国連事務総長 事故死の裏には何が? 「極秘文書」「暗殺計画」怪しいワードが示す意味とは? 陰謀ドキュメンタリー『誰がハマーショルドを殺したか』7月18日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

【STORY】

1961年9月、コンゴ動乱の停戦調停のため、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドはコンゴに向かった。しかし途中、ローデシア(現ザンビア)にてチャーター機は謎の墜落事故を起こし、ハマーショルドを含む乗員すべて死亡。長らく原因不明の事故とされてきたこの未解決事件にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーと調査員のヨーラン・ビョークダールは挑む。その後、これは単なる墜落事故ではなく、ハマーショルドの命を狙った暗殺事件であったことを仄めかす資料を発見。ブリュガー監督とビョークダールは謎を解明すべくアフリカ、ヨーロッパ各地を旅するが、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ追跡取材は行き詰まりを見せる。

しかし彼らは調査をすすめるうちに、ハマーショルド暗殺事件の真相だけでなく、想像を絶する驚愕の秘密組織サイマーによる陰謀にぶち当たる。

 

 

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

「冷戦期最大の謎のひとつ」(米ワシントン・ポスト紙)とされる、1961年国連チャーター機墜落事故の真相に迫る衝撃の問題作『誰がハマーショルドを殺したか』が、7月18日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開することが決定いたしました。

 

本作は、今もなお暗殺説が囁かれる第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルド謎の事故死にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーが迫ったドキュメンタリー。

 

 

マッツ・ブリュガー監督は、暗殺説がありながらも詳しい調査が行われず、未解決だったハマーショルド事故死の真相を追うヨーラン・ビョークダールの調査に参加する形で撮影を開始。調査の中で暗殺を仄めかす資料の存在が明らかになるも、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ、追跡取材が行き詰まりをみせる…。そんな時、彼らはハマーショルド暗殺事件にとどまらない、秘密の組織による世界史を覆すような驚愕の“ある絶滅計画”に遭遇する――。

 

この度解禁いたします予告編は、1961年9月、チャーター機墜落事故により国連事務総長ダグ・ハマーショルドが事故死したことを伝える、当時のモノクロ映像から始まります。その後、映像は現代に切り替わり「この事件を突き止めたい」と語る、本作の監督マッツ・ブリュガーが登場。彼は即座に真相解明へ乗り出すも、あと一歩のところで難航、調査中止の危機に。しかしその時、彼のもとに飛び込んできた1つの情報の影響で、いつしかブリュガー監督は謎の組織“サイマー”の調査に没頭していく…。予告映像の後半には“サイマー”を調査する上で出てきた「未公開情報」「極秘文書」「傭兵組織」「南アフリカ海洋研究所」「秘密結社」「ウイルス兵器」「アパルトヘイト」「白い服」といった怪しげなワードの数々が画面いっぱいに映し出されます。“サイマー”とは何なのか。“サイマー”とハマーショルド事故死の謎の関係は? ドキュメンタリー作品でありながら、思いもよらぬ方向へと話が進むミステリー映画のような予告編となっています。

 

実際、1本の映画が歴史的な新事実を発表するということは珍しく、ワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙でも評価を得るだけでなく、2019年映画祭での上映時には日本でも読売新聞ほか、いくつかの新聞で「新証言により長年のハマーショルド事件の謎が解明した」というニュースが流れました。北朝鮮で撮影した『ザ・レッド・チャペル』(09)で第26回サンダンス映画祭審査員賞を受賞、その後も、アフリカの政治汚職に切り込んだ 『アンバサダー』(11)と、常に潜入捜査で政治的秘密を暴いてきた監督マッツ・ブリュガー渾身の取材ルポをまとめた衝撃の陰謀ドキュメンタリー『誰がハマーショルドを殺したか』は7月18日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開です。

 

 

監督・脚本:マッツ・ブリュガー

撮影:トーレ・ヴォーラン

音楽:ヨーン・エリック・コーダ

出演:マッツ・ブリュガー、ヨーラン・ビョークダール

2019年/デンマーク=ノルウェー=スウェーデン=ベルギー

原題:Cold Case Hammarskjold/ビスタサイズ/123分/5.1ch 配給:アンプラグド

© 2019 Wingman Media ApS, Piraya Film AS and Laika Film & Television AB

公式サイト:whokilled-h.com

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました