映画『ワイルド7』豪華キャストの全貌が明らかに!



ワーナー・ブラザース映画配給、『ワイルド7』(主演・瑛太、監督:羽住英一郎)の制作現場でキャスト発表会見が行れ、豪華キャストの全貌が明らかになった。
原作は「バイクに乗った七人のアウトロー警視」というキャッチコピーで、69年~79年に「週刊少年キング」で連載され、爆発的な人気を博したコミック「ワイルド7」(望月三起也著)。選りすぐりの犯罪者の中から徴集された7人の警察官(ワイルド7)が、超法規的存在として悪人を問答無用で裁くという革新的な設定と、スピーディーで意外性に富んだストーリーで、多くのファンを魅了した伝説の超人気コミック。
このハイパーアクションエンターテイメント作品を手掛けるのは「海猿」シリーズの羽住英一郎監督。“ワイルド7”のメンバーには瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実などが集結。また、中井貴一をはじめ深田恭子、本仮屋ユイカ、吉田鋼太郎、要潤などの超豪華キャストたちが本作の脇を固める事が明らかになった。会見はメカや大きなバイク、さらに“セブンレーラー”と呼ばれるメンバーのバイクを載せた大型車が並ぶ「ワイルド7」本部のセットで行われ、瑛太をはじめとするワイルド7メンバーとそのボス・中井貴一さんらが登壇した。
会見の中では、団結力を高めるために毎日メンバーで飲みに行っていることや、「いいね、でももっといけるんじゃない?」と、どんどんアクションの難度がエスカレートしていく監督の演出に翻弄されながらも奮闘していることなどが暴露され、笑いやツッコミも混じりながらの和気あいあいとした現場の雰囲気の伝わる会見となった。
—キャストからの挨拶
瑛太:ファンの期待を裏切らない作品になっていると思います。本当にアクションシーンの臨場感がものすごくて、公道で深田さんを後ろに乗せて走るというバイクのシーンがあったのですが、個人的にはかなりスピードを出しているつもりだったのが、「もっとスピード出せるよね」という監督の演出があったり、爆薬が顔の至近距離で爆発したりと、監督のドSっぷりが発揮されていて、本当に楽しくやらせていただいています。
椎名桔平:原作の望月先生とは個人的に20代の頃からお付き合いがあり、映画化の話は何度もあったのですが、その頃は年齢的にも飛葉役をやれるなと思っていたのですが、今回いただいたお話はセカイ役でした(笑)僕も足元から火がメラメラと出ているシーンなどもあり、できあがりはすごいものになるなと感じています。
丸山隆平:映画は初めてで、この映画のためにバイクの大型免許も取得しました。慣れないことが多いのでもっといっぱいいっぱいになるかなと思っていましたが、この現場の雰囲気がよく、リラックスして取り組めたと思っています。仕上がりを楽しみにしていてほしいです。
宇梶剛士:子どものころ原作を読んでいました。正義の味方でありながらダーティで、どこか追い詰められている主人公たちが大好きだったので、お話をいただいたときには小躍りならぬ、“大”躍りしました。銃撃戦の激しさが個人的にはいちばん印象に残っています。
阿部力:耳栓をしないとお芝居が出来ないくらい爆薬と近かったりした撮影で、その分リアルな反応が観られると思います。バイクシーンでは、前輪だけで停車するという高度なワザも披露していますので、そちらも期待して欲しいですね。
平山祐介:もともとバイクが好きだという事もあり、毎回とても気持ちが高揚する現場ですね。見せ場となる7人全員で走るシーンがあるのですが、いちばん後ろを走っていたせいでほこりや砂が飛んできて、いいシーンなのに不細工な顔をしてるんだろうなと思ってモニターをチェックしたら、全員不細工な顔をしていました。楽しみにしていてください。
松本実:自分だけひとり小さいワイルドなので、どうして自分がと思いましたが、僕自身、他のワイルドメンバーや中井さんを毎日格好いいなと思いながらやっています。
実は僕だけ免許も中型免許なんです(他のキャストは大型)。みんなで走るシーンではリハのたびにスピードが上がり、みなさんのパワーと情熱を感じながらついていくのに必死でした。フィルムからもその情熱はわかると思います。
中井貴一:子どものころはあまりマンガなど読まなかったのですが、この「ワイルド7」だけは読んでいて、お話がきたときには「ワイルド7ならやります!」と即答しました。(司令塔なので)まだみんながバイクで走っているシーンは見れていないのですが、きっとおもしろい作品になっていると思います。
羽住監督:見たいものすべてが詰まった作品になっています。僕自身も編集に入るのが楽しみでたまらないくらいです。期待していてください。
—ワイルドになるために何かされたんですか
瑛太:エアガンと、射的の的を買って家で練習したりしましたね。効果のほどはわかりません・・・
椎名:チームワークが大切だと思い、九州のロケではとにかくみんなで飲む、というのは一ヶ月間毎日やりました。
丸山:肉をたくさん食べるようにしていました。それがいちばん男らしいかなと(笑)
宇梶:遠い昔に封印した過去を思い出しながらバイクにまたがりました(笑)
阿部:髪の色を金髪に変えてみました。そのほうがいいんじゃないかと監督にも自分から提案しました。
平山:僕は生まれつきワイルドなので!(笑)
松本:お弁当の時間にポケットティッシュをみんなのために用意していたのですが、それを見たみなさんから「ワイルドじゃないなー」と突っ込まれました。
—監督へ、アクションで伝えたいこと
羽住:「海猿」でもかなりアクションはやり切りましたが、今回はまったく違うジャンルでもあり、新しいことを、と思っています。キャストの方々の演技やアクションもとてもいいので、もっとできるだろう、もっと見たいと思ってしまうんです。その辺りがドSだと言われるのかもしれませんね。
—中井さんはどんな司令塔ですか
中井:一人で話すシーンが多いのですが、僕が話す演技をしている最中、みんなガムを噛んでいたり楊枝をくわえていたり、ピーナツを食べていたりと、とにかく態度が悪い演技をしてるんです(笑)
でもワイルド7そのままの空気が出ていて、いいんじゃないでしょうか。
ただ、今の日本の、被害者が守られないような状況の世の中で、実は国民がいちばん求めているものが「ワイルド7」だったりするのではと思います。だから僕がこのメンバーを引き連れていれば、徹底的にやらせると思います。
—そんな中井さんはどんなボスですか
瑛太:そんな自分たちを怒りもせず、優しく接してくださるので、頼もしいボスだなぁと思っています。
—最後に監督より一言
羽住:このキャストを見ていただいただけで、魅力的なキャラクターだとわかっていただけると思います。その名のとおり、ワイルドに振り切った、出し切った映画になっています。手ごたえは感じています!ぜひ劇場に足を運んでほしいですね。
『ワイルド7』
2012年新春、全国ロードショー
監 督:羽住英一郎 「海猿」シリーズ、「おっぱいバレー」、「銀色のシーズン」
出 演
瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、
要潤、本仮屋ユイカ、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一
プロデューサー:阿部秀司 「ALWAYS 3丁目の夕日」シリーズ「BALLAD名もなき恋のうた」など
脚 本:深沢正樹
制作プロダクション:ROBOT
配 給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://www.wild7-movie.com
(C)2012『ワイルド7』製作委員会

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