映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン監督の知り尽くす“ルール”とは?

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ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、9月13日(土)より映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を全国公開する。

8月1日に全米4,080館で公開され、週末興行収入9,430万ドルという8月公開作品ではオープニング興収新記録を樹立。公開3週目にして全米興行成績2億2,554万ドル(Box office Mojo調べ)に達し、『アメイジング・スパイダーマン2』を抜き、サマーシーズンのNo.1映画となった本作は、公開4週目には異例の首位返り咲きを果たすなど、この夏一番の盛り上がりを見せている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。そして全米での公開5週目を迎えた先週末、興行収入は274,610,000ドルに達し、2014年に公開されたマーベル作品はもちろん、『トランスフォーマー/ロストエイジ』や『X-MEN:フューチャー&パスト』といったシリーズ作品を抑え、見事2014年全米No.1ムービーに躍り出た。

本作の監督を務めるのは『スーパー!』(10)など個性的な作品で熱狂的なファンを獲得しているジェームズ・ガン監督。風変わりな感性やユーモアセンスで知られており、マーベル作品への参加は今回が初。誰もが楽しめる大作でありながら、監督自身の持ち味を失うことなく完成した本作で、自身の力を存分に発揮し、最高の仕上がりを魅せている。

主人公・ピーターを演じたクリス・プラットは「この映画のようにコミックがもとになっていると、ファンのための従うべき一定の理論やルールというものが存在するんだ。ジェームズのラッキーなところは、彼自身が極度なコミック・ファンの1人だということ。様々なキャラクターたちの起源から、スーパーヒーローたちのバージョンやシリーズの違いとか、“ルール”を全て知り尽くしているんだよ。それに、この映画はとても速いペースで展開されているけれど、彼は素晴らしいユーモアセンスを持っていて、どのシーンにも彼らしさを確実に残しているんだ。」と語っている。

また、ジェームズ・ガン自身にも本作を作る上で「この映画を作る上で重要なことが3つあった。1つは、息子と母親との関係と、それが息子の残りの人生にどう現れるか。僕にとって、これは感情的なものだった。2つ目は、インターネット上では様々な意見が飛び交うけど、実際に自分自身への不安要素を克服して、何か気になることがあってもいいんだと、そういう前向きさを描いている。それは自然と感情的なものになったんだ。そして3つ目は、僕はこの映画を作っている中で、キャラクターたちに惚れ込んだんだ。同じくキャストたちもね。その感情や想いが、劇中に自然と現れたんじゃないかな。これは家族に関する映画なんだよ。」と明かしている。監督が自分自身に対して、観客であるファンに対しても、“ルール”をしっかりと決めていたからこそ、本作が様々な人々に受け入れられる理由なのかもしれない。

【ストーリー】 
史上最も運が悪いトレジャー・ハンター、ピーター・クイル。無限の力を持つパワーストーン<オーブ>をめぐり、凶暴なアライグマをはじめとする宇宙のはみだし者たちと結成した“宇宙最凶チーム”が、銀河滅亡を阻止する戦いに挑む!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
9月13日(土) 2D・3Dロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
(C)2014 Marvel. All Rights Reserved. 
公式サイト:marvel-japan.jp/GOG/

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