【この地球は宇宙に必要か?】映画『UFO学園の秘密』今掛勇監督インタビュー

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『幸福の科学』総裁、大川隆法製作総指揮による9作目の劇場用映画であり、7本目の長編アニメ映画となる『UFO学園の秘密』が10月10日より公開となる。毎回エンタテインメントへしっかり歩み寄りした作品を提供してくれている『幸福の科学』ではあるが、今回「UFO、宇宙人、拉致、侵略」を題材に各国が秘めた陰謀論まで唱える素敵な内容だったことから、本作を作った今掛勇監督へジャンクハンター吉田が直撃しつつ、対談インタビューを敢行!

ジャンクハンター吉田(以下、吉田):過去に『エル・カンターレ』等のアニメを観ましたが、正直あまり自分の琴線に触れませんでした。しかし、今回の『UFO学園の秘密』は宇宙という神秘を描きながら宇宙人、そして裏宇宙などスピリチュアル好きにはたまらない作品になっていました。こちらは副題に“Part0”と書かれていたのですが全部で何本のシリーズになるのでしょうか?

今掛勇監督(以下、今掛):まだ作品が完成したばかりなので何とも言えないのですが、“Part0”と言った以上続編は僕もやりたいと思っています(笑)。

吉田:映画の開始直後は青春学園ドラマかと思いきや、続々と陰謀論が出てきたり、トラクタービームに捕まってアブダクション(拉致)されたりと、宇宙人&UFO支持派の僕には最高の映画でした! 衝撃だったのが90分近く経過後、内容が、悪い宇宙人からの侵略且つ、クリーチャー強襲作品へと毛色が変わりましたけど、これは何か狙いがあったのでしょうか?

今掛:本作のテーマが「宇宙」と「教育」で、全然違う2つの要素が1本の作品にまとまっているんですね。しかも青春学園ドラマを舞台にしており意外かと思いますが、大川総裁から出されたこれらのアイデアがとても奇抜で僕もすごく面白いと思いました。

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吉田:
設定とか大変良かったですよ!

今掛:そしてこのアイデアをどのように描いていくかというと、まず製作総指揮の大川総裁から簡単なあらすじが送られて来ます。それをシナリオチームがプロットへと仕上げ、大川総裁にチェックして頂いてOKが出れば最終的なシナリオにしていくという流れです。

吉田:大川総裁、最高ですね! 大変エンタメをわかってらっしゃるし、しっかり作品へ取り組んでいるんですね。ちなみに『UFO学園の秘密』では大川総裁からどのような指示があってアニメを作られていったのでしょうか? プリプロダクションからの経緯を教えてください。

今掛:結構自由にやらせて頂いているので現場への直接的な指示というのは無いですね。制作自体は総合プロデューサーとの作業になります。ただ、大川総裁の宇宙にまつわる書籍が沢山ありますので、その情報を元に映像を展開していきました。当然、監督として映像化していく際には私のアイデアも沢山盛り込んでいます(笑)。

吉田:後半は様子がガラっと変わり、ものすごく高いテンションになりますけど、前半からゆっくり溜めてきた部分が一気に解放された感じが強く、腰抜かすほど本当にビックリしました(笑)。

今掛:やはりアニメーションということもあるんですが、いきなり宇宙人が出てきてしまうと現実感が感じられないというか……現実感のあるところから作品に入るためには、子供たちの目線で追いかけていくほうが、徐々に謎が解けていく感覚もあって良いかなと思ったんですね。そこから子供たちの内面の問題、さらに自分たちの置かれている環境の問題、そしてそれがもっと大きなどうにもならない問題に直面し、地球規模から宇宙規模に話が展開していって、最終的にこの作品の中核に入っていけるという設計に構成した感じですね。

吉田:なるほど。じっくりと溜めていき、展開を加速させるべくトップギアへ入れてスピード感を上げる演出が個人的に観ていて楽しめた部分です。ちなみに本作は青春ドラマ的なジュブナイル要素が数多く入っていますが、これは今掛監督のアイデアによるものなんですか?

今掛:大川総裁のアイデアです。最初のプロットから入ってました。その部分があるからこそオリジナリティを出せていると思います。通常の宇宙人襲来ものであれば、地球が侵略されるなどの悪い印象が強いと思うんです。が、そうではなく、悪い宇宙人だけではなくて良い心を持った宇宙人もいるという価値観を未来ある子供たちが自分の目で見て判断していく。そうすると地球がどんな星なのかという視点にもなっていくので、提供して頂いたアイデアに関して私はそこがとても面白いと感じているんですね。

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吉田:地球を俯瞰する視点を入れたのは面白かったです!

今掛:「なんで宇宙人が入り込んでいるのに攻めてこないんだ?」とか「宇宙人から技術提供を受けて国がある」などの陰謀論にも入っていけますからね(笑)。

吉田:やっぱり……今までと同じように『UFO学園の秘密』という直球なタイトルも大川総裁が付けられたんですか? ものすごくストレートなタイトルで、80年代のノリを感じて最高ですよ。

今掛:はい。わかりやすく不思議なタイトルで、一度聞くと忘れられないインパクトがありますよね(笑)

吉田:今掛監督は、もともとSFはお好きだったんですか?

今掛:もちろん好きです。映画だと『スター・ウォーズ』『スター・トレック』は当然押さえてます。ドラマだと『X-ファイル』も観てましたけど、あれは怖いな~って思いながら毎回観てましたね(笑)。宇宙に対する憧れは子供の頃からずっとあったので、それに付随してメカが出てくる作品も好きです。

吉田:これまで『カウボーイビバップ』をはじめ、沢山の作品を手掛けられてきましたが、大川総裁のアニメーション制作に関わるきっかけは何だったんですか?

今掛:アニメーションの仕事を毎日忙しくやっていた時に、ふと「このままでいいのか?」と思ったんです。業界の未来とか自分の未来とか考えました。そんな時にタイミング良く『太陽の法 エル・カンターレへの道』(2000年)のお話を頂きました。『幸福の科学』の作品に関わるのはそこからです。

吉田:大川総裁は定期的にアニメや実写と映画を作り続けていますよね。個人的にこれは他では真似のできないすごい事だと思ってまして、他所の宗教団体ってエンタテインメントの方向に力を入れないじゃないですか? そういった部分含めて『幸福の科学』の持つポテンシャルは大事だと思っているんですよ。実際に大川総裁がエンタメ好きというところもあるんでしょうか?

今掛:はい。映画も沢山ご覧になってると聞いてます!

吉田:本作は映像自体もかなりリッチですが、声優陣も贅沢に使ってますしね。実力派の売れっ子ばかりで(笑)。

今掛:ありがとうございます。今回も非常に豪華です(笑)

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吉田:アニメファン、声優ファンはもちろんですが、今掛監督はどういう層に『UFO学園の秘密』を観てもらいたいですか?

今掛:やはりメインは10代、20代の若い方々ですね。あとは教育という観点から言うと、大人にも観てもらいたいです。ちなみに本作はアメリカを中心に海外でも上映していきます。

吉田:それはすごい! アメリカ人はUFOや陰謀論が大好きですからね! 実際、僕自身もアメリカの友人とその手のUFO話をと止まらなくなるんですよ(笑)。これは北米エリアで大ヒットするかもしれないなぁ~。

今掛:鉄板ネタですよね(笑)。実際にUFOを目撃した経験あるんですか?

吉田:昔、ハッキリと見たんですよ! 国道17号線と明治通りがぶつかる西巣鴨の交差点で! 空からオレンジ色の光が交差点へ近づいてきたと思ったら大きなUFOだったんです。みんな空を見上げてるのに次の瞬間、なぜか何事もなかったかのように歩きだすんですよ! ジグザグな動きでそのUFOは上空に消えて行きましたけどね。

今掛:あれって不思議ですよね。私も昔、車に乗っていた時に目撃したんですけど、周りの人々は最初、指を差したりして確実に見てるのに姿が消えると一斉に元の状態に戻ってしまうんですよね。まさに『メン・イン・ブラック』で使われている道具と同じような感じで(笑)。

吉田:最後にここは観て欲しいというポイントがあったら教えてください。

今掛:一番のポイントは学園ドラマというところで、彼らがある事件に遭遇し、宇宙の旅を経験することになるんですが、旅を終えた彼らが見る「地球」に注目してほしいです。宇宙と地球の繋がり、“この星は宇宙に必要なのか?” そういった感情を皆さんにも体験してもらいたいですね。本当の自分が目覚めるかもしれません。

【インタビュー後記】
『UFO学園の秘密』を観て、そして今掛監督とお話をしてみて改めて感じたことは、数多くの証拠があるにも関わらず、宇宙人の存在は確かなはずなのに政府は公に認めないところや、ステルスの技術ってUFOから得たのではないかなど、若かりし頃に常日頃から思っていた政府の陰謀論が再び加熱してきた部分です。『X-ファイル』も久々に新作が作られるし、『インデペンデンス・デイ』の続編も発表になったり、陰謀論者たちの根強い戦いはまだまだ消えることはないんだなと思うと楽しみが増えていきます。『UFO学園の秘密』も宇宙人の存在や陰謀論などに関心ない人が観たら”トンデモ映画”扱いになるのでしょうが……いいんですよ、トンデモ映画で! 宇宙人なんていないとか言ってる人たちの多くはそう思ってくれていいんですよ。我々地球人……だって宇宙の他の惑星から見たら宇宙人と扱われることに気付いてないだけなんですからね。というよりも、地球だけにしか人類がいないと思っていることが怠慢だということにみんなは気付くべきだと思います!

<人類未体験>のスペース・エンターテイメントがここに誕生―
ナスカ学園を舞台に、5人の高校2年生レイ、アンナ、タイラ、ハル、エイスケが遭遇したひと夏の大事件。ある日、ハルの妹ナツミに原因不明の異変がおきる。心配した5人は宇宙科学の研究を進める夜明(ヨアケ)教授に助けを求め、明らかになった宇宙人によるアブダクション(誘拐)。5人はナツミを助けるため立ち上がるが、次々と起こる不可解な事件。それは学園に潜入したレプタリアン(宇宙人)の罠だった……。 宇宙人とは?レプタリアンとは?超最先端リアル宇宙人情報の大胆な映像化とともに、壮大な宇宙の“秘密”が今明らかになる。

『UFO学園の秘密』
10月10日全国一斉ロードショー!
配給:日活  配給協力:東京テアトル
(C)2015 IRS Press
公式HP:http://laws-of-universe.hspicturesstudio.jp/

コメント

  1. kgauommm より:

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