来日していたVolutionのマーケティングマネージャーのエリック・バーカー氏自らゲームをレクチャーし、本作の見所をアピールしていた。

【セインツロウザ・サード：ストーリー】
スティールウォーターを手中におさめた数年後。ただのストリートギャングすぎなかった「サード・ストリート・セインツ」は今やブランドとしてのステータスを確立している。セインツ印のスニーカー、エナジードリンク、そして幹部ジョニー・ギャットの首振り人形までもが街中に売られているほどの勢いだ。

だが、スティールウォーターの王ともなれば、どうあっても出る杭は打たれる立場になる。今度は世界中に構成員を持つ伝説の闇組織「シンジケート」がセインツに莫大な額の上納金を要求してきたのだ。

セインツを束ねるリーダーは、当然のごとくその要求を拒否、シンジケートの本拠地「スティールポート」の街に殴りこみをかけた。かつて繁栄を誇った街はシンジケートに牛耳られ、犯罪まみれの都市に変貌している。セインツ達は敵を倒すためには手段を選ばない、戦車でスカイダイブを決めるもよし、衛星軌道上からミサイルの空爆を要請するもよし、バットを片手に敵の精鋭部隊と戦うのもオツなもの。

スティールポートはセインツ達の遊び場、地上はおろか空も海もセインツ達が現れればそこが戦場だ。ゲーム史上もっともブッ飛んだプレイとシナリオが貴方を待っている。敵地に乗り込んだセインツの運命を決めるのはお前自身、覚悟を決めてプレイにかかれ！

前作、前々作とプレイ済みだが、今作はまずゲーム冒頭の演出のぶっ飛び具合に驚かされる。セインツと敵対勢力にある組織の銀行を襲撃するシーンから始まるのだが、プレイヤーはフル装備の重火器を駆使し、行く手を阻む敵を撃ちまり目的地を目指すことになる。しかしただの銀行ではないので敵側も特殊部隊を展開し、さらにヘリまで持ち出してくる始末。セインツ側もヘリを使って金庫ごと強奪しようとするのだが、敵の攻撃が激しく、ヘリで吊られた金庫の上で銃撃戦を繰り広げるも、残念ながら敵に捕らえられてしまう。

主人公達を捕まえたのはシンジケートの全体を掌握している大ボスのフィリップ・ローレン。彼はセインツのリーダーである主人公と仲間の幹部たちを飛行機に乗せ、そこで生きていたかったらセインツ全ての資産をシンジケートに渡すよう迫る。当然のように取引きを拒否した主人公は一瞬の隙を突いて飛行機を脱出を試みる。パラシュートを使って飛行機から飛び出すくだりは、ムービーを見るわけではなく、プレイヤーが実際に操作し、しつこく追いかけてくるシンジケート達と高速で落下しながらの銃撃戦が展開される。さらに追撃してくる飛行機のコクピットの中を落下しながら突入し、中にいるフィリップを1発ぶん殴って通過するという超展開のシーンまで入り、そのぶっ飛び感とカッコよさに、グイグイ引き込まれる。

これを越えるとスティールポートの街での生活をエンジョイできるようになる。スティルポートの街は地上・海・空、すべての場所にプレイヤーが行くことがで
きる。敵組織の攻略方も様々で、下着一枚でスカイダイブ→パラシュートで炎上したクルマに着地→シンジケートのアジトに突撃！など、プレイヤーが思い描く
戦い方でゲームを進めていくことが可能。
今作でも広大なマップは健在で、メインストーリー以外にも様々なミッションが用意されている。今回の体験
でもいくつかのミッションをプレイしたが、中でも町中で大暴れして敵組織に損害を与えるというミッションでは、ただ暴れるだけではなく「戦車」を使って暴
れるという、バカなミッションが最高に面白かった。

今作では銃以外の攻撃方法も魅力的で、なかでも素手による攻撃が面白かった。ダッシュ中に、特定のボタンを押すことで様々なプロレス技を仕掛けることが可能になっている。プロレスファンでなくとも、この派手なアクロバティックなモーションは一見の価値があるので是非お試しあれ。

また、今作でもキャラクターメイキングは健在で、実に細かく設定できるようになっている。あまりに細かく設定できるので詳細は省くが、中でも気になったのは「アピール」の項目。これを調節すると男性キャラなら股間部分の大きさを変えることができ、女性キャラだとバストのサイズを変更出来るようになる。こういったところでもセインツロウらしさが光っている。

2時間ほどプレイしたところで体験会は終了。まだま序盤だったが、スティールポートをブラブラ探索しているだけであっという間に時間が経ってしまった。この手のオープンワールド系のゲームはバイオレンス色の強いものが多いが、セインツロウは持ち前のバカっぽさがそれを良い具合に薄めているので、暴力表現が苦手な人にもお勧めのタイトルなので、是非多くの人にプレイしてもらいたいと思う。

『セインツロウザ・サード』
プラットフォーム：PlayStation 3 / Xbox 360
発売日：2011年11月17日発売予定
価格：7,770円（税込）/ 7,400円（税抜）
レーティング：CERO Z
プレイ人数：1～2名（オンライン協力プレイ）
ジャンル：クライムアクション（3rdパーソンアクション）
開発：Volition
発売：THQジャパン株式会社

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