池松壮亮×伊藤沙莉 W主演で映画化決定!! 2022年公開も決定! 『ちょっと思い出しただけ』

 

【STORY】

怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの彼女・葉(よう)。
めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ない7月26日。
特別な日だったり、そうではなかったり・・・でも決して同じ日は来ない。

世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、
“ちょっと思い出しただけ”。

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

この度、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画をつくったら〜』や『くれなずめ』と2021年も注目作が続いている松居大悟監督が、主演に池松壮亮と伊藤沙莉を迎えたラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』を完全オリジナルで映画化、2021年7月から8月にかけて撮影を行い、全国公開が2022年早春に決定いたしました。つきましては場面写真3点と松居監督、池松さん、伊藤さんからのコメントも解禁となります。ぜひ本情報をお取り上げいただけますよう、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます!
別れてしまった男と女が、最愛だった時間を遡る。
そして、もう一度・・・

コロナ禍という時代性を纏った
新しい形のちょっぴりビターなオリジナルラブストーリー

 

クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲、タイトルも『Night on the Planet』。松居大悟監督がこの楽曲を受けて、初となる完全オリジナルラブストーリーとして書き上げた『ちょっと思い出しただけ』の映画化が決定いたしました。
怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。2人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。年に一度訪れるある1日を、現代を反映させつつ描いた松居監督独自の物語を完成させた。

主演には実力・人気を兼ね備え、これまで『君が君で君だ』やクリープハイプの楽曲『憂、燦々』のMVなどで松居監督作品にも多く出演してきた池松壮亮と、子役から確実にキャリアを積み重ね今やNETFLIXの「全裸監督」や2021年のエランドール賞新人賞、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞、数々の作品から引く手数多の伊藤沙莉を迎え、日本の映画界を背負う若手俳優のトップを走る2人の初共演が実現しました。
さらに今後、ふたりが出会う人々に豪華キャストも決定しております!

恋人と過ごす夜に感じる「世界に今、私たちだけ」というあの感覚。
『くれなずめ』で日が暮れていくあの誰もが輝く時間を切り取って描いた松居監督が、今作では誰しも孤独と不安を感じたことのある夜に少しだけ無敵になれる一瞬の永遠を切なく映し出し、やがて夜が明けて再び世界が動き出す直前の澄んだ空気を見事に表現しています。

 

 

CAST/STAFF プロフィール
【監督・脚本】
松居大悟 プロフィール
1985年生まれ、福岡県出身。劇団ゴジゲン主宰。12年、初監督作『アフロ田中』が公開。その後、『自分の事ばかりで情けなくなるよ』(13)『スイートプールサイド』(14)など作品を発表し、『ワンダフルワールドエンド』(15)で第65回ベルリン国際映画祭出品、『私たちのハァハァ』(15)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2冠受賞。このほか『アズミ・ハルコは行方不明』(16、第29回東京国際映画祭コンペティション部門出品、ロッテルダム国際映画祭2017出品)、『君が君で君だ』(18、上海国際映画祭 ガラ部門正式出品)、テレビ東京「バイプレイヤーズ」シリーズのメイン監督も務める。また『アイスと雨音』(18)では1か月間の物語を74分1カットで撮る斬新な手法も話題となった。なお、監督史上最高傑作の呼び声が高い最新作『くれなずめ』がスマッシュヒットを飛ばし絶賛公開中。現在、演出を手掛けたPARCO PRODUCE『Birdland』が上演中。

【主題歌】
『Night on the Planet』
クリープハイプ プロフィール
尾崎世界観(Vo/Gt)、小川幸慈(Gt)、長谷川カオナシ(Ba)、小泉拓(Dr)からなる4人組ロックバンド。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。2014年には日本武道館2days公演を行うなど、シーンを牽引する存在に。2018年の5月11日には約4年ぶりとなる2度目の日本武道館公演「クリープハイプのすべて」を開催。同年、9月に5thオリジナルAL『泣きたくなるほど嬉しい日々に』を発売。
またボーカルの尾崎は作家としての才能も発揮し、2016年「祐介」で小説家デビュー。2020年に発表した4年半ぶりの小説「母影(おもかげ)」が、第164回芥川賞候補となり話題となった。
なお、クリープハイプの“ハイプ”は映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』NY編でヨーヨーが発するセリフ“Hype!”からとったものである。

 

【出演】
池松壮亮 プロフィール
1990年、福岡県出身。10歳のときに地元・福岡で子役をしていた姉と一緒に劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」の子役オーディションを受け、ヤングシンバ役に選ばれデビュー。2003年、ハリウッド映画『ラスト サムライ』(エドワード・ズウィック監督・脚本作品)で映画初出演。トム・クルーズ演じる主人公と心を通わす少年・飛源を演じて、第30回サターン賞では若手俳優賞にノミネートされた。日本大学藝術学部映画学科監督コースを卒業してからは役者の道一本となり意欲的に多彩なジャンルの作品に出演。
近年の作品に『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17/石井裕也監督作品)、『君が君で君だ』(18/松居大悟監督・脚本作品)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督作品)、『アジアの天使』(21/石井裕也監督作品)など多数。
松居大悟監督が手がけたクリープハイプのシングル「憂、燦々」(13)のMVにも出演している。

 

伊藤沙莉 プロフィール
1994年、千葉県出身。2003年にドラマ「14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜」()で芸能界デビュー。その後「女王の教室」(05/)のいじめっ子の役で注目を浴び、映画『兎のダンス』(07/劇場未公開)では主演を務める。その後テレビドラマや映画、舞台、アニメの吹き替えなど多方面で活躍している。『パンとバスと2度目のハツコイ』(18/今泉力哉監督・脚本作品)、『榎田貿易堂』(18/飯塚健監督・脚本作品)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督・脚本作品)、『blank13』(18/斎藤工監督作品)で第10回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞、第40回ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞。また主演を務めた『タイトル、拒絶』(20/山田佳奈監督・脚本作品)で第32回東京国際映画祭東京ジェムストーン賞を受賞。2021年は全国の劇場公開とNETFLIX配信が同時予定の『ボクたちはみんな大人になれなかった』(森義仁監督作品)が控えている。

 

 

CAST/STAFF コメント

▷松居大悟監督
誰にも見つからないように、誰にも気づかれないように、離れてしまった手と手を無理やり引き合わせて、それを運命だとか必然だとか、都合のいい単語で括って知らないふりをしてる。単に時間が経っただけなのに、時間が関係性を引き離すなんて思い込んでるのは自分のエゴで。構ってほしかっただけなのかもなぁ。前より思い出す機会が増えたのは、年齢なのか、時代なのか、思い出そのものが大きすぎるのか。
オリジナルで、初めてのラブストーリーです。尾崎くんがきっとバンド人生を賭けて紡いだ曲を聴きながら、コロナ禍でうんうん悩んだ物語は、小さくて眩しいあの日を思い出す映画になりそうです。盟友の池松君と、鮮やかな伊藤沙莉さんと、素敵な役者スタッフたちと作りました。
きっと花束みたいとか色々言われるんだろうな。言われるよもう。言われる前に言うよ。でも当たってるしなぁ。そんな迷いにこの先何度も包まれる気がするけど、それ以上に、かけがえのない優しい想いに包まれる人に届いたらいいなと思います。
愛がすべてなんかじゃないけど、愛がすべてで。愛ってなんだよ。愛がなんだだよ。また別の映画のタイトルを言ってしまった。『ちょっと思い出しただけ』です、俺はまだ本気出してないだけ、みたいとか言うなよ。俺は本気出したよ。マスクの向こうでニコニコさせられますように。
楽しみにしてくれたら嬉しいです。

 

▷池松壮亮
決定的に戻れないあの頃、コロナ以前からの6年間を描いたラブストーリーです。あの頃を成仏する映画や、あの頃を慈しむ映画は時代の変わり目には沢山作られるものですが、今と過去を同時にすくいとろうというこの作品の心意気にとても共感しました。
思い出せないことと、忘れられないこととが、人生そのものをかたどっているように思います。過去にしがみつくではなく、過去を無かったことにするではなく、全ての地続きに今があると信じています。あらゆる人の人生の過去が、その人の人生にあったことを感謝出来ますように。過去と今が、無かったことになりませんように。昔の気持ちを思い出して、色々あったけど今はもう大丈夫。でも、ちょっと思い出しただけ。そんな私たち自身についての映画になってくれることを願っています。

 

▷伊藤沙莉
松居大悟×池松壮亮×クリープハイプという私にとってかなり熱いゴールデンタッグの作品に携われることが決まってからインまで、はやる気持ちでいっぱいでした。
綺麗事を言うつもりなんてさらさらないし、ポジティブ、ネガティブな出来事を全て肯定するべきなんて全く思いませんが、私は確かに過去に存在したそれがあっての今なんじゃないかな、と常々思っています。
そういう過ぎた思い出や記憶を、ちょっと思い出しただけな時間もまた、悪くない一瞬だと思います。
ああ、あったなこんな時。とか
ああ、あの人元気かな。とか
そんな悪くない一瞬を、2人の時間を通してふと感じていただけたらいいなぁと思います。
そしてやはり音楽の力ってすごいと思います。
私は音楽に常に支えられていますし、それがあるだけでそのシーンや作品の深みが増したり彩が増します。
そんな音楽の力も感じていただけるといいなと思います。

 

監督・脚本:松居大悟

出演:池松壮亮、伊藤沙莉

主題歌:クリープハイプ「Night on the Planet」(ユニバーサル シグマ)

配給:東京テアトル

(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会

公式サイト:choiomo.com

公式Twitter・Instagram:@choiomo_movie

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