対象ツイートをリツイートで抽選プレゼント! 『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』 インプレッションレポート

 

【文・畑史進(編集長Twitter):https://twitter.com/hata_fuminobu

 

 

 

2022年3月15日にスクウェア・エニックスから『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』が発売された。対応機種はPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X/S、Xbox One、Microsoft Windows(Epic Games Store)今回はこちらのソフトを編集長の畑が先行プレイを行ったので詳細なインプレッションをお届けする。

 

 

 

インプレッションの最後には読者プレゼントの詳細もあるのでお楽しみに。

 

【畑編集長のインプレッション:FF1のプレイ回数はゆうに2桁】

 

『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』はクリエイティブプロデューサーに野村哲也、シナリオを野島一成が手掛け、開発は『仁王』や『NINJA GAIDEN』の「Team NINJA」が担当したハックアンドスラッシュ系アクションゲーム作品だ。

 

『ファイナルファンタジーⅦ』や『ファイナルファンタジーⅧ』で多感な小学生時代を過ごして、『キングダム ハーツ』を経由した自分としては野村&野島タッグの「ファイナルファンタジー」 というだけでワクワクしてくる。

また本作は初作『ファイナルファンタジー』以下(『FF1』と表記)のシナリオをベースに新解釈を施したものだというのだから、『FF1』のファミコン版からワンダースワン版、GBA版、PS1版、スマホ版を通して遊んできた身としては心の踊る作品になるのは間違いない。

そう思って、発表当初から体験版を遊ぶのは邪道だと勝手にジャッジ。まぁ普段から遊ぶと決めたタイトルの情報は一切入れないし、体験版なんてもってのほかという平成初期思考のジジイなんでただの通常営業なんだけどね。

 

さて、いくらかゲームを進めた感想を話すと、アクション部分の手触りが良く、一応難ゲーと謳っている本作であっても、ストーリーとアクションを程よいバランスで楽しめる設計のモードからアクションをコアに楽しみたいハードモードまで用意されていることもあって、広い層に勧められるゲームだと思った。

これは個人的な話なんだけど、最近まで別の「死にゲー」を遊んでいたこともあって、ややその操作に引っ張られて誤爆プレイをすることがあったけど、3時間位プレイするとだんだん感覚が慣れてきた。どちらかと言うと操作方法は同じFFシリーズなんだから『FFVII リメイク』によせてくれたらなと思ったけど、まぁいい。

 

本作のアクションでかなり気に入ったのがシームレスなジョブチェンジ。装備画面でジョブ専用の装備を着けるとジョブが変わるけど、これがフィールド画面、戦闘中の切替可能なタイミングだったらシームレスに切り替えることができるのはとても楽しい。『FF』はやっぱりジョブを選んでその時その時で臨機応変に戦略を立てて戦うのが醍醐味だと勝手に思い込んでいるのでこの作品はオールディーなFFファンにも受け入れられるんじゃなかろうか。

特に気に入っているのが魔法系のジョブ。今作はプレイスキル次第でMPを常に充填しておくことができるから、割とバンバカ魔法が撃てるのは爽快感が高い。だいたいこの手のゲームはある程度自分の好みのジョブが決まってくると、安牌な攻略のために使用するものが固まってくるけど、これは気分転換に色々触りたいと思えるような設計になっていてかなり工夫されているなと感じた。

ただ、最大2つまでしかつけられないのはちょっと物足りなさがある。最大5個位は切り替えて遊べたらなぁと思う。

 

もう一つ気に入っているのが敵のデザイン。

今作はベースになっている『FF1』からの登場が多いわけだけど、当時ドット絵で描かれたどこかグロテスクでおどろおどろしいデザインが現代の3Dグラフィックのデザインで本作の世界観に合わせてアレンジを加えて描き起こされている。当時(小1)から「FF派」だった自分はこのどこか先進的というか、背伸びしている感じのグロデザインが好きで、これらの敵のデザインのバラエティに感心する。そうした敵たちをフィニッシュ技では遠慮することなく首を引きちぎったりするものだから、今回のスクウェア・エニックスはかなり冒険しているなと驚かされた。オッサンになったからかもしれないけど、僕が求めていた「FFの進化系」がこれだと改めて実感。

 

 

なにより今作で一番心踊るのが野島さんの台詞回しだ。

今作の発表時は登場キャラクターの外見であーだこーだと言われていて、若干僕も同意する部分もあったけど、そんな心配は杞憂に終わった。野島さんの台詞回しが良くできていて、ほんの30分くらいでキャラクターに対して親近感、興味が湧くようになっているのは同じライターとして勉強になるし感心する。

何が良いってセリフの中には昨今においてクサくなってしまったものがあるのだけど、その後に続くセリフに残り香がないようなスッキリとしたものだから「もうこのゲームのプレイはもういいや」にならない。これってゲームを作る上で最も大事なところなんだけど、昨今のJRPGはキャラクターの確立をセリフや出で立ちで作ろうとしすぎて残念なことが多い。10時間以上、ことにRPGというジャンルは何十時間もお供するゲームで、これにおいてキャラクターのセリフというのはくどくあってはならない。プレイする意欲が削がれてしまうからだ。だからといってアッサリし過ぎてもいけない。そのへんのさじ加減はかなり難しい、いわば職人芸とも言える。本作キッカケで野島さんのインタビューとかやってみたいよ。

久しぶり、というより約20数年ぶりに最後までちゃんとRPGのストーリーを一言一句読みたいと思わされた。

 

 

そんなストーリーで気になるのが会話の進行がボイスマターになっているところ。僕は字幕を先に読み終えてしまう特性上、さっさと次のセリフが読みたいので会話を早めようと思ったらできないのはいただけないと思った。

というのも、娯楽が多く、やたらと仕事の増えた昨今、スキマ時間でゲームを進めたい自分の様な人は少なくないはずで、ボイスマターで進行するのはまどろっこしくて仕方がない。

この辺はアップデートで処理できるだろうから快適に進行させるためにも実装して欲しい。

 

まだ旅の途中なんでまだ最後まで行っていないけど、久しぶりに90年代後期から00年代の『ファイナルファンタジー』の匂いを感じられる作品で中二病心を擽られましたよ。

 

以上。まだまだ野村&野島コンビの『ファイナルファンタジー』が見たいと思う30半ばに差し掛かったオッサンでした。

 

 

 

 

 

今回エンタジャムでは、『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』PS4版、PS5版を1名の方にプレゼント(パッケージ版となります)。

 

 

 

 

応募方法はエンタジャムのTwitterアカウントをフォローして、下記のTweetをリツイートするだけ。

 

PS4版

 

 

 

PS5版

 

 

 

 

応募期間は4月10日(日)23:59まで!

 

 

 

 

奮ってご応募ください!

 

 

 

当選結果の発表は当選DMをもってかえさせていただきます。

 

 

 

 

当選連絡の際、グッズ郵送のため当選者様の住所、氏名をお伺いいたします。

 

 

 

 

グッズ郵送後は速やかに住所等の個人情報を破棄いたします。

 

予めご了承ください。

 

 

 

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