映画『ジョン・デロリアン』公開直前!デロリアン愛炸裂!!トークイベント

【STORY】

1977年、南カリフォルニア。パイロットのジムは、麻薬密売の現場をFBIに押さえられ、罪を問われない代わりにFBIの情報提供者となる。彼は引っ越した家の隣に住むのがゼネラルモーターズでポンテアック・GTOの開発に携わったジョン・デロリアンだと知り驚く。美しい妻子とともに素晴らしい家に住み、夢のために自らの会社を立ち上げ、革新的な車“デロリアン”を開発しているジョンの完璧な人生に憧れるジム。しかしジョンの会社は新車開発で様々なトラブルが発生し、彼は資金繰りに窮していることを知ったジムは、友人となったジョンをFBIに麻薬密売の罪で売り渡す計画を立てるのだった・・・。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作で使われ、爆発的に有名になった車“デロリアン(DMC-12)”。この度、誰もが知るこの伝説の車を開発した男、ジョン・デロリアンの人生を描いた映画『ジョン・デロリアン』が12月7日(土)に公開いたします。193cmの長身で仕事と美女を愛し、派手なセレブ暮らしを送ったジョン・デロリアン。しかし彼の理想と夢を注ぎ込んだDMC-12が生産されたのはわずか3年半で、自ら立ち上げた自動車メーカーも倒産してしまう。会社の凋落を決定づけたのは、なんと社長のジョン・デロリアンが麻薬取引で逮捕されるという一大スキャンダルだった!本作は、天才的自動車エンジニアでありながら、詐欺や横領、脱税を行い、ハリウッドセレブをはじめ、ビジネスパートナーや発明家、驚いたことに、イギリス、アメリカ、そしてスイスの政府からお金を巻き上げるほど破天荒な人生を歩んできたジョン・デロリアンの人生の中で、最も激動だった時期にフィーチャーした初めての伝記的映画となっている。

 

この度、本作の公開を直前に、自他ともに認めるデロリアン好きであり、過去にデロリアンを所有していた映画コメンテーターの有村昆さんと、デロリアンオーナーズクラブ会長を務める下原修さんをゲストに迎えたトークイベントを実施しました!会場となった代官山蔦屋書店には、映画好き&車好きの観客が大勢詰めかけて大盛況!濃厚で熱気あふれるイベントとなりました。

今回、会場にはデロリアンの現役オーナーや過去にデロリアンに乗ったことがあるようなコアなデロリアン好きが集結!実際に愛車のデロリアンで会場に駆けつけたというツワモノも現れ、現在、約2000人もメンバーがいるというデロリアンオーナーズクラブの会長を務める下原さんはイベント開始から大興奮!!一躍デロリアンを有名にした映画『BTTF』がきっかけでデロリアンの存在を知った下原さんは、大学生当時「何てかっこいい車なんだ!!」と衝撃を受け、「いつか将来この車を…」と夢見ていたとか。映画コメンテーターであり、過去にデロリアンを所有していたこともある有村さんも、高校生時代にTVで映画『BTTF2』 を観たのを機に、デロリアンの魅力にハマったそうで、会場に『BTTF2』のマーティの衣装を着て登場。「今、BTTFの世界で描かれていた時代の先に生きていることが信じられないですよ。当時、デロリアンを見て本当にかっこいい!!と思ったことを覚えています。」と当時の興奮冷めやらぬ様子でデロリアンへの愛を熱弁。そんな車を作ったジョン・デロリアンという人物について描かれている本作に対し「なぜ、ジョンが犯罪に手を染めたのか…。キャッチコピーにある通り、天才か詐欺師か…という本当に紙一重の危うさが描かれています。天才って天使と悪魔の間にいるんですよね〜。「スター・ウォーズ」もそうじゃないですか?力があるが故に、ダークサイドに堕ちてしまう…という(笑)。70年代のアメリカの雰囲気もとてもよく描かれているので、面白いですよ!!」とデロリアン好きとしてだけでなく、映画コメンテーターとしてのコメントを披露し、映画を絶賛!続けて、「デロリアンってやっぱり多くの人から愛される車なんです!だって、フォードやフェラーリが停まっていても近寄りがたいですよね?けど、デロリアンって、たくさんの人が声をかけてくれて周りに人がいっぱいが集まってくるじゃないですか!!」とデロリアンならではの魅力を語り始めた有村さんコメントを受けて、下原さんも「つい昨日も子供から「この車飛ぶの?」って聞かれましたよ!あとは、これ本物ですか?とか(笑)。」とオーナーならではのユニークなエピソードを披露し、場内には笑いが。

 

映画の話しになると、ジョンという人物像について、「確かに詐欺師という人も中にはいるけど、天才であり異端児ですよね。そして、僕にとっては神様なんです。彼がいたからデロリアンが誕生したんだから。」と表現する下原さん。有村さんも「天才だからこそ、周りに色んな人が寄ってくるんですよね。今で言ったら、イーロン・マスクとかスティーブ・ジョブスみたいなイメージ。時代の先を生きるフロントマンだったんです。だからこそ、流行り廃りのないデロリアンという伝説の車が生まれたんです。」とジョンがいかに天才的でカリスマ性に溢れ、人々を魅了した人物であるかを語りつつ、劇中のキーマンとなるジョンの友人、ジム・ホフマンについても言及。「この映画の面白いところは、ジムの目線でストーリーが展開される所なんです。そうすることによって、ジョン本人の心情が描かれないんですけど、我々自身がジョンという人物の真意や本音、彼の本当の思惑が一体何だったのか、想いを巡らせることができるんです!リー・ペイスさんという俳優の名演があればこそですね!」と映画の面白さを交えながら、伝説の車デロリアンの魅力を語り明かしました。

 

日本だけに留まらず、世界中のデロリアン仲間とつながりのある下原さんは、さすがの知識でデロリアンに関するマニアックな情報を熱弁。目を輝かせてデロリアンへの想いを語る様子は、まるでジョンがデロリアンへの夢と理想を語る映画のシーンを再現したかのよう。まさにマシンガントークという勢いで語られる小ネタの数々に、場内にあつまったデロリアン好きはうなずきが止まらない様子で、飛び入りでトークに参加したり、下原さんが思い出せない情報を補足したりと、場内の一体感が溢れる大盛り上がりのイベントになりました。

 

 

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