映画『埼玉家族』鶴見辰吾さん&伊藤かずえさん インタビュー

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埼玉県を拠点に活動する若手映像クリエイターたちを支援するプロジェクト「GO-all」 により製作された、現代を生きる家族の姿を描く映画『埼玉家族』が10月12日より公開となる。

本作は、新進気鋭の若手監督4人が、埼玉県に住むごくごく普通な家族をテーマに、父親、母親、息子、娘のそれぞれの物語を、4編のオムニバスとして描いた作品。若手監督ならではの感性で切り取られたストーリーは、4作品とも個性あふれる表現でありながら、ひとつの物語として現代の「家族とは何か」をリアルに問いかける。

この若手監督の挑戦をバックアップするのは、数々の家族ドラマを演じてきた鶴見辰吾(父・哲役)、伊藤かずえ(母・優子役)のベテラン俳優陣。さらに大野拓朗(長男・タカシ役)、森田涼花(長女・若葉役)らが瑞々しい演技で作品を彩る。

今回は映画公開を記念して本作に出演している、鶴見辰吾さんと伊藤かずえさんにお話をうかがってきました。是非ご覧ください!

インタビュアー:ジャンクハンター吉田

長女・若葉編「ハカバノート」
監督:福山功起
出演:森田涼花 美山加恋/天童なこ 森 累珠 関口あきら 酒井晴人
【ストーリー】
周りに合わせて自分を出さないことで「いい子」を演じていた高校生の若葉(森田涼花)は、家族や先生、友人への本音をノートに書き込んでいた。「このノートは、本当の私が死んでいる墓場(ハカバ)なの」。しかしある日、クラスのいじめられっ子・雪乃(美山加恋)にノートの内容を見られてしまい、雪乃は若葉に3 日間だけ何でも言うことを聞くことを要求する。始めは嫌々付き合っていた若葉だったが、次第に二人は意気投合し、本当の気持ちを言える友達の存在に気付きはじめる…

母・優子編「キャンディ」
監督:加瀬 聡
出演:伊藤かずえ 入来茉里 斐 ジョンミョン
【ストーリー】
真面目な専業主婦・優子(伊藤かずえ)は、何不自由ない家庭に幸せを感じながらも、漠然とした不安を抱えていた。ある日、元同僚の結婚式に出るため家をあけた優子は、帰りの電車で寝過ごしてしまう。終点で出会ったのは、言葉を話さない不思議な女(入来茉莉)。彼女に手を引かれるままに飛び出した優子は、帰る術もなく彼女と行動を共にする。日常の外に出ることで、自分が感じていた寂しさを実感する優子。そんな時、彼女の正体が明らかになり…

父親・哲編「父親輪舞曲」
監督:角川 裕明
出演:鶴見辰吾 水崎綾女 尾崎龍士郎 藍川ゆとり/大石吾朗
【ストーリー】
飲料メーカーに勤める父の哲(鶴見辰吾)もまた、家族の気持ちさえわからない日常に満ち足りない想いを抱いていた。そんなある日、哲の元を里香(水崎綾女)と名乗る女性が訪ねてくる。哲の父・岳が生前ギターサークルに入っており、そこで作詞した歌を歌わせてほしいと頼みに来たのだ。厳格な父が作詞などをするとは思えず、戸惑う哲。しかし、岳が作詞したという歌を聞いた哲は、幼い頃から厳しかった父の本当の想いを知ることになる…

長男・タカシ編「ライフワーク」
監督:完山 京洪
出演:大野拓朗 井村空美 RIKIYA/佐津川愛美/阿部 力
【ストーリー】
長男・タカシ(大野拓朗)は、カメラマンのアシスタントをすることを父に反対され、家を出て年上の彼女・ナオコ(井村空美)と同棲していた。なんとなく今の生活を続ける日々… しかしある時、ナオコが家を出ていき、カメラマンの師匠・リョータも海外に行ってしまう。自分が本当にやりたいことは何なのか、そして夢を貫く覚悟はあるのか…? 迷いながらもタカシは、自分の将来について父と向き合う覚悟を決める…

配給:松竹 メディア事業部
制作:デジタルSKIP ステーション
製作委員会:松竹/埼玉県
公開日:2013 年10 月12 日(土)
公開館:新宿ピカデリー/MOVIX 川口/なんばパークスシネマ
公式HP:http://www.saitama-kazoku.jp/
(C)2013 松竹株式会社/埼玉県

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