『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版 <デヴィッド・リンチ監督インタビュー解禁>

【STORY】

時は10191年。宇宙は皇帝シャダム4世によって支配されていた。この時代に最も貴重な資源は、メランジと呼ばれるスパイス。このスパイスを採取できるのは、砂に覆われ巨大な虫が支配する“デューン”と呼ばれる砂漠の惑星アラキスのみ。皇帝シャッダム4世は、自分の地位を脅かしそうな“救世主”の出現を恐れており、それがアラキスに住む皇帝のいとこアトレイデス公爵の息子ポールであると判明したため、公爵の敵であるハルコネン男爵と手を組んでアトレイデス侯爵の失脚を図る。結果、公爵は死亡し、ポールと母親ジェシカは砂漠に逃れ、アラキスの原住民であるフレーメンの集団に合流、一大軍団を組織する。巨大なサンドワーム(砂虫)を操り、ポールはハルコネン男爵の軍を次々と壊滅してゆく。やがてフレーメンに伝わる“命の水”を飲んで超人化したポールは、皇帝に最後の闘いを挑む。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

誰もが知る不朽の名作や、密かに人気を博す隠れた傑作を、東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム「テアトル・クラシックス ACT.4 『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版」が8月2日(金)より全国順次ロードショーとなります。この度、デヴィッド・リンチ監督のインタビューが解禁となります。

 

世界最高峰の才能が集結した傑作を 今こそスクリーンで目撃せよ!

『キングコング』(76)などを手掛けた大物プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスがデヴィッド・リンチ監督を抜擢し、多額の製作費を投じて、映像化不可能と言われたフランク・ハーバートによるSF大河小説の映画化に挑んだ『デューン/砂の惑星』。西暦10191年。砂に覆われ、巨大な虫が支配する“デューン”と呼ばれる荒涼の惑星・アラキス。皇帝シャダム4世の従弟にあたるアトレイデス公爵の息子・ポールを中心に、宇宙を支配する力を持つ「メランジ」と呼ばれるスパイスを巡り、覇権をめぐって繰り広げられる勢力争いを描く。砂虫(サンドワーム)など、『E.T.』(82)のカルロ・ランバルディが手掛けた不気味なクリーチャー造形やハルコネン男爵ら登場人物の醜悪な容姿など、細部に至るリンチ・テイストは魅力的で、“偉大なる病的な映画”として映画ファンのあいだでは、長年カルトムービーとして崇拝されてきた。

日本公開から40年――。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演による「リメイク3部作」が注目を浴びるなか、全盛期を迎えつつあったリンチ・ワールドが詰め込まれた伝説の超大作が、4Kリマスター版としてスクリーンに蘇る!

 

 

デヴィッド・リンチ監督インタビュー

この度、デヴィッド・リンチ監督が公開当時に語ったインタビューが解禁された。リンチ監督「『イレイザーヘッド』『エレファント・マン』に続いて本作を撮ったが、これまでに見たこともない巨額の費用がかかっていた。撮影は週6日作業して3年半の年月を費やした」と本作につぎ込まれた莫大な予算や長い撮影期間を振り返る。監督を引き受けた理由として「原作がすばらしかったので監督を引き受けることにしたんだ」と語り、「砂の惑星」はSF小説としては変わった趣がある。様々な要素が織り込まれているんだ。だから本作はSFだとしても単に宇宙船だけが出てくるだけの映画ではない」と本作ならではの魅力を伝えている。一方で、「小説の内容全ては描けないから、脚本を作るときは本質を考えることが大切だ。だから残すべき要素を吟味する必要がある。小説の内容から逸脱せずに現実的な上映時間に落とし込むことを心掛けたよ。脚本を作るだけでも1年半もかかったが、撮影中にも脚本を改訂したんだ。撮影をしていると脚本の細かな不備に気付くから、その場で修正を入れて穴埋めをしたりね」と「砂の惑星」の映画化に対しての策を語った。

原作者のフランク・ハーバートも、「これは原作に忠実に作られた数少ない映画だと確信している。観客はカタルシスを覚えるだろう」とリンチ監督の手腕に称賛のコメントを残した。“創造主”デヴィッド・リンチによる伝説の超大作「テアトル・クラシックス ACT.4『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版」は8月2日(金)より公開。

 

 

テアトル・クラシックス ACT.4 『デューン/砂の惑星』4Kリマスター版

※タイトル表記は、「テアトル・クラシックス_[半角空け]ACT.4_[半角空け]_『デューン/[全角スラッシュ]砂の惑星』4Kリマスター版」でお願い致します。

 

[1984年製作|137分|アメリカ|原題:Dune]

(C)1984 DINO DE LAURENTIIS CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

監督・脚本:デヴィッド・リンチ 原作:フランク・ハーバート 製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス 製作総指揮:ディノ・デ・ラウレンティス

撮影:フレディ・フランシス 編集:アントニー・ギブス 音楽:ブライアン・イーノ、TOTO

出演:カイル・マクラクラン、ユルゲン・プロホノフ、フランチェスカ・アニス、マックス・フォン・シドー、ショーン・ヤング、スティング

 

■公式サイトURL:www.theatres-classics.com

■テアトル映画部公式X: theatres_movie

■テアトル映画部公式Facebook: theatres.movie

 

2024年8月2日(金)より シネ・リーブル池袋 ほか全国順次公開

コメント

タイトルとURLをコピーしました