Oculus Quest2 90Hzのネイティブサポート開始


【以下プレスリリース文掲載】

 

 

Oculus Blogにて、Oculus Questにおける90Hzのネイティブサポート、新しいフィットネス・トラッカーなど追加機能を発表しましたので、ご紹介いたします。

 

Facebook Connectが開催されてから2ヶ月半が経ち、その間も、私たちは様々な機能やコンテンツを発表してきました。Oculus Quest 2が初めてのVR体験という利用者も数多く増え、今後もOculusではコンテンツをさらに充実していこうと考えております。

Facebook Connectでは、新しいシステムレベルのフィットネス・トラッカーやQuest 2での90Hzゲームのサポート、またOculus Linkなど、Questプラットフォームにおける様々な改善案をご紹介しました。11月13日(米国時間)、これらのv23ソフトウェアのアップデートの開始を発表しました。また、本日をもってOculus Linkのベータ版の提供を終了します。

さらに、Oculusでのアプリギフト機能を今月末より開始いたします。今回発表する新しい機能の詳細は、以下の通りです。

 

VRフィットネスのパートナー「Oculus Move」

VRでのエクササイズを毎日もしくは毎週と取り入れている利用者の方も多く、VRでエクササイズをすることが日常となっています。今回提供を開始する「Oculus Move」は、QuestとQuest 2で利用可能なシステムレベルのフィットネス・トラッカーであり、フィットネス関連のタイトルに関わらず、ゲームを含めたあらゆるタイトルに対応します。

「Oculus Move」は、”Until You Fall”で敵を倒したり、”Supernatural”でターゲットを次々に倒したりすることで、利用者の消費カロリーを推定し、また身体を動かしていた時間を記録します。エクササイズを習慣として取り入れたい場合は、日々の目標設定をすることも可能です。フィットネスの一環としてVRを本格的に導入したい利用者にとっても、あるいは”Beat Saber”で遊んだ時間が他の活動と比較してどの程度のエクササイズになっているか興味がある利用者にとっても、最適な機能と言えます。

「Oculus Move」は、段階的に提供を開始するため、現在は一部の利用者のみが利用できます。今後、全ての利用者に向けて提供する予定です。

 

90HzのネイティブサポートによりQuest 2がよりスムーズに

Quest 2における90Hzサポートを開始できたことは非常に喜ばしいことであり、利用者の皆様も楽しみにされていたかと思います。v23では、プラットフォーム全体において90Hzのサポートを拡大します。Oculusのエクスペリメンタル・フィーチャー・ペインを通して、すでにホーム環境、検索、ストア、ブラウザ、およびOculus TVでの90Hzモードをお試しいただけますが、v23ではさらに90Hzのサポートが拡大されます。13日(米国時間)よりホーム画面、ガーディアン、およびパススルーを含むすべてのシステムソフトウェアがデフォルトで90Hzで動作するようになり、開発者はネイティブの90Hzが対応するQuestタイトルを開発することが可能となります。

“SUPERHOT”、”Echo VR”、”Best Saber”、”Vacation Simulator”、”Job Simulator”、 “Racket:Nx”、および”Space Pirate Trainer”は、近々90Hzをサポートする予定です。今回発表したv23ソフトウェアとタイトルの最新アップデートをされた利用者は、Quest2ではワイヤレスで自動的に90Hzで動作されます。今後、さらに多くのタイトルが90Hzに対応する予定です。

 

Oculus Linkがさらに改善されました

Oculus Linkも90Hzに対応するようになります。Quest 2の利用者は72Hz、80Hz、および90HzをPC向けのOculusアプリで切り替えられるようになります。

v23の一環として、Oculus Linkのビジュアル品質を向上し、グラフィック設定を管理することのできるインターフェイスを提供します。使用するグラフィックカードの性能をデフォルトで最大限に発揮できるよう自動プロファイル設定を調整できるようになりました。また、より上級の利用方法として、グラフィック設定のスライダーを使ってアプリレンダリング解像度を直接調整することも可能です。

また、Link発表から1年を迎え正式にベータ版を終了します。昨年11月の発表以来、LinkによりQuestとQuest 2は、互換性のあるPCにすぐに接続できるオールインワン機能によって強化されてきました。”Asgard’s Wrath”から”Lone Echo “や、さらにはRespawn社から近くリリース予定の”Medal of Honor: Above and Beyond”まで、Rift プラットフォームで提供される最高のタイトルを体験できます。

今回のベータ版の終了は、Oculus Linkの開発において始まりに過ぎません。今後もConnectで発表したインターフェイスの改善を含む多くの新機能を発表予定です。

 

App Gifting & Castingを使ってVRのギフトを共有

家族や友人と、クリスマスや年始などにVR体験を共有することができる新しい機能を追加する予定です。11月末に「App Gifting」の提供が開始され、Oculus Store(ブラウザまたはモバイルアプリで)で購入したゲームをプレゼントすることができるようになります。ウェブサイトの「Buy for a Friend」ボタン、もしくはモバイルアプリの“⋮” メニューアイコンから、プレゼント送りたい相手のメールアドレスを入力してください。また、ギフトを受け取った利用者は、同じくブラウザかモバイルアプリから利用することができます。クリスマスや年始にぜひご活用いただければと思います。また、今月末にはOculusストアでブラックフライデーセールが開催される予定です。

 

また、ヘッドセットを使用していない方も一緒にVR体験を楽しむことができるようになりました。今月初めに、ヘッドセットからデスクトップのブラウザに配信できる新たな機能を発表しました。Google ChromeかMicrosoft Edgeを使ってoculus.com/castingにアクセスし、サインインした後、使用するヘッドセットの「Cast to Computer」を選択してください。また、今月末には、iOSまたはAndroidのOculusアプリにキャスティングしながら、”Until You Fall”の戦闘ビデオを編集してハイライトを作成したり、”Beat Saber”での最高のパフォーマンスをSNSで共有したり、ヘッドセット内の体験をキャプチャできるようになります。

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