アニメ「AKB0048」最終公開オーディションで声優選抜9名が決定！

2011年12月13日、東京・新宿バルト9にて、AKB48をモチーフにしたTVアニメ「AKB0048」声優公開オーディションが開催され、渡辺麻友ら9人が合格した。

会場には第1次オーディションを通過したAKB48メンバー30名が登壇し、メインキャラクターを演じる9名に選抜されるべく、台詞読みや自己アピールで最終オーディションに臨んだ。このオーディションには審査員として本作の企画・監修の秋元康氏、総監督の河森正治氏、音響監督の明田川仁氏、エグゼクティブプロデューサーの大月俊倫氏が出席。さらに、抽選によって選ばれたファン約100名が劇場に駆けつけメンバーたちを見守った。各メンバーのオーディションの順番は抽選によって決定し、6名ずつのグループ分けられたメンバーが台本に書かれたキャラクターで2パターンの台詞読みと、自己アピールでキャストの座を競い合った。

30名の審査が終わり、いよいよ審査結果を発表の時となり、審査員を代表して総監督の河森氏が「今回の企画が始まってから声優9名をAKBメンバーの中から選ぶとき、本当に9名もいるんだろうかとスタッフの中でも騒然としていました。今回声を聞かせて頂いて、9名に絞るのが大変だったくらい良かったです」と、審査の感想を語った。

そして見事、主要キャストを勝ち取ったのは、AKB48の石田晴香（チームB）、佐藤亜美菜（チームB）、佐藤すみれ（チームB）、仲谷明香（チームA）、渡辺麻友（チームB）、AKB48研究生の岩田華怜、SKE48の秦佐和子（チームKⅡ）、矢神久美（チームS）、NMB2期研究生の三田麻央。

最後に秋元康氏から総評として「今日勉強する良いきっかけになったと思うのは、やっぱり声優とはこうだ、とかプロっぽいことを真似しても、技術は追いつかない。むしろそれは後から身に付くもの。そのかわり、自分のやり方とか、わからなくても思いっきりやる。そういう自分らしさを出すのがポイントだと思いました。みんなの頑張りに感動しました。」とコメントした。

さらに「まだどんなキャラクターになるかわからないが、審査員特別枠を急遽作りました」とサプライズの発表をし、AKB48の竹内美宥（チーム4）、HKT48の村重杏奈（1期生）、NMB48の木下百花（研究生）、SKE48の古川愛李（チームK2）の名前を読み上げた。審査員特別枠の4名も、何らかの形で「AKB0048」に出演することが発表された。

↑見事主要キャストの座を射止めた9人

アニメ「AKB0048」
来春放送開始予定
■企画、監修：秋元康
■原作、総監督：河森正治
■監督：平池芳正
■シリーズ構成、脚本：岡田麿里
■キャラクターデザイン：江端里沙
■コンセプトデザイン：ブリュネ・スタニスラス
■美術設定・プロップデザイン：ロマン・トマ／ルガル・ヤン
■音響監督：明田川仁
■エグゼクティブプロデューサー：大月俊倫
■アニメーション制作：株式会社サテライト

公式サイト：http://akb0048.jp/

(c)AKB0048製作委員会