11月 4日(金)公開 映画『未来惑星ザルドス』予告篇解禁

 

【STORY】

2293年、人類は不老不死の社会を実現。特権階級の永遠人〈エターナルズ〉たちは、外界から隔絶された透明ドーム、〈ボルテックス〉の中で平和で優雅な毎日を過ごしていた。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立、それを神と崇める撲滅戦士〈エクスターミネーターズ〉たちを操り、荒廃した外界に棲む獣人〈ブルータルズ〉たちの搾取と殺戮を続けている。だがある日、撲滅戦士のリーダー、ゼッド(ショーン・コネリー)は、着陸したザルドスの口内に身を隠し、ドーム内に潜入した。ザルドス=神の忠実な下僕だったはずのゼッドの目的とは一体?

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

11 月 4 日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開となる、『殺しの分け前/ポイント・ブランク』や『脱出』の巨匠ジョン・ブアマン監督がショーン・コネリーを主演に作ってしまった 映画史上空前の大問題巨編『未来惑星ザルドス』ですが、この度、日本オリジナルの恐るべき新・予告篇が完成、解禁となります。

“銃は善なり、性器は悪なり”
巨⼤神のお告げは、いったい何を意味するのか?

『未来惑星ザルドス』は人類の未来を予見したとてつもない作品。1974年初公開時には誰もそのビジョンに追いつくことはできなかったが、ふたたびの出現を機に、我々は今度こそ気づくことはできるのだろうか。


 

1974 年の初公開時、『未来惑星ザルドス』には 2 つの予告篇が作られた。最初は【特報】と呼ばれる 1 分弱の短いヴァージョンで、制作したのはタイトル・デザイナーのパブロ・フェッロ(1935~2018)。『ブリット』(68)のオープニングや『真夜中のカーボーイ』(69)のグラフィック効果を手掛けた他、スタンリー・キューブリック監督の『博士の異常な愛情』(64)のタイトル・デザイン、『時計じかけのオレンジ』(71)の予告篇制作でも名高い。それまでブアマン作品と縁のなかったフェッロの起用は、ノンクレジットで友人ブアマンに協力したキューブリックのアドバイスと推察される。この【特報】は本編映像を使わず、原題ロゴにさまざまな特殊効果を施したアニメーションが中心で、作品内容はキーワードを使って暗示するにとどめている。次に作られた、本編映像をダイジェストした長いヴァーション=【予告篇】にフェッロは関与しなかったが、【特報】のアニメーションは流用されている。日本オリジナルの新・予告篇は、この 2 つ目の【予告篇】をベースに制作された。
新・予告篇の前半は、当時の【予告篇】とほぼ同じ流れだが、後半は新たな構成となっている。“ザールドース、ザールドース”という唸り声と共に原題ロゴのアニメーション映像が流れ、その後、浮遊する巨⼤神ザルドスが映し出される。「ザルドスは語り給う。汝ら選ばれし者に。銃は善なり」と巨⼤神は⾔い放ち、⼤量の銃がその⼝から吐き出される。歓喜する撲滅戦⼠たち。続けて「性器は悪なり」という衝撃のお告げと同時に、ゼッド(ショーン・コネリー)が振り向き、銃⼝を観客の⽅に向けて引鉄を引く。不⽼不死のユートピアに侵⼊したゼッドは、永遠⼈たちの尋問を受ける。鏡の間に落ち込んだゼッドは、無限反射する鏡像の中で発砲。テーマ曲の「ベートーヴェン交響曲 7 番・第 2 楽章」が流れる中、裸体に投射されたサイケデリックなイメージ、打ち砕かれた彫像が復元される逆転撮影など、トリック撮影の⾒せ場が連続し、「⼈類を絶滅させたい」〜「ここは監獄だ」〜「神を殺したいか」〜「死は⽣からの解放」といった作品のテーマに関わるセリフの数々がオーバーラップされていく。浮遊する巨⼤神が再び⼤きく映し出された後、永遠⼈コンスエラ(シャーロット・ランプリング)が指し⽰すイラストの男性器がくいっと勃起して 110 秒の新・予告篇は締めくくられる。「性器は悪なり」というザルドスのお告げと合わせ、これらがいったい何を意味するのか、本篇を⾒て確認いただきたい。

 

 

<作品概要>
出演:ショーン・コネリー、シャーロット・ランプリング、セーラ・ケステルマン、ジョン・アルダートン、サリー・アン・ニ ュートン、ナイオール・バギー
脚本・製作・監督:ジョン・ブアマン
撮影:ジェフリー・アンスワース
美術デザイン:アンソニー・プラット
使用曲:ベートーヴェン交響曲第 7 番、第2楽章
【1974 年 / 米・英・アイルランド合作 / 英語 / カラー / スコープ / DCP / 上映時間:106 分】
提供:キングレコード 配給:コピアポア・フィルム
zardoz2022.com 公式 Twitter: @zardozfilmjp

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