『クー!キン・ザ・ザ』予告編完成

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

熱狂的なファンを生んだ『不思議惑星キン・ザ・ザ』をゲオルギー・ダネリヤ監督自らアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』の予告編が完成いたしました。

 

●予告編youtubeはこちら

https://youtu.be/Pim5PZIS1ts 

 

「キン・ザ・ザ」と言えばこの言葉!「クー」から始まり、実写版の象徴とも言える釣鐘形宇宙船も3Dグラフィックスを交えて独特の浮遊感で登場し、実写版の音楽も担当したギア・カンチェリのサウンドトラックが鳴り響く予告編となっております。

世界中の映画ファンが熱狂した実写版『不思議惑星キン・ザ・ザ』を、ロシア・アニメの伝統を継承したようなアニメならではのキッチュなキャラクターに置き換え、実写版以上にシュールさが加速するこの予告編、ぜひご紹介頂ければ幸いです。

 

合言葉はクー! モスクワの街角から銀河の最果てにワープ?

 

著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクは、雪に覆われたモスクワの大通りで裸足の宇宙人と遭遇する。そして思いがけずキン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまう。そこは見渡す限りの砂漠に覆われ、身に着けるズボンの色によって階級が分かれた場所だった。ほとんど「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)しか言葉が存在しない異星人たちを相手に地球に帰ろうと2人は奮闘を始めるのだった。

1989年、2001年、2016年と三度劇場公開され、「クー!」という意味不明な言葉でカルトSF映画の傑作として世界中で多くのファンを生んだ、実写版『不思議惑星キン・ザ・ザ』をゲオルギー・ダネリヤ監督自ら、アニメ化したのが本作だ。社会主義体制の真っ只中で制作された実写版を、レトロ感溢れながらSFタッチの未来を感じさせるアニメで再構築した。“キン・ザ・ザ”界を象徴する釣鐘型宇宙船の浮遊感は、ゲオルギー監督が実写版では再現できなかったアニメならではの珍妙なリアルさを描き出している。

実写版は当時のソ連の政治体制を皮肉めいた視点で描いたと評されたが、『クー!キン・ザ・ザ』は、大きな変革の波にあった現代のロシアを戯画化して風刺する。ゲオルギー・ダネリヤ監督は本作の完成後、2019年4月4日に88歳で逝去し、遺作となった。

 

【監督】ゲオルギー・ダネリヤ(『不思議惑星キン・ザ・ザ』)

【音楽】ギア・カンチェリ

【共同監督】タチアナ・イリーナ

【声の出演】 ニコライ・グベンコ、イワン・ツェフミストレンコ、アンドレイ・レオノフ
ロシア/2013年/ロシア語/92分 英題:Ku! Kin-dza-dza

【提供】パンドラ、キングレコード

【配給】パンドラ

© CTB Film Company、Ugra-Film Company、PKTRM Rhythm

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