【以下プレスリリース文掲載】
原一男が20年もの歳月をかけ、水俣病にフォーカスした3部構成、上映時間372分の一大叙事詩『水俣曼荼羅』のDVD通常版を2023年7月5日(水)に発売いたします。
鬼才から巨匠へ、原一男、あらたな代表作
公式サイト http://docudocu.jp/minamata/
公式Twitter https://twitter.com/MINAMATAMandala
■ドキュメンタリー映画の金字塔『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督の最高傑作

3部構成、上映時間372分というドキュメンタリーの凄みと興奮に満ち満ちた原一男監督の新境地である本作は、数々の映画賞に輝き、世界各国の映画祭に招待されている。国内では、第95回キネマ旬報ベスト・テン 文化映画第1位、日本映画第5位、第76回毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞、2021年日本映画ペンクラブ賞 文化映画ベスト1、第8回浦安ドキュメンタリー映画大賞を受賞し、東京フィルメックス特別招待作品として上映されている。さらに国外では、ロッテルダム国際映画祭 Harbour クロージング上映作品、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭 into the World部門、ニューヨーク近代美術館(MoMA)バーチャルシネマシリーズ第1弾作品、上海国際映画祭 金爵賞公式セレクション、釜山国際映画祭 Icons部門、香港国際映画祭 MASTERS & AUTEURS部門等、数々の映画祭に選出され話題をさらった。

■豪華音声特典収録!
2023年2月に発売された『水俣曼荼羅』初回限定版DVD-BOXの特典のうち、大好評を博した原一男監督によるオーディオコメンタリーが、なんとDVD通常版にも全編にわたって収録!映画『水俣曼荼羅』をより深く理解するために必聴の大ボリュームのオーディオコメンタリーをお見逃しなく。- 『水俣曼荼羅』作品情報
【スタッフ】
監督:原一男 エクゼクティブ・プロデューサー:浪越宏治 プロデューサー:小林佐智子、原一男、長岡野亜、島野千尋 編集・構成:秦岳志 整音:小川武 【ストーリー】 『第1部 病像論を糾す』 川上裁判によって初めて、国が患者認定制度の基準としてきた「末梢神経説」が否定され、「脳の中枢 神経説」が新たに採用された。しかし、それを実証した熊大医学部浴野教授は孤立無援の立場に追いやられ、国も県も判決を無視、依然として患者切り捨ての方針は変わらなかった。 『第2部 時の堆積』 小児性水俣病患者・生駒さん夫婦の差別を乗り越えて歩んできた道程、胎児性水俣病患者とその家族の長年にわたる葛藤、90歳になってもなお権力との新たな裁判闘争に賭ける川上さんの、最後の闘いの顛末。

『第3部 悶え神』
胎児性水俣病患者・坂本しのぶさんの人恋しさと叶わぬ切なさを伝えるセンチメンタル・ジャーニー、患者運動の最前線に立ちながらも生活者としての保身に揺れる生駒さん、長年の闘いの末に最高裁勝利を勝ち取った溝口さんの信じる庶民の力、そして水俣にとって許すとは?翻る旗に刻まれた怨の行方は?水俣の魂の再生を希求する石牟礼道子さんの“悶え神 ”とは?
- 『水俣曼荼羅』商品情報

【発売日】
2023年7月5日(水) 【価格】 DVD通常版 7,480円(税込) ※初回限定版DVD-BOX 10,780円(税込) 【映像特典】 ・予告編+特報 【音声特典】 ・原一男監督によるオーディオコメンタリーを全編に収録 ※商品の仕様は変更となる可能性がございます。 発売元:株式会社キネマ旬報社 販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング (C)疾走プロダクション