ビッグタイトル続々発表！CAPCOM×TGS2010開催！

カプコンは、9月15日に“CAPCOM × TGS 2010”を開催した。TGS2010に先がけ、新作3タイトルを発表した。

イベントの進行はデッドライジングシリーズの稲船啓二氏が務め、カプコンが送る強力なビッグタイトルを紹介した。

1本目は、『デッドライジング２：CASE WEST』がXbox LIVEで配信されることが発表された。。
9月30日発売の『デッドライジング2』のプロローグである『デッドライジング2：CASE 0』が約50万ダウンロードを記録し、現在も記録更新中だが、稲船氏は「プロローグと言えば、エピローグ」と語り、予告編が上映された。

dead rising case west.jpg

dead rising case west_b.jpg

映像の最後でチャックの横にいたのは前作の主人公であるフランク・ウェスト。稲船氏は「良いものは最後に取っておく」と語り、エピローグに満を持して登場させたという。
ここで稲船氏より、本作を開発したブルーキャッスル・ゲームスをカプコンが吸収するかたちでの買収を発表。今後はカプコンゲームスタジオバンクーバーとして活動していくことを明らかにした。ブルーキャッスル・ゲームス代表取締役のロブ・バレット氏が登壇し、稲船氏とガッチリ握手を交わした。

続いて発表されたのは、オリジナルタイトル『ＡＳＵＲＡ‘ＳＷＲＡＴＨ（アスラズラース）』をプレイステーション3、Xbox 360用に開発中であることを発表。

カプコンの土屋和弘氏が登壇し、「稲船からチャレンジし続けないといけないと毎日言われていて、海外クリエーターとのコラボレーションもその一環なんですが、足元の日本から発信するもの
は何なんだとすごく考えました。僕たちもゲーム制作長いんで、はそれなりにいい作品を作れる自信があるんですが、同じように強いハートを持ったクリエーターと手を組んだら、
もっともっと前に進めるんじゃないか、もっともっと強くなれるんじゃないか。」と語り、サイバーコネクトツーとのタッグを組んだこと事を明かした。

アスラ対敵将、激突.jpg
ショートフック.jpg 滅多刺しにされたアスラ.jpg 天に吼えろ(UIなし).jpg 衛星サイズの擬神兵器がアスラを襲う.jpg

予告篇上映後、サイバーコネクトツーの松山洋氏、下田星児氏が登壇し、本作は、「これはゲームなのか！？」と思うほど、ぶっ飛んだ作品であると明かした。

そして最後に発表されたのが、シリーズ最新作となる『DmC Devil May Cry（ディーエムシーデビルメイクライ）』。
カプコン・エンタテインメントのプロデューサー・アレックスジョーンズ氏が登壇し、「1年半前に上司のオフィスに呼ばれて、日本からこのタイトルを制作するように言われてそのときは、まさか！と思いました。日本と共同で開発すると聞いてもっと驚きました！」と語った。

dmc_title logo.jpg

本作はNinja Theoryが制作する。
ディレクターのタミーム･アントニアデス氏が登壇し、｢『デビルメイクライ』
シリーズはゲーム業界に大きな影響を与えたタイトル。僕にも同じく大きな影響を与えてくれました。ゲーム性だけでなく、アクション映画の要素やファッショ
ンの要素など文化的にもインパクトのある作品。今回のダンテは若く、ゲームにもいまどきのファッションやストリート音楽を取り入れていきます。シリーズ作
品のDNAを受け継ぎながらも、インパクトのある作品にしたい｣と思いを語った。さらに監修の伊津野英昭氏が登壇。「監修となっていますが、僕自身はタミームとダブルディレクターのつもりでかなり力を入れて作っています。」と本作に力を注いでいることを語った。