『ヒトラーに盗られたうさぎ』少女が“うさぎ”のぬいぐるみを、切ない気持ちで抱きしめる 本編特別映像解禁!

【以下プレスリリース文掲載】

 

本作の監督は『名もなきアフリカの地で』(01)で第75回アカデミー賞(R)外国語映画賞を受賞したカロリーヌ・リンク。
1933年、ヒトラーの台頭によってナチスが政権を握る直前にその迫害から逃れるために家族とともに故郷ドイツを出国、スイス、フランスを経て1936 年にイギリスへと渡ったジュディス・カー自身の少女時代の過酷な逃亡生活の体験をもとに “9歳の少女アンナ”が貧困や差別などの困難を乗り越えながら家族との絆を深めていく。2019年クリスマスシーズンにドイツで公開された際には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『アナと雪の女王2』『ジュマンジ/ネクストレベル』などハリウッド超大作がひしめく中、大ヒットを記録しました。

ナチスからの迫害を逃れるため、ドイツからスイスへと家族と共に急遽出国することになったアンナ。
出国前夜、近所の人たちに出国がばれないよう「持っていけるものは本2冊とおもちゃは一個」と母親から告げられた彼女が“どのおもちゃを1つ持っていくか”を真剣に悩む様子から映像は始まる。

最近買ってもらったぬいぐるみのテリーか、それとも長い間ずっと一緒にすごしたピンク色のウサギか。
「色鉛筆を諦めれば2つでも」と兄は告げるが、絵を描くことが大好きなアンナにとってはもちろんその選択肢はい。
一体自分はどうしたらいいのか。仲の良い友人にも出国することを告げられず、そして、友達同然の大好きなぬいぐるみ達と離れなければならなくなったアンナが、ため息をつきながら一緒に出国する“1つのぬいぐるみを選ぶ”ために真剣に思い悩むけなげなその姿は、見ている人も思わず胸が詰まりそうになるシーンとなっております。

 

 

主役である9歳のアンナ役は1000人ものスカウトから見出された新人のリーヴァ・クリマロフスキが、どんなに過酷な状況に出会ってもまっすぐに前を向く少女を瑞々しい感性で演じきった。
アンナの父はオリヴァー・マスッチ(『帰ってきたヒトラー』(15)でヒトラー役)が、母はカーラ・ジュリ(『ブレードランナー 2049』(17))が。アンナとその家族を常に気に掛ける心優しいユリウスおじさんはユストゥス・フォン・ドホナーニ(『お名前はアドルフ?』(18))、そして、アンナの兄マックスはマリヌス・ホーマン(『はじめてのおもてなし』(16)が演じております。

監督:カロリーヌ・リンク(『名もなきアフリカの地で』)
脚本:カロリーヌ・リンク/アナ・ブリュッゲマン
出演:リーヴァ・クリマロフスキ・オリヴァー・マスッチ・カーラ・ジュリ
2019年/ドイツ/ドイツ語/カラー/スコープサイズ/5.1chステレオ/119分/原題:When Hitler Stole Pink Rabbit/映倫G
後援:ゲーテ・インスティトゥート東京 協力:朝日新聞社 配給:彩プロ
(c)2019SOMMERHAUS FLIMPRODAKTION GMBH/LA SIALA ENTERTAINMENT GMBH / NEXTFILM FILMPRODAKTION GMBH&CO.KG/WARNER BROS.ENTERTAINMENT GMBH

11/27(金) シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

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