映画『遊星王子2021』 ワールドプレミア上映&トークショーレポート

 

 

【STORY】

1基の宇宙船が地球に墜落してから200年後の日本。長い眠りから覚めたMP5星雲第四遊星の王子は、パン屋の娘・君子の前に突如現れ、絶体絶命のピンチから彼女を救った。

パン屋に居候することになった遊星王子は、地球人と触れ合い、時にはトップアイドルと入れ替わったり、しつこく現れる宇宙からの侵略者・タルタン人から街を守ったり、地球生活を満喫していた―――ようにみえるが、墜落の衝撃で記憶の大部分を失くし、第四遊星へ戻るすべが分からずにいた。

地球を守るヒーローとして一躍国民の人気者になった王子だったが、タルタン人によって王子の正体は「宇宙の破壊者」だと、日本中に暴露されることに…。

果たして、遊星王子は正義の味方なのか?否、王子こそが侵略者なのか?地球の運命やいかに!?

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

1958年から59年にかけて、日本テレビ系列にて放映された特撮・テレビ映画「遊星王子」のリブート映画「遊星王子2021」の完成披露上映会が7月18日に行われ、第2部では「遊星王子2021」のワールドプレミア上映と、日向野祥、織田奈那、若林司、河崎実監督によるトークショーが実施された。

感染拡大予防対策のため稼働率50%の客席からは、映画を観た感想や声援を盛大な拍手に変えて登壇者に届けられた。

 

緊急事態宣言下のイベントとなったが、対策を施し予定通りの開催となったことにヒロイン役の織田は「緊張も不安もあったけれど、お客さんと対面で接することができてすごく嬉しいです。」と、まずは感謝を述べた。

 

作品を振り返り日向野は「作品が時間をかけて出来上がってお客様に見てもらって完成だと思う。役者は人に感動を与える仕事だと思うので何かを感じてもらえれば嬉しい。」と語り、三役を演じた若林はそれぞれの役が大変だったと語り、自身の思い入れが深いシーンがカットされたことを知り驚いていた。

 

 

印象に残ったシーンについて、織田は家族団らんのシーンを上げ、「ひと昔前のちゃぶ台をみんなで囲むっていうのがいいなって、ほっこりしました。」と、作中の昭和レトロで温かみのある雰囲気を振り返った。日向野は「この作品は笑えるシーンも結構ありますが、人と宇宙人が心が通うシーンはとても温かみがあるシーン」と笑顔を見せた。若林は「自分は堀田の眼力に圧倒されました。」と共演者の堀田眞三に思いを馳せ、監督は「大変な時期での撮影に、よくやってくれた」と出演者へ感謝を伝えた。自身と役との共通点を聞かれ、遊星王子とトップアイドル舟木の二役を演じた日向野は「自分にグイグイ行くアイドル舟木の部分はなく真逆のタイプ、遊星王子のポイントになる笑い声も作りこんだ。僕に似た要素はあまりないかもしれないです。」と、役を監督と作っていったと語る。大村君子とクローディア姫の二役を演じた織田は「君子は大学生役で、その時現役の大学生だったのでやりやすかった。ずばずば言っちゃうところとか似てるのかなと思います。」と語り、若林は「三者三様の役でしたが演じやすかったです。」と語った。監督は「よくうまく役を作ってくれた」と労を称えた。

 

8月27日から劇場公開が各地で予定されていることにも触れ、日向野は「このご時世ですから元気がより広がっていければ、エンターテイメントが消えないよう、是非広げていただければ。」と、織田は「今日見た感想などを沢山拡散して頂ければ嬉しいです。」とお礼を述べ、若林も同じく観客へお礼を述べた。最後に監督は「僕らは映画を作り続けるしかないので、一人でも多く見て頂ければ本当にありがたいのでよろしくお願いします。」と、来月に控えた劇場公開への応援をさらに呼びかけ、トークショーは終了した。

 

 

出演:日向野祥/織田奈那、若林司、平優心、岩井志麻子/津沢彰秀、きくち英一、堀田眞三/団時朗

監督:河崎実 原作:宣弘社 原脚本:伊上勝 企画・プロデューサー:村岡貞之 脚本:木川明彦、河崎実

配給・宣伝:パル企画製作:「遊星王子2021」製作委員会 (MinyMixCreati部/CS日本/竹書房/リバートップ)

©2021「遊星王子2021」製作委員会

 

■映画公式サイト https://yousayouji2021.pal-ep.com/

■Twitterアカウント https://twitter.com/yousayouji2021

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました