全世界60以上の映画賞を総なめにした衝撃のドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』が4月12日(土)より公開!

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全世界60以上の映画賞を総なめにし、日本でも昨年10月プレミア上映された山形国際ドキュメンタリー映画祭で、映画の噂を聞きつけ待ちかねたファンの長蛇の列が話題となり、最優秀賞を受賞し、2014年のNo.1との呼び声も高い映画『アクト・オブ・キリング』が4月12日(土)よりシアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開となる。

60年代、密かに行われた100万人規模の大虐殺。
いまも“英雄”として優雅に暮らすその実行者たちにひとりの映画作家がカメラを向けた――。「あなたが行った虐殺を、もう一度演じてみませんか?」

私たちが見ているもの、これが悪の正体なのか―――。
前代未聞の手法を用いて人間のモラルを揺さぶる、衝撃のドキュメンタリー!!

60年代のインドネシアで密かに行われた100万人規模の大虐殺。その実行者は軍ではなく、“プレマン”と呼ばれる民間のやくざ・民兵たちであり、驚くべきことに、いまも“国民的英雄”として楽しげに暮らしている。映画作家オッペンハイマーは人権団体の依頼で虐殺の被害者を取材していたが、当局から被害者への接触を禁止され、対象を加害者に変更。彼らが嬉々として過去の行為を再現して見せたのをきっかけに、「では、あなたたち自身で、カメラの前で演じてみませんか」と持ちかけてみた。まるで映画スター気取りで、身振り手振りで殺人の様子を詳細に演じてみせる男たち。しかし、それは、彼らにある変化をもたらしていく…。

監督:ジョシュア・オッペンハイマー
1974年、アメリカ、テキサス生まれ。ハーバード大学とロンドン芸術大学に学ぶ。10年以上政治的な暴力と想像力との関係を研究するため、民兵や暗殺部隊、そしてその犠牲者たちを取材してきた。これまでの作品に、シカゴ映画祭ゴールド・ヒューゴ受賞の『THE ENTIRE HISTORY OF THE LOUISIANA PURCHASE』(1998年)など。イギリス芸術・人権研究評議会のジェノサイド・アンド・ジャンル・プロジェクトの上級研究員で、これらのテーマに関する書籍を広く出版している。現在はデンマーク在住。

製作総指揮:エロール・モリス『フォッグ・オブ・ウォー』 / ヴェルナー・ヘルツォーク『フィツカラルド』 / アンドレ・シンガー
製作・監督:ジョシュア・オッペンハイマー 
共同監督:クリスティン・シン / 匿名希望 スペシャル・サンクス:ドゥシャン・マカヴェイエフ

2013年 / デンマーク・ノルウェー・イギリス合作 / インドネシア語 / 121分 /
原題:THE ACT OF KILLING / カラー / 5.1ch / ビスタ / DCP 
配給:トランスフォーマー / 宣伝協力:ムヴィオラ
公式HP:http://www.aok-movie.com/
(c) Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012

4月12日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

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