カルト映画の帝王の称号を手に入れたデヴィッド・クローネンバーグ監督最新作『コズモポリス』公開を記念し、マニアから熱狂的な支持を受ける、『ザ・ブルード 怒りのメタファー』、『スキャナーズ』、『スキャナーズ2』、『スキャナーズ3』の4作品がリストア版で緊急上映することが決定した。4月13日（土）より、新宿武蔵野館ほかにてレイトロードショー公開される。
『ザ･ブルード 怒りのメタファー』
化身(メタファー)は怒りとともに増殖する
精神科医のラグランのもとで、ある研究の実験台になっているノーラ。その研究とは、人間の怒りを、対外的なものに置き換えるというものだった。実験によって彼女の腫瘍から奇怪小さなフリークスが現れる。それこそ、腫瘍をある種の子宮として誕生した、彼女の怒りの化身(メタファー)であった･･･。鬼才デヴィッド・クローネンバーグが自作の中でも最も愛着のある傑作ホラー！
監督・脚本：デヴィッド・クローネンバーグ／1979年／カナダ／英語／カラー／91分
(c)1979 THE BROOD FILM INC.
『スキャナーズ』
彼ら(スキャナーズ)は 思考するだけで 人間を破壊する。
ベイル—放浪者だった彼は、スキャナー（超能力者）を組織化し、VIP専門のボディガードにする会社、コンセックに拾われる。レボック—並はずれた力を持つ彼は、自分で世界を支配するために、敵対するスキャナーたちの皆殺しを開始する。レボックを追うベイル。レボックが開発した「薬品エファメロル」とは？そして、2人を結ぶ秘密とは何か？今、戦慄の死闘が始まるー。鬼才デヴィット・クローネンバーグの代表作との評価も高いサイキック・ホラーの傑作。
監督・脚本：デヴィッド・クローネンバーグ／1981年／カナダ／英語／カラー／103分
(c)1980 AVCO EMBASSY PICTURES CORP
『スキャナーズ2』
走査(スキャン)開始ー連鎖破壊
買い物中のスーパーで強盗に遭遇したデヴィッドは、自分の超能力で、2人の犯人を殺してしまう。警視フォレスターは、デヴィッドが持つ力を自分の野望を達成するために利用することを考えるが・・・。前作から10年後の世界で勃発する、新世代のスキャナーたちの超能力戦争を描いている。
原案：デヴィッド・クローネンバーグ／監督：クリスチャン・デュゲイ／1991年／アメリカ／英語／カラー／104分
(c)1990 FILMTECH PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED
『スキャナーズ3』
爆発寸前！ 最強のスキャナー誕生
アレックスは自分の能力で親友を誤って殺してしまった。そして、その罪の意識からタイへの修業に旅立ってします。２年後、残された姉のヘレナは、父が開発したスキャー用新薬を勝手に使用してしまい、次第に性格に変化が現れて行く・・・。超能力をもつ実の姉弟が死闘を繰り広げる。
原案：デヴィッド・クローネンバーグ／監督：クリスチャン・デュゲイ／1992年／アメリカ／英語／カラー／100分
(c)1991 FILMTECH PRODUCTIONS INC. ALL RIGHTS RESERVED
『コンセプション オブ デヴィッド・クローネンバーグ／受胎』
4/13（土）より、新宿武蔵野館ほかにてレイトロードショー
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