【 横浜シネマネットワーク 主催 】 渥美清 没後25年特集上映 ご存知!寅さんと知られざる傑作 喜劇役者 渥美清の三つの顔!!+ 浪曲

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

私たち「横浜シネマネットワーク」は、横浜のミニシアターや映画祭、映画上映会などの活動を行っているメンバー同士の情報交換と研究報告。そして交流の場づくりやネットワークづくり、そのネットワークを活かしたイベント実施や情報発信などを行っています。

ネットワーク全体で、横浜の映画文化を盛り立てて行こうと今回の渥美清特集上映を企画しました。

 

◆企画意図◆

コロナ禍で苦しむ横浜のミニシアターについて、その価値を検証したところ、横浜市の映画の多様性に大きく貢献していることが分かりました。(詳細はリリースの最後をご覧ください。)

その価値を広く発信するために、映画ファン以外にもなじみの深い渥美清さんの特集を企画しました。

国民的俳優・渥美清(1996年8月4日没:享年68)の没後25年にあたる今年、渥美清さんの本当の魅力を堪能していただく特集を企画しました。意外と知られていない寅さん以外の豊富な出演群の中から、視聴が困難でソフト化もされていない傑作『父子草』と『ブワナ・トシの歌』の2作品。そして、人気の寅さんシリーズからもう1作品、横浜市成田山でロケされた『男はつらいよ 純情篇』。更にプラスして、「男はつらいよ」シリーズ全作浪曲化に挑戦中の浪曲師玉川太福さんが唸る『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』をセットにしてお届けする企画です。

ここに特集上映についてご案内さし上げるとともに、一人でも多くの方々にご来場いただけますよう貴紙に記事掲載のお願いを申し上げます。ご不明な点は、ご遠慮なく取材またお問合せいただけましたら幸いです。

 

 

◆開催概要◆

日程      2021年9月18日(土)から9月24日(金) 1週間限定

主催      横浜シネマネットワーク実行委員会

助成      横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト 2021

会場      横浜シネマリン 045-341-3180 (〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町6−95)

JR京浜東北線 関内駅北口徒歩5分

横浜市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅 3B出口徒歩2分/京浜急行 日ノ出町駅 徒歩5分

 

 

 

◆上映作品◆

 

 

『父子草』

9月18日(土)、19日(日)、22日(水)の15時00分~

ガード下におでん屋を出している竹子(淡路恵子)は、初老に近い土工風の男平井義太郎(渥美清)の、どこか淋し気でいて、鼻ッぱしらの強い、気ップのよさに興味を持っていた。或る日、常連の若い客、西村茂(石立鉄男)と義太郎は、些細なことから喧嘩になったが、若い西村に敵うはずはなかった。それから、毎晩、西村に相撲で挑戦する義太郎だったが…。

テレビドラマ『泣いてたまるか』を見た、木下惠介監督が渥美清のために企画した知られざる作品。

 

 

監督:丸山誠治/脚本:木下惠介  出演:渥美清、淡路恵子、石立鉄男、星由里子

(1967年/モノクロ/85分/35ミリ/配給:東宝)

 

 

 

『ブワナ・トシの歌』

9月20日(月・祝)、21日(火)、23日(木・祝)の15時00分~

建築技師の大岡俊男(渥美清)は東アフリカのタンガニーカに学術調査用に地質学者が住むためのプレハブハウスを建てることになっていたが、現地で待っているはずの先輩技師は置き手紙を残してその場を去っていた。俊男は仕方なく、現地の青年たちを集めて作業を始めるが…。

文化の違いに悩みながらもその障害を乗り越え地元民と打ち解けていく渥美清の姿は必見。別れの時に流れる『ブワナ・トシの歌』に胸が熱くなる。アフリカに魅了されるきっかけとなった人間・渥美清と俳優・渥美清の両方の顔を見ることができるヒューマンドラマの傑作。

 

 

原作:片寄俊秀/監督:羽仁進/脚本:羽仁進、清水邦夫/音楽:武満徹  出演:渥美清、下元勉(1965年/カラー/99分/35ミリ/配給:東宝)

 

 

『男はつらいよ 純情篇』

9月24日(金)18時00分~

赤ちゃんを連れた若い女・絹代(宮本信子)に、さくらの面影を見て、一夜の宿を世話する寅さん。情にほだされ、寅さんは絹代と共に、彼女の父・千造(森繁久彌)の住む、五島列島の福江島へ。望郷の念にかられた寅さんが柴又へ帰ると、つねの遠縁にあたる、美しき人妻・明石夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借りをしていた。ラスト近く柴又駅での兄妹の別れの場面はシリーズ屈指の名シーン。後に二代目おいちゃんを演じる松村達雄や宮本信子、森繁久彌が登場する。

また、横浜市の成田山でロケされた作品でもある。

 

 

監督:山田洋次/脚本:山田洋次、宮崎晃/音楽:山本直純  出演:渥美清、若尾文子、倍賞千恵子、宮本信子、森繁久彌、笠智衆 (1971年/カラー/89分/35ミリ/配給:松竹)

 

◆イベント◆

 

9月18日(土)『父子草』上映後トーク

テーマ:『天才俳優・渥美清の”寅さん”前夜』

登壇者:佐藤利明(娯楽映画研究家)

9月20日(月・祝)『ブワナ・トシの歌』上映後トーク

テーマ:『渥美清と羽仁進、アフリカとの出会い』

登壇者:高崎俊夫(映画評論家)

9月24日(金)『男はつらいよ 純情篇』上映後浪曲口演

『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を横浜初口演!!

浪曲師:玉川太福  浪曲師 玉川太福

寅さんと宇野重吉が演じたインテリ画家の友情、そして太地喜和子が演じた兵庫県瀧野の芸者ぼたんとの恋の行方はいかに!?

男はつらいよシリーズ全作浪曲化に挑戦中の玉川太福さんが口演を致します。

 

 

 

【前売券】  好評発売中 9月17日(金)まで

浪曲付き上映 座席指定券:2,800円(税込)

横浜シネマリン受付、オンラインショップ https://cinemarine.shop-pro.jp/ にて発売中

その他の上映1回券:1,000円(税込)

横浜シネマリンおよびシネマ・ジャック&ベティ、有隣堂本店にて

※その他の上映1回券は、ネット販売ではご使用いただけません。

 

【当日券】  浪曲付き上映:一律2,800円 ※映画のみのチケットはございません。

その他の上映:一般・大専1,300円/シニア・高校生以下1,100円

 

 

【横浜の文化の多様性に貢献するミニシアター】

映画の街・横浜では14の映画館で連日たくさんの映画が上映されていますが、ハリウッドの大作や日本の話題作を中心に上映するシネコンに対して、ミニシアターでは、インディペンデントの日本映画や世界の様々な国の映画が上映されています。また、独自の視点の特集上映や、未来を担う子ども向けのワークショップなどが展開されているのも魅力の一つです。横浜市の芸術文化の発展と多文化共生の礎を担うミニシアターをぜひ応援してください。

 

本リリースのご紹介にあたっては、下記より画像素材をダウンロードの上、ご利用ください。

202109渥美清特集プロモーションアイテム - Google ドライブ

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