堀北真希主演作『麦子さんと』公開決定!

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堀北真希が声優を目指すオタク系女子を熱演する映画『麦子さんと』が今秋、全国ロードショーとなる。

【イントロダクション】
父親の死後、都会で兄とふたりで暮らす麦子の元に、ずっと昔に家を出たはずの母・彩子が戻ってきた。久しぶりの母との生活に戸惑う麦子だったが、病気を隠していた母はほどなく亡くなってしまう。母が青春時代を過ごした田舎に納骨のために来た麦子だったが…母はなんとその町のアイドルだった!?
主人公・麦子を演じるのは、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロイン梅子を演じ、昨年、お茶の話題をさらった堀北真希。2年振りの映画主演作となる本作では、声優になることを夢観るちょっぴりオタク女子な麦子を演じ、新境地を見せる。また、麦子の兄・憲男には『舟を編む』、『探偵はBARにいる2』など主演・出演作が目白押しの松田龍平。母・彩子には余貴美子。その他にも麻生祐未などユニークな面々が集結。
監督は、『純喫茶磯辺』(08)、『さんかく』(10)、今年の秋に公開が控える『ばしゃ馬さんとビッグマウス』など、その独特なセンスとユニークな人物造形で日本映画ファンから注目される気鋭、吉田恵輔。構想7年、脚本から手掛け、遂に実現した本作は、吉田監督の最新作にして最高傑作となることは間違いない。

【物語】
ニット帽を被り、田舎の小さな駅に降り立った麦子。
麦子は亡くなった母が青春時代を過ごした田舎に納骨のために来たのだったが…かつての母はなんと町のアイドルだった!?彩子にそっくりな麦子の登場に、色めき立つ町の人々。母の親友、母のストーカー?青春時代の続きと言わんばかりに、いい大人たちが麦子の廻りで騒動を巻き起こす。
麦子にとっての母は、自分と兄を置いて家を出ていった最低の母親。だが、町の人を通して、母親に触れることで、今までとは違う母に対しての気持ちが生まれていく麦子。
母が青春時代を過ごした田舎で、母の青春の続きに付き合わされる不思議な数日間。
麦子の心に優しい気持ちが広がる―

<小岩麦子役>堀北真希さんコメント
麦子が、母との再会、そして永遠の別れを通して一歩大人になる、その過程の複雑な感情を思い描きながら演じました。監督からドキュメンタリーみたいな自然なお芝居でと言われ、とても難しかったですが、大袈裟にならず、観ている方に感情移入してもらえるよう頑張りました。
(松田さんとの共演について)松田さんは本番へ向けてのお芝居の作り方が独特で、勉強になりました。
(余さんとの共演について)余さんは色々な役をこなされている憧れの女優さんで、今回親子という設定でお芝居が出来て嬉しかったです。

<小岩憲男役>松田龍平さんコメント
家族の話ですし、実際に妹もいるので、共感できる部分があって、楽しかったです。
(堀北さんとの共演)兄妹の関係性をイメージ出来たので、演じていてやりやすかったですね。
(吉田監督について)吉田監督とはいつかご一緒出来たらと思っていたので、今回呼んで頂いて嬉しかったです。

<赤池彩子役>余 貴美子さんコメント
吉田恵輔監督、吉田組は今までの現場で味わったことのないふしきな雰囲気でした。監督の人柄なのか、声を荒げる人もなく、誰もささくれ立っていない粛々と現場が進んでいくこの感じは初めての体験でした。(堀北さんとの共演)実際に共演する時間も短かったのですが、もうちょっとお話したかったですね。(笑)(観客に対して)この作品を観てたまには親の事を思い出してくださったらいいなと思います。

吉田恵輔監督コメント
本作は私が親不孝だった事もあり、母に対して素直に言えない想いを作品にしました。母が死んでから後悔しか残らず、喪失感も湧いてこない。そんな麦子が喪失感を見つけるまでの物語です。麦子に人々が色めき立つ設定なので、麦子役には私自身、一番色めき立つ存在の堀北さんにお願いしました。堀北さんは美しさと可愛らしさを両方持つ、麦子のイメージに合う希有な存在。しっかりと役作りをしてきた彼女は、私が演出する必要ないほど完璧でした。松田さんは面白過ぎて笑いを我慢するのが大変で、余さんからは強い母性を感じて胸が締め付けられました。きっと胸が熱くなる作品が出来るはずです。

『麦子さんと』
今秋、全国ロードショー

出演:堀北真希、松田龍平、麻生祐未、余貴美子
監督:
(『純喫茶磯辺』、『さんかく』)
脚本:吉田恵輔、仁志原 了
制作プロダクション:ステアウェイ
配給:ファントム・フィルム

オフィシャルHP:www.mugiko.jp

(C)『麦子さんと』製作委員会



















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