映画『BAD CITY』 監督・アクション監督 園村健介のオフィシャルインタビューが解禁!

 

【STORY】

「犯罪都市」の異名を持つ開港市に縄張りをもつ桜田組の組長が、韓国マフィア・金数義(山口祥行)によって殺された。

金は、開港市を影で操る巨大財閥・五条財閥の会長・五条亘(リリー・フランキー)と密かにつながっていた。

一方、五条の告発を悲願とする検察庁検事長の平山健司(加藤雅也)は、公安0課の小泉香(壇蜜)を使い、秘密裏に熊本(勝矢)、西崎(三元雅芸)、野原(坂ノ上茜)たちを引き抜き、特捜班を結成。そしてもう一人…ある事件を起こした罪で容疑で拘置所に勾留されている元強行犯警部・虎田誠(小沢仁志)を期限つきでチームに復活させる。

果たして虎田たち特捜班は、五条を検挙することができるのか?

欲望が渦を巻くこの街で、死闘の果てに見える景色とは―。

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

小沢仁志の還暦記念映画として、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルトガルのポルト国際映画祭、アメリカのオースティン・ファンタスティック映画祭など、権威のある映画祭に続々と招待されている、本格アクション映画『BAD CITY』。

この度、監督デビュー作『HYDRA』(2019)が海外映画祭でも評価され、アクション監督を務めた『ベイビーわるきゅーれ』がロングランヒットとなった園村健介のオフィシャルインタビューが解禁となった。

Q:本作の監督を担当することになった経緯を教えてください

山口祥行さんからの紹介でした。山口さんには、ずっと前からお世話になっていて、僕の1本目の監督作品の時も劇場に観に来てくれていたんです。
ある日、山口さんから急に電話が来て、「紹介したい人がいるから変わるね」と言われ、電話越しに凄みのある声が聞こえてきて・・一瞬でこれは小沢さんの声だというのが分かって、電話越しに姿勢を正していました(笑)。それで小沢さんがアクションものをやりたいということで、「アクションの撮れる監督を探しているけどお前どうだ?」と。脊髄反射的に「やります」と言っていたと思います(笑)

Q:実際に小沢さんとのお仕事はいかがでしたか?

撮影の分量が多かったので、大変な部分もありましたけど、僕がやっているスタイルと小沢さんから出てくるエネルギーみたいなものが上手く融合できた気がします。小沢さんはこちらに対して完全に任せてくださりつつ僕が困っている時には助け舟を出してくださったりと時間のない中で、ノンストレスで撮影することができました。

Q:今回はアクションを得意とされている方たちも多かったじゃないですか。小沢さんのような、怖いもの知らずの方もいらっしゃって、普段よりはセーフティーというところを心配せずにもう少し踏み込んでやれる部分はあったりしたんですか?

ありましたね。多少当たってもそういうものでしょうという認識がある方達が多かったので、リスキーなアクションシーンも作りやすかったです。撮影は、冬だったのもあって日照時間も短かったんで、廊下で拡声器で殴るアクションシーンをカットするかもと小沢さんに話したんです。そうしたら、「これだけは絶対撮影すべき」と言っていただいて。他の作品では、アクションシーンって無くても成立しちゃうので、「先に芝居を撮って、残った時間でアクションをお願いします」というのが多くて、アクションを作っても結構カットになることが多いんですが、今回、僕が撮るということはアクションを観に来る人が多いと思うので、なるべくアクション優先で撮りました。

Q:アクションを演出する中で、若手俳優と比べて40、50代って違うなという部分ありましたか? 

やっぱり若い頃は思うように体が動いていたものが、年齢と共に追いつかなくなる部分もありますよね。それでもやるみたいな気合いがすごいわけで。さらに今回の方々は百戦錬磨の猛者なので経験値が普通の役者さんの比じゃなく、経験で簡単にカバー出来てしまう。小沢さんが階段落ちするシーンがあるんですが、小沢さんが自分でやりたいと言ってサポーターとか全部自前のものを持って来てやったんです。普通に転がるのも面白くなかったので、一回引きずられて背中で滑ってからもう一度落ちるという二段階方式をやって、さらに落ちた後も戦い続ける。本当にすごかったですね。

Q:監督は『ベイビーわるきゅーれ』で、女性のアクションをすごくカッコよく作られていましたね。今回は、坂ノ上茜さんが強行班の1人として活躍しています。女性のアクションを演出する上で、なにかこだわりはあるのでしょうか?

ぼくの中では結構あります。女優さんは華奢な方が多く、例えば大男を華麗なキック一発で倒すとか、そういうものは現実離れしていると冷めた目で見られてしまうので、僕はフィジカル的な差をどう埋めるかというところで女性ならではの戦略の立て方で大きい男性を倒す説得力を出せるように意識しています。

Q:最後に監督は、どんなところを観客の皆さんに楽しんでもらいたいですか?

ラストのアクションシーンはお客さんも皆一緒に「頑張れ」と思いながら応援できると思うんですよね。主人公の虎田はもちろんですが、ほかのメンバーに比べて体格的にも体力的にも差があるにもかかわらず頑張ってついていかないといけないという状況で頑張る野原も応援して欲しいなって思います。

 

 

【園村健介 プロフィール】

1981年生まれ、宮城県出身。学生時代に倉田アクションクラブに入団、スタントの基礎を学ぶ。退団後、フリーの時期を経て2003年ユーデンフレームワークスに所属。数々の作品でスタントプレイヤーとして活動しつつ06年、「LOVE DEATH」にてアクション監督としてデビュー。その後は映画、TV、ゲーム等でアクション監督として活動中。アクション監督を務めた主な作品に「THE NEXT GENERATION パトレイバー」(15)「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」(16)フルCG映画「バイオハザード」シリーズ(08、12、17)、ゲーム「メタルギアライジングリベンジェンス」(13)、「ベイビーわるきゅーれ」(21)、「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」(23)等。
監督デビュー作「HYDRA」(19)は多数の海外映画祭に正式招待され好評を得る。「東京無国籍少女」(15)、「マンハント」(17)にてジャパンアクションアワードベストアクション監督賞受賞。

【イントロダクション】

【顔面凶器】【Vシネマの帝王】など、 数々の異名を持ち、映画やドラマ、そしてバラエティなど数々のフィールドで活躍する俳優・小沢仁志が”還暦記念映画”として、生きざまのすべてをぶつけ、「俳優人生で最後の無茶」を繰り広げる怒涛のアクション映画『BAD CITY』は、小沢によるオリジナル脚本(製作総指揮・脚本はOZAWA名義)。製作総指揮として、映画の企画段階から撮影のコーディネートまでこなし、主演として本格的なアクションに挑戦!!この映画のために徹底したトレーニングを行い、強靭な肉体を作り上げた小沢は、なんと100人以上にのぼる敵を相手に、CGなし、スタントなしのガチンコアクションに挑んだ。なかでも「日本統一」シリーズの山口祥行と死闘を繰り広げるクライマックスシーンでは、60歳になろうとしている男とは到底信じられないほどの動きで、息つく間もない肉弾戦を披露! 300を超える出演作に、自身の破天荒な生きざまを刻んできた【日本映画界最後の破滅型俳優】小沢仁志の背中は、観るもの全員の胸を熱くさせるはずだ。

小沢演じる刑務所に服役中の元強行犯警部・虎田誠と特捜班のチームを組むのは、坂ノ上茜、勝矢、三元雅芸。

4人を指揮する公安0課の小泉香役に壇蜜、その上司・検察庁検事長の平山健司役に加藤雅也。韓国マフィアの首領・マダム役にかたせ梨乃、開港市を影で操る巨大財閥・五条財閥の会長・五条亘役にリリー・フランキー。

韓国マフィア・金数義役に山口祥行、マダムの側近・パク役に本宮泰風、桜田組若頭補佐・村田役に波岡一喜、金数義の右腕・ハン役にTAK∴、刑事役に小沢和義、中野英雄と、実力派の面々が小沢の還暦に華を添える。

監督・アクション監督は、デビュー作『HYDRA』(2019)が海外映画祭でも評価され、アクション監督を務めた『ベイビーわるきゅーれ』がロングランヒットとなった園村健介。

主題歌は、クレイジーケンバンドが本作のために書き下ろした「こわもて」。

 

 

 

 

小沢仁志
坂ノ上茜  勝 矢  三元雅芸
諏訪太朗 島津健太郎 友 和 桐生コウジ 浜田 晃 松永有紗 許 秀哲 圭 叶 桑田昭彦 福田健次
中野英雄  小沢和義  永倉大輔
山口祥行  本宮泰風  波岡一喜  TAK∴
壇 蜜  加藤雅也  かたせ梨乃  リリー・フランキー

製作総指揮・脚本:OZAWA × 監督・アクション監督:園村健介
主題歌:クレイジーケンバンド「こわもて」(doublejoy international/UNIVERSAL SIGMA)
製作:人見剛史 岡本全竜 小林未生和  エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介  プロデューサー:服巻泰三 小林良二 角田 陸  音楽:森野宣彦
撮影:伊集守忠  照明:大町昌路 藤井隆二  録音:山口 勉 西岡正巳  美術:貝原クリス亮  衣裳:片柳利依子  メイク:坂口佳那恵  助監督:金沢勇大  アクションコーディネイター:川本直弘
ラインプロデューサー:山鹿孝起 本田大祐  協力プロデューサー:河野博明  ガンエフェクト:遊佐和寿  特殊造型:JULIA  刺青:竹林 弘(H&M’s TATOO)  編集:園村健介  VFX:恒川岳彦  音響効果・整音:丹 雄二
撮影協力:九州小沢会  スペシャルサンクス:福岡県中間市  製作:映画「BAD CITY」製作委員会  製作幹事:ライツキューブ  制作プロダクション:ソリッドフィーチャー  配給・宣伝:渋谷プロダクション
© 2022「BAD CITY」製作委員会

公式サイト:www.badcity2022.com

Twitter:www.twitter.com/BADCITYMOVIE

Facebook:www.facebook.com/BADCITY2022/

 

福岡先行上映中
1月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国順次公開

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