映画『そこに光があるなら』キャスト解禁!監督は16歳現役高校生

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

オンライン動画配信サービス「Hulu」を運営するHJホールディングス株式会社が主催する35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU(エイチユー)35)」にて、グランプリを競う5組のファイナリストのうち2組目の作品がクランクアップし、あわせてキャストが発表されました。

 

昨年9月27日に実施された「ファイナリスト選考会」での選考後、映像制作のプロのサポートを受け、約3ヶ月にわたり脚本づくりと制作準備を進めてきた5組のファイナリストたち。今回クランクアップしたのは、現在16歳の現役高校生《カワイ・ヒバリ》監督の映像作品『そこに光があるなら』。ファイナリスト選考会当時は、最年少の15歳でありながら、コロナ禍によって中学最後の夏休みを奪われた自身の経験を基にした企画をプレゼンテーションし、審査員による選考は堂々の1位通過となりました。以前から日常で感じたことを「物語」として書き続けてきた蓄積によって、その脚本には、年齢を感じさせない豊かな想像力と確かな執筆力がありました。
そんなカワイ・ヒバリ監督が描くのは、中学3年生の主人公が自分たちの手でコロナによって奪われた大切な時間を取り戻そうとする物語。「京都に住む中学3年生の紗苗。コロナ禍で学校行事も部活動も停止になった中学最後の冬、同居していた祖母がコロナで亡くなってしまう。祖母との最期が喧嘩別れとなってしまった紗苗は悲しみや自責の念を晴らすために、同級生の桃子、麻弓、剛と共に、コロナのために中止となったあるイベントを自分たちの力で決行しようと計画を立てる……。」という本作のストーリーには、そんなカワイ・ヒバリ監督自身が感じた、やり場のない後悔が落とし込まれており、リアルな青春ドラマへと昇華しています。

そして本作のキャストも解禁。

主人公の紗苗役に中島瑠菜、また同級生の桃子役に南琴奈、麻弓役に田畑志真、剛役に田中奏生がそれぞれ抜擢され、今後の活躍が期待されるフレッシュなキャスト陣が等身大の役柄を演じています。そして、物語のキーとなる紗苗の祖母役として美保純が参加しています。

「撮影終わりにそのまま学校に向かった」というキャストからの目撃エピソードもある現役女子高校生のカワイ・ヒバリ監督は「とにかく無我夢中でした。撮影期間は今まで感じたことないくらいあっという間に過ぎていって、でも毎日初めての経験が待っていて、楽しさやワクワクとともに駆け抜けられたと思います。友情!とか愛情!とか青春!とかを、ポップでキュートに描けたのではと思っています。中学生のたくましさを観てみてください!」と力強くコメントしました。

 

ファイナリスト 5 組の作品は、制作過程に密着したドキュメンタリーとあわせて、本年4月からHuluで配信予定です。その後、グランプリの副賞として<賞金 100万円>と<Huluオリジナル新作の監督権>の獲得がかかった最終審査会と授賞式も4月に予定しております。また、授賞式では、Hulu会員からの投票により決定するオーディエンス・アワード(賞金50万円)の受賞作品も発表します。

 

監督・キャストのコメント

 

カワイヒバリ 監督

◎監督・脚本◎カワイ・ヒバリ(16歳)

とにかく無我夢中でした。撮影期間は今まで感じたことないくらいあっという間に過ぎていって、でも毎日初めての経験が待っていて、楽しさやワクワクとともに駆け抜けられたと思います。友情!とか愛情!とか青春!とかを、ポップでキュートに描けたのではと思っています。中学生のたくましさを観てみてください!

 

◎紗苗役/中島瑠菜(なかしま・るな/16歳)

35歳以下という企画だから出会うことができた、同い年のカワイ・ヒバリ監督とご一緒できたことが本当に嬉しかったです。演出に関する表現が同世代で似ていることもあり、共感できることが多く、ご一緒していて楽しかったです。カワイ監督は自分の中に強く思い描いているものがあって、撮影していく中でいろんな意見やアドバイスなどを取り入れながら、芯を強く持って自分の作品にしている姿がかっこよかったです。監督の曲げない強さを見て、自分もそうなりたいと思いましたし、尊敬しています。この作品が、同世代の方やその姿を見守ってきたご家族をはじめ、観てくださった方全員にとって、コロナ禍での生活が「上手くいかないことばかりだったな」というマイナスな思い出だけじゃなく、劇中の“天燈”のように「コロナ禍だったからこそできたこともある」と、いい思い出として振り返るきっかけになったら嬉しいです。ぜひご自身の経験と重ねてご覧ください!

 

◎桃子役/南琴奈(みなみ・ことな/16歳)

まさか自分と同い年の方が監督だなんて!思ってもなかったので本当にびっくりしました。新鮮ですごくワクワクしました。監督、キャストの皆さんが同年代でいつもワイワイしていてとっても楽しい現場でした。撮影の合間はお互いの写真を撮り合ったり、沢山おしゃべりをしたりして笑いが絶えなかったです。監督は演技の指導から方言の指導まで丁寧に教えてくださってとっても分かりやすかったです。私がすごく印象に残っているのが、最終日の朝、撮影終わりに監督がそのまま学校に登校していて本当に高校生なんだな、と思いました。キャスト4人で「仕事終わりに学校行くのって、かっこいいね!」と話していました。本当に今回の現場は今まで経験したことのないことが沢山あったのですごく貴重な経験をさせていただきました!
素敵な作品になっておりますので、ぜひ観ていただけると嬉しいです!

 

◎麻弓役/田畑志真(たばた・しま/17歳)

オーディションの時に監督さんの年齢が1つ下の15歳※ということを聞き、とても驚きました。実際の撮影でも同世代で作り上げることで、チームとしての一体感がありましたし、毎日楽しく撮影していました。カワイ監督とは、歳が近いので話しやすかったですし、とても可愛らしい監督でした。リハーサルの時に監督からお手紙をいただいたのがとても嬉しかったです。コロナ禍になり、学校行事等が中止になることで、楽しみが減ってしまったという思いは皆さんも経験したと思います。実際に私も中学の修学旅行が中止になるなど、色々なことが制限されました。そんな中でも、この作品は目標に向かって突き進むこと、諦めないことを思い出させてくれるような青春物語になっていると思います。コロナ禍の時期を経験した私たちが今になって思うことが沢山詰め込まれているので、この作品を観て、少しでも明るい気持ちになっていただけたら嬉しいです。その光が皆様のもとに届きますように。 (※15歳=カワイ・ヒバリ監督のファイナリスト選考会当時の年齢。現在は16歳)

 

 

◎剛役/田中奏生(たなか・かなう/17歳)

コロナ禍を描いた作品なので、僕たちが過ごしている日常に近く、何年か前の自分を見ているように感じました。こんなに日常に溶け込んだ作品に出させていただくことがあまりないので、いい意味で特別感なくナチュラルなお芝居をやろうというワクワク感がありましたし、この作品を観る方に、中学生の主人公たちがどんなことをやり遂げるのかというクライマックスをお届けしたいと思って臨みました。カワイ監督の発想がワクワクを与えてくれましたし、すごく熱心に堅実に取り組んでいらっしゃって、素晴らしい方だと思いました。ほぼ同年代の監督と役者さんとの共演だったので、意見のディスカッションもしやすかったですし、現場の雰囲気もすごく良くて、楽しかったです!

 

◎紗苗の祖母・美奈子役/美保純(みほ・じゅん)

今回、私が出演したシーン自体は長くはありませんでしたが、パンデミックの3年分を振り返ったようでした。監督のような若い世代はコロナ禍をどのように感じていたのかと気になっていたのですが、大人よりも辛いことを我慢していたのかなと感じました。カワイ監督はニュートラルな表現を何パターンもできる方だと思っています。私は40歳を過ぎてから短編作品を作りましたが、若い頃の方が物事を引いて見る力が強かったり、頭が柔らかくていろんなことを受け止められたりすると思うので、若い方には新しい作品の作り方にどんどんチャレンジしてほしいです。

 

 

<ファイナリスト5作品詳細> ※年齢は本リリース配信当時

『そこに光があるなら』カワイ・ヒバリ(かわい・ひばり) 16歳/高校生

『はじめてのよあそび』瀬名亮(せな・りょう) 19歳/大学生

『宇宙人ともだち』大江海(おおえ・かい) 30歳/CMディレクター

『姉にヒュッゲを教えたい!』(仮)中林佳苗(なかばやし・かなえ) 27歳/テレビ局員

『ヒロインの親友はハードスケジュール!!』てつおとゆうほ  てつお 25歳/芸人、ゆうほ 26歳/会社員

 

<Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ 概要>

◆名称:Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU(エイチユー)35)

◆スケジュール

ファイナリストによる作品制作準備・制作期間:2022年10月~2023年4月

ファイナリスト作品配信:2023年4月中旬

最終審査会&授賞式:2023年4月

◆公式HP:https://HU35.jp/

◆公式Twitter:https://twitter.com/U35_hulu

◆主催・企画・製作:HJホールディングス株式会社

◆制作・運営:東京テアトル株式会社

◆コピーライト:©︎2022 HJ Holdings, Inc.

 

『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ』とは?

Huluによる、新世代“映像クリエイター”発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」。

参加資格は、35歳以下であること。選考を勝ち抜いたファイナリスト5組は映像制作のプロによるサポートと、1500万円の制作費支援のもと、自身の企画の監督・脚本を務め、映像化する機会を与えられる。ファイナリストによる5作品は、完成後、Huluで独占配信。その中から各界の第一線で活躍する審査員たちにより、グランプリ作品を選出。グランプリ受賞者には賞金100万円が贈られ、副賞として、Hulu全面バックアップのもと、Huluオリジナルの新作を監督・配信することができる。「誰かに作品を届けたい」と思う気持ちと、飽きさせないアイディアがあれば、誰もが夢を叶える扉を開くことができるプロジェクト。

 

Huluとは https://www.hulu.jp/

 

Huluは映画・ドラマ・アニメ・バラエティなどを楽しめるオンライン動画配信サービスです。月額定額料金でいつでも、どこでも、10万本以上の作品が見放題。日本初上陸の海外ドラマを配信する「Huluプレミア」や、独自で製作する「Huluオリジナル」を筆頭に、テレビで放送中の人気番組の見逃し配信や、音楽ライブの配信などラインナップも幅広くHuluでしか観られないコンテンツも豊富に取り揃えています。また、ライブ配信も充実。日米英のニュース、ドキュメンタリー、スポーツチャンネルなどをお楽しみいただけます。さらに都度課金制のHuluストアでは劇場公開から間もない最新映画や海外ドラマの最新シーズンに加え、人気の舞台や音楽イベントなどのライブ配信も提供。月額料金を支払う事なくどなたでもレンタル/購入できます。HuluもHuluストアもインターネットに接続したテレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで視聴可能です。

Huluは月額1,026円(税込)となります。ただし、iTunes Store決済の場合には1,050円(税込)となります。

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