映画『劇場版 零~ゼロ~』ついに本日公開!中条あやみ&森川葵インタビュー!

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累計130万本を記録した大ヒットホラーゲーム「零」の実写映画『劇場版 零~ゼロ~』がいよいよ本日より公開となった。

大塚英志(「黒鷺死体宅配便」、「多重人格探偵サイコ」)原作で待望の映画化となる本作は、主人公・アヤ役には中条あやみ、クラスメイトのミチ役に森川葵が演じる。ティーンに絶大な人気を誇るセブンティーン専属モデルのふたりが、学園で起こった“神隠し”の謎に迫ります。また、『リアル鬼ごっこ』シリーズや『バイロケーション』などセンセーショナルにして繊細な恐怖演出に定評のある安里麻里監督が、禁断の謎がひも解かれていく恐怖と衝撃を美しく幻想的に描き出します。

今回は映画公開を記念して、主演の中条あやみさんと森川葵にお話を伺ってきました。

—今回の『劇場版 零~ゼロ~』はホラー映画でありながら、女の子同士の恋愛要素もあります。最初に脚本を読んだときの印象を聞かせ下さい。

中条あやみ(以下、中条さん)
お話がミステリー調なので、小説を読むように次の展開がとても気になる内容でした。女の子同士の距離の近さは女子高特有の雰囲気がありました。

森川葵(以下、森川さん)
初めて脚本を読んだ時、複雑に展開するストーリーがちょっと難しかったんです。なので安里監督に登場人物の関係性などを説明してもらってようやく理解できました(笑)

—完成した作品をご覧になってどんな印象でした?

中条さん
喜怒哀楽というか、ジェットコースターみたいなアップダウンがあって面白いです。怖いところも、美しいところもあって飽きさせない作りになってます。場面の変わりようも観ててハラハラしました。

森川さん
脚本を読んだときはネットリと深く怖い感じでいくのかなって思ってたんです。でも完成品を観たら想像とは違っていて、途中からガラッと雰囲気が変わるのでビックリしました。

—安里監督から撮影に入る前に見ておくように勧められた映画とかありましたか?

中条さん
撮影に入る前に「ピクニックatハンギング・ロック」のあるシーンをみんなで観て、こういうイメージだよって伝えられました。あと個人的には「ツイン・ピークス」のローラ・パーマーのシーンを観るように言われました。

—ちなみにお二人はホラー映画は得意なんですか?

中条さん
友達と大人数で一緒に見ることはあるんですけど、一人じゃ怖くて見れないです(笑)

森川さん
私もホラーは苦手で、怖くてしトイレに行けなくなっちゃうので見ないです(笑)

—けっこう怖がりなんですね(笑)撮影中に何か怪奇現象が起きたりしませんでしたか?

中条さん
ホラー映画の撮影って不吉な事が起きるって聞いていたので不安だったんですけど、みんなでお祓いをしてもらったので大丈夫でした。実際にお化けが出そうな廃墟で撮影した時も何も起きなかったので「大丈夫、私は見えない人なんだ!」って確信しました(笑)

—ホラー映画って監督が1番怖い存在だと思うんですが、安里監督の印象はどうでした?

中条さん
お化けより恐かった(笑)普段はお母さんみたいな雰囲気でニコニコして優しい人なんですけど、カメラが回ると人が変わるんですよ。
そのギャップで怒られた時が怖かったです(笑)でも、私は演技経験がまだ浅いので、その都度指導して頂けたのですごく勉強になりました。

森川さん
私は怖くはなかったんですけど、現場で本番が近付くと人が変わったように演出の指示が飛んできました(笑)中でも「ヨーイ、ハイ!」の言い方は普段と全然違う声になってましたね(笑)

—なるほど(笑)そんな安里監督の指導のもと、ここは注目してほしいっていうシーンはありますか?

中条さん
ホームページの画像につも使われている水中のシーンが、個人的に頑張ったシーンなので観てもらいたいです。深さ5メートルくらいのプールで酸素ボンベ使いながら3日かけて撮影しました。

森川さん
物語が動き出す前のシーンでワカ(萩原みのり)とキャッキャする何気ない日常のシーンがあるんですけど、実はそこカットされてしまって・・・(笑)なので、映画をご覧になる方には、まだ呪いにかかってない普通の女の子たちが普通に生活しているシーンもあったことを想像して観てほしいです。

—最後にみなさんにメッセージをお願いします

中条さん
この映画は女子高を舞台にしたホラー映画ですが、怖いところ以外にも女子高ならではの美しいシーンや神秘的なシーンもたくさんあるのでそういった所も楽しんでほしいです。

森川さん
映像もデジタルではなくフィルムで撮影してるので、今フィルムの映像を映画館で観る機会も少なくなっているので、そこも注目して観て頂きたいです。

—ありがとうございました!

【あらすじ】
閉塞感漂う山間の町にある女学園。学園のカリスマ的存在であるアヤが寄宿舎の部屋に籠るようになってから数日後、生徒が次々と失踪する事件が発生。姿を消した生徒たちに共通していたのは、アヤにそっくりな少女が写っている1枚の写真に接触し、アヤの“幻”に悩まされていたことだった。その“幻”は、生徒たちに耳元で囁きかける―「お願い、私の呪いを解いて…」―。学園には、午前零時に、女の子だけにかかる呪いがあるという、古くからの言い伝えがあった。やがて、失踪した生徒たちが水死体となって発見される。その頃、アヤの“幻”を見るようになっていたミチの前に、本物のアヤが姿を現わす。自分の“幻”の正体を突き止めたいアヤは、ミチと共に、呪いのおまじないを試そうとするが…。

『劇場版 零~ゼロ~』
9月26日(金)全国公開
配給:KADOKAWA
公式HP:www.zero-movie.jp
(C)2014『劇場版 零~ゼロ~』製作委員会




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