
日本を代表する映画監督でありながら、辛口映画評論家としても知られる井筒和幸氏と、レギュラーラジオ番組での独自の切り口の映画評もおなじみのライムスター 宇多丸氏が、12/20(木)に東京・新橋のスペースFS汐留にて『96時間』シリーズ“イッキ観”試写会上映前にトークショーを行った。
「異色の主人公、ブライアン・ミルズの魅力」「家族の為なら何でもする“最強の親父”ブライアンの姿」、「シリーズの、CIA仕込みのブライアンの特殊スキルと格闘術」など映画の見所、魅力はもちろん、日本のリーアム・ニーソンは誰か?などなど、あらゆる切り口から『96時間』シリーズを語りつくし、“親父の愛”が再び暴走する『96時間/リベンジ』さながらの暴走トークを展開し、会場に集まった『96時間』シリーズのファンで埋め尽くされた会場は感動と爆笑に包まれた。
本シリーズについて:
宇多丸「リーアム・ニーソンの皮を被ったスティーブン・セガール映画だよね。」
井筒「俺は中に、チャック・ノリスが入ってるかと思ったよ!」
宇多丸「ファイトスタイルはセガールなんだけど、娘を心配するときに見せる子犬の様な「クゥ~ン」っていう感じの切ない表情の演技はリーアムだからできる演技だよね。皮を被っている意味がある。」
自分が主人公ブライアン・ミルズの状況だったらどうしますか?(家族に危険が及ぶ):
井筒「自分も娘がいるから死に物狂いで取り戻すよ。何をするか分からんよ。棒を持って立ち向かうよ!」
宇多丸「井筒監督、リーアムと同じ60歳だし、日本で96時間を撮るなら、主演は監督じゃないですか!?」
リーアム・ニーソンについて:
井筒「いいシリーズに出会って化けたよね。実は星戦争あたりから彼の先行きを俺は心配してあげてたんだよ。当たり役見つけたな!」
『96時間/リベンジ』
2013年1月11日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他全国ロードショー
製作・脚本:リュック・ベッソン
監督:オリヴィエ・メガトン
出演:リーアム・ニーソン、マギー・グレース、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア
配給:20世紀フォックス映画
公式HP: 96hours.jp
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