ヤバい、大変なことになった!ディックが死んでしまった。
舞台はアメリカ南部の片田舎。この事件の真相、深堀り厳禁―。
■STORY
ジーク、アール、ディックの3人は売れないバンド仲間。ある晩、練習と称しガレージに集まりバカ騒ぎをしていたが、あることが原因でディックが突然死んでしまう。やがて殺人事件として警察の捜査が進む中、唯一真相を知っているジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、自分たちの痕跡を揉み消そうとする。誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?
【以下プレスリリース文掲載】
奇想天外なサバイバル・アドベンチャー『スイス・アーミー・マン』で長編デビューを飾り、世界中の映画祭で絶賛を浴びたダニエル・シャイナート監督最新作『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』が、8月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他にて全国公開いたします。
『ムーンライト』や『ミッドサマー』など映画ファン最注目のスタジオとなった「A24」と再びタッグを組み挑むのは、アメリカの片田舎を舞台とした“とある事件”の顛末を描いたミステリー仕立てのダーク・コメディ。実際に起きた事件から着想し、ひた隠しにしてきた秘密が白日のもとに曝け出された時に起こるドタバタぶりと悲哀が絶妙なバランスで描かれる様は、コーエン兄弟の『ファーゴ』を彷彿とさせる。隠され続けた”衝撃の真相”が曝け出された時、「冗談でしょ!」と叫びたくなること間違いなし!誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?
ビッグコミックの表紙の似顔絵で知られるイラストレーターの金子ナンペイ氏による、描きおろしイラストビジュアルが解禁となりました。また、本作を先行してご鑑賞いただき、ディック・ロングの衝撃的な死の真相に唖然とした、芸人や俳優をはじめとした各界の著名人・インフルエンサーより、絶賛とともに困惑のコメントが到着しました。
2011年よりビッグコミックの表紙似顔絵イラストを担当し、緻密な描き込みでポール・マッカートニー、ローマ法王、マーク・ハミル、ライアン・ゴズリングなど、数々の有名人を描いてきた金子ナンペイ。公開を記念して、“ディック・ロングの死“に振り回される狭い田舎町の登場人物たちが勢ぞろいする迫力満点のイラストビジュアルを描きおろした。
中央には、主人公のジークの妻 リディアが隠され続けた最大の謎、“ディック・ロングの死因”を知る瞬間が肉感あふれるタッチで描かれており、衝撃的な事実に唖然とする表情から、いったいなぜディックが死んでしまったのか?謎に包まれた死の真相に益々期待が高まるビジュアルに仕上がっている。
ディックは逝ったんだね。ある意味幸せな死に方だね。
つぶやきシロー(芸人)
過ちを犯したことのない人は、この映画を観てもドキドキしないのでしょうか?
僕は、しっかりドキドキしてしまいました。
原田龍二(俳優)
人生に於ける後ろめたいこと。出来ることなら愛する人たちには知られることなく墓場に持っていきたいこと。本作は、そんな”後ろメタファー映画”の決定盤である!
しかし、ロックとは、それも含め表現すること也。彼らのバンド”ピンク・フロイト”(笑)の今後に期待したいところであーる。
みうらじゅん(イラストレーターなど)
激ヤバ!強烈!完敗!!!
『スイス・アイミー・マン』のダニエル・シャイナート監督が完全にパワーアップしている…!
“危険な罠=秘密”にまんまとハマってしまった。
加藤るみ(タレント)
男友達同士の秘密の楽しみは反社会的なものなのか!?
常識から乖離した友情に笑いと恐怖がつきまとう、とびっきりの怪作!
相馬学(フリーライター)
いっぱい映画を観てきて、驚きの感覚も麻痺してた自分が
この事件の「真相」には、笑っちゃうほど呆気にとられました、本当に!
斉藤博昭(映画ライター)
こんなトンデモ事件が実話ベースとは!
人間の闇の深さに笑うしかなかった。
長谷川町蔵(文筆家)
不謹慎なユーモアを葬式で言った瞬間を思い出すような怪作。
重苦しい雰囲気のなか笑いがじわじわ効いてくるところが凄まじい。
でも、監督は一度ちゃんとした人に叱られた方がいいと思う。
小野寺系(映画評論家)
ディック・ロング、逝く!〟という素っ気ないコピーが素晴らしい。
逝ッテヨシなどと死語スラングで返したくなる悪友どもの愚行録を眺めるうち、イイ感じの珍な香ばしさがにじみ出て。
町の隠れ家中華的な愉悦がこの映画にはある。
荻野洋一(番組等映像演出/映画評論家)
アメリカの中流の崩壊や知性の危機…なんてテーマも
鬼才監督の手にかかれば傑作コメディに。
とにかく笑えるユルいファーゴ。大好きです!
遠藤京子(映画ライター)
大人になれないダメ男たちが『ファーゴ』的世界で繰り広げる脱力バディ・サスペンス。
バカバカしさのなかに、胸を打つ純粋さがキラリ。
村尾泰郎(映画ライター)
とんでもないシモネタな名前を持った男の怪死が、とほうもなくズサンな隠蔽騒動を巻き起こす!
バカげた右往左往があぶり出すのは、取り繕うことで維持している日常の危うさ。
笑いと背中合わせの哀しみは他人事じゃない。
村山章(映画ライター)
初見はあまりの笑撃にのけぞるだろう。
だが二度目は、泣くかもしれない。
展開も、感情も読めない傑作。マジでやられた
SYO(映画ライター/編集者)
監督の前作『スイス・アーミー・マン』では主人公を救った「死体」が、今度は主人公たちを窮地に陥れる!
それにしても、その「死体」になる男(それを演じるのは監督自身だ!)のケッタイな名前と来たら(笑)
悪ふざけにもほどがある!
小柳帝(ライター/編集者)
南部の平和な田舎町でディック・ロングが血まみれになって死んだ!
果たしてその衝撃の真相とは?ビックリして笑うか?アゴを外すか?
そこまでやるかの前代未聞の人間ドラマだ!見逃すと後悔だ!
田野辺尚人(「別冊映画秘宝」編集長)
側から見たら馬鹿馬鹿しいけど、当人からしたら100%真剣で本当に深刻なんだよな。
このギャップの苦しみが痛いほどに伝わる。確かに笑えるが、観賞後の後味は苦く、やるせない。
本作を観た後に聴くNickelbackの名曲『How You Remind Me』は物凄く心に染みる……。
人間食べ食べガエル(人喰いツイッタラー)
劇中に「人間は計り知れない」という台詞があるのですが、まさにその一言に尽きる。
全てが語られたとき、笑えるけど笑えない今まで味わったことのない歯痒さを経験することになる魅力的なチン作です!知りたくなかったよそんな真実!
共食いゾンビ(映画ライター)
“死体をオモチャ化したモラル崩壊ド田舎サスペンス
死体一つでよくもここまで異様なテンションを保てるなと感心しきり。
「頭の中にあったのは、楽しむことだけ!」
これが実話でかつ法律を変えてしまうほどの影響(オチ)がある事件だった
というのだから、男ってのはどうしてこんなにRock(バカ)なのと! ”
氏家譲寿(ナマニク) (映画評論家)
“友人の死因をゴマかす姿に苦笑。明かされる真相に唖然…どう受け止めたらいいんだよ!
誰にも言えない秘密を抱える全ての人に贈るド奇怪なダークコメディ!
ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
監督:ダニエル・シャイナート(『スイス・アーミー・マン』)
脚本:ビリー・チュー
出演者:マイケル・アボット・ジュニア ヴァージニア・ニューコム アンドレ・ハイランド サラ・ベイカー ジェス・ワイクスラー ロイ・ウッド・ジュニア スニータ・マニ
原題:The Death of Dick Long│2019年│アメリカ映画│ビスタサイズ│上映時間:100分
映倫区分:PG12│字幕翻訳:佐藤恵子│提供:ファントム・フィルム/TCエンタテインメント│
配給:ファントム・フィルム ©2018 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
公式HP:phantom-film.com/dicklong-movie
公式twitter:@dicklong_jp
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