ぱるる、急性胃腸炎でも登壇。ホラー映画「劇場霊」初日舞台挨拶レポート

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『リング』、『クロユリ団地』など傑作ホラーを生み出してきた中田秀夫監督の最新作『劇場霊』がついに公開!主演にAKB48の島崎遥香を迎え、嫉妬・憎しみ・怨念うずまく閉ざされた“劇場”を舞台に突如巻き起こる惨劇と、フルスピードで駆け抜ける恐怖で見るものを圧倒する最恐のジェットコースター・ホラーが誕生!

11月21日、ホラー映画「劇場霊」の初日舞台挨拶が新宿ピカデリーにて行われ、主演のAKB48島崎遥香、中田秀夫監督、共演の足立梨花、高田里穂、町田啓太、小市慢太郎が登壇した。

 

この日、島崎は急性胃腸炎であったが、島崎本人の強い意思により登壇。症状が重いため、同日に予定されていたMOVIXさいたま、MOVIX亀有での舞台挨拶は欠席となったものの、「初日にこんなにもたくさんの方にお越しいただいて、嬉しく思います。初主演ということで、とても気合が入っております。みなさん楽しんでください」と挨拶した。

 

島崎は撮影を振り返り、「監督がいつも頭にタオルを巻いていて、その色と靴の色がいつも一緒だった気がする。合わせていたんですか?」と指摘。すると中田監督は「色気を出していました」と告白し、「今日の撮影は盛りだくさんという日は注意信号で黄色で、やばいぞという日はピンクにしたりとか。今日は楽だよという時は、青とか緑とか。靴もグリーンとかイエローとかを買いました」と話し、共演者の面々を驚かせていた。

 

また、本作が中国、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、ロシアなどの海外11か国で公開されることも発表された。監督は「アジア学科出身で、東南アジア方面の勉強をしていたからうれしい」と喜びをあらわしていた。

 

[取材:ハウル沢田]
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【ストーリー】
芸能事務所に入って5年、いまだ役に恵まれない若手女優・水樹沙羅(島崎遥香)は、気鋭の演出家・錦野豪太(小市慢太郎)の新作舞台に端役で出演することに。演目は、若さを保つため少女の生き血を浴びていた実在の女貴族エリザベートの生涯を描く「鮮血の呼び声」。舞台にはエリザベートの内面を映し出す分身の人形が置かれ、その前で沙羅や主演の篠原葵(高田里穂)、野村香織(足立梨花)らは火花を散らしながら連日稽古に打ち込んでいた。そんなある日、劇場でスタッフの女性が変死体で発見される。その直後、今度は葵が転落事故で意識不明の重体に。葵の降板を受け、沙羅は急きょ主演に抜擢される。ところが稽古中に、沙羅は舞台に置かれた人形が動き出すのを目撃。果たして目の錯覚か、それとも…。劇場にただならぬ気配を感じとった沙羅と美術スタッフの和泉(町田啓太)は、人形を制作した作家・児島(中村育二)を訪ねる。ところがその頃、劇場ではこの世のものとは思えない「ちょうだい…ちょうだい…」という声が響き渡り、新たな惨劇が巻き起こっていた――。

 

『劇場霊』
2015年11月21日(土)全国ロードショー!
配給:松竹株式会社
(C)2015『劇場霊』製作委員会
公式サイト:www.gekijourei.jp

 

 

 

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