映画『トイレのピエタ』松永大司監督インタビュー

トイレのピエタ



漫画の神様・手塚治虫氏が死の縁まで綴っていた病床日記に着想を得た映画『トイレのピエタ』。余命3カ月を宣告されたフリーターの宏が孤独な少女、真衣と出会い、生きる喜びに目覚めていく。

人気ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎を主演に迎え、その完成度の高さから各方面で話題になっている本作の監督・脚本を務めた松永大司さんにお話を伺ってきました!

(インタビュアー:ジャンクハンター吉田)

監督・脚本:松永大司
74年、東京都出身。大学卒業後、矢口史靖監督「ウォーターボーイズ」、橋口亮輔監督「ハッシュ!」(以上01年)、サトウトシキ監督「手錠」(02年)などに俳優として出演。その後、矢口史靖監督「ハッピーフライト」、蜷川幸雄監督「蛇にピアス」(以上08年)のメイキング監督、橋口亮輔監督「サンライズ・サンセット」(12年)の助監督、テレビ東京系「レスキューファイアー」(09~10年)の監督を務める。性同一性障害の現代アーティスト・ピュ~ぴるを8年間追い続けたドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」(10年)を監督し、発表。同作がロッテルダム国際映画祭2011、全州国際映画祭2010、テルアビブ国際映画祭2011、パリ国際映画祭2010など世界各国の映画祭に正式招待され、絶賛される。他のドキュメンタリー監督作品に、格闘技界初となるドキュメント映画として日本総合格闘技PANCRASEの試合や選手たちを捉えた「MMAドキュメンタリーHYBRID」(13年)、黒人教会の宗教音楽であるゴスペルの本質を探り、日本まで影響を及ぼすまでになる背景を追いかけた「GOSPEL」(14年)がある。松永は手塚治虫の病床日記の存在を知った約10年前から本作の企画を始め、劇映画監督のデビュー作にしようと決意していた。その思いが見事果たされる形となり、劇映画監督の第一作目となった。

『トイレのピエタ』
6月6日(土)新宿ピカデリー他全国公開
配給:松竹メディア事業部
(C)2015「トイレのピエタ」製作委員会

公式HP:toilet-pieta.com




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