映画『ラスト・ナイツ』がついに公開!初日舞台挨拶に紀里谷和明、伊原剛志が登壇「命がけでつくった作品です!」

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世界30カ国で公開され、ついに昨日11月14日(土)より最後の地、日本での公開を迎えた映画『ラスト・ナイツ』。その公開を記念してTOHOシネマズ 日本橋にて、紀里谷和明監督、伊原剛志さんが登壇しての初日舞台挨拶を行った。

 

上映終了後の舞台挨拶。登壇前に本作の物語のベースとなった忠臣蔵に縁のある泉岳寺、功運寺でのお参りを済ませてきたという紀里谷監督は「公開を迎えて感無量です。今日みなさまにお届けできることを本当に感謝しております」と挨拶。世界17ヶ国からグローバルなキャスティングがされた本作で、唯一の日本人俳優として出演を果たした伊原は「ようやくここ日本でみなさまに観ていただけて、とても幸せです」と笑顔で述べた。

 

本作の撮影地となったチェコでのロケは零下20度に及ぶ極寒の中での撮影だったため「寒さで機材が凍ってしまったり、役者さんの口が回らなくなったり」と撮影時の苦労を語った紀里谷監督。伊原は「台詞を言うのは大丈夫でしたが、とにかく鼻がもげるかと思うくらい寒かった(笑)。トレーラーにたまたまあったバナナを試しに外に置いてみたら、数時間後には本当に凍っていました(笑)」と撮影時のエピソードを披露。

 

また、紀里谷監督は「前2作はCG色が強かったのですが、今回はなるべくセットもCGも使わないように、ロケにこだわりました。これだけの役者さんが世界から集まってくれたので、物語と芝居に注力して作りました」と撮影を振り返った。

 

伊原をキャスティングした理由を問われた紀里谷監督は「プライベートでも親交がありますが、この役を演じるのに重要な“漢(おとこ)”を感じたからです」と答えると、伊原は「ありがとうございます!」とはにかみながら、「台本には描かれていない、細かい役の生い立ちや境遇を考えながら演じていました」とコメント。

 

本作の宣伝活動として、今日までに全国335媒体でのメディア取材を受け、さらに、監督自らが考案した“名刺型チラシ”を全国110ヶ所、計4万枚、自身の手で配った紀里谷監督は「よくみなさんに『監督がよくそこまでやりますね』と言われますが、映画は自分の子供だと思っています。子供のためなら何でもするし、とにかく一人でも多くの方に映画を観ていただきたいという、その一点の思いだけでやっていました」と述べた。

 

最後に満員の客席を前に伊原は「ようやく公開を迎えることが出来ましたが、みなさまの協力を得てもっともっとこの映画が広がれば良いなと思います」と挨拶。紀里谷監督は「今日この公開のために協力していただいたみなさまに大変感謝しております。この映画は脚本をいただいてから6年をかけて、命がけで作った作品です。多くのみなさまに見ていただけたら嬉しいです」と、目に涙を浮かべながらメッセージを送ると、客席から大きな拍手と声援が沸き起こり、大盛況の舞台挨拶は終了。

 

また、その後行われたマスコミ向けフォトセッションでは、この日劇場を埋め尽くした客席のみなさまと一緒に写真撮影。紀里谷監督と伊原は観客に対しても終始気を配り、お客様とコミュニケーションをとりながら、和やかな雰囲気で撮影が行われた。

 

 

【ストーリー】
戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不 正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバートック卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であ り、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自 身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であ るライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。 死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いが今、はじまる。

 

『ラスト・ナイツ』
11月14日(土)TOHOシネマズ スカラ座 他 全国ロードショー
配給:KIRIYA PICTURES/ギャガ
(C)2015 Luka Productions.
公式HP:http://lastknights.jp/

 

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