大島優子 出演決定情報_石井裕也監督最新作『生きちゃった』

【STORY】

「何が起こるか想像もできない」現代日本の恐ろしさ、滑稽さ、そして、愛。

二人の男と一人の女。寄る辺なきこの人生で本当に大切なものとは?

山田厚久(仲野太賀)と山田奈津美(大島優子)、武田(若葉竜也)は高校時代からの幼馴染でとても仲が良かった。厚久と武田は昔も今も二人で夢を追いかけている。微妙な三角関係にもつれた時期もあったが、今では厚久は奈津美と結婚し、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活を送っていたある日…。厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。あまりにも突然のことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は衝撃的な展開へと向かっていく…。

 

【以下プレスリリース文掲載】

 

この度、日本映画界を牽引する石井裕也監督のオリジナル脚本による最新作『生きちゃった』を2020年秋に公開する予定となりました。主演を務めるのは、映画、舞台、ドラマなどの出演オファーが相次ぎ、数多の映画監督から愛され、インディペンデント映画から大作映画にまで幅広く出演し、『町田くんの世界』に続いての石井組となる仲野太賀。共演には、『葛城事件』や『愛がなんだ』『街の上で』などに出演し、唯一無二の存在感と比類なき演技力を持つ若葉竜也。

 

山田厚久(仲野太賀)と武田(若葉竜也)は幼馴染。厚久は同じく幼馴染である奈津美と結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活。だがある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、奈津美が見知らぬ男と情事に耽っていた。あまりにも急なことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は予期せぬ展開へと向かっていく・・・。

 

この度、仲野、若葉に続き、追加の出演者の情報を解禁いたします。追加キャストには、本作で厚久と武田の幼馴染で厚久の妻である奈津美を演じる大島優子。大島は、子役時代にも多くの作品に出演し、近年の主な出演作としては『スイートリトルライズ』(10)、『闇金ウシジマくん』(12)、『紙の月』(14)、『ロマンス』(15)、『疾風ロンド』(16)などがある。石井組への参加は初めてとなる本作では、女優として新たなステージへと覚醒した大島優子が刻み込まれています。

 

石井監督は、大島について「きっと多くの役者が避けるであろう重く苦しい役なのに、大島優子さんはあっさりオファーを受けてくれました。しかも、真っ向から全力で挑んでくれました。本当に尊敬します。ある重要なシーンの本番中、突然大島さんにスイッチが入って、その芝居があまりにも凄くて、ひっくり返るほど驚きました。大島さんを見ていて、ゾッとしてきて、演技なのか狂っているのか分からなくなって怖くなりました。こんなのは監督人生で初めての経験でした。きっと大島優子さんがずっと抱えていたものが爆発したんだと思います。その時、大島さんの何かが決定的に変わったと確信しました。」と、これまで多くの俳優陣と作品作りをしてきた石井監督も本作での大島を絶賛している。

 

大島は、「この作品を通じて、役に“裸”で向き合うことの大切さを学びました。素直に表現したり、素直に受け止めるということ。とてもシンプルなことでありながら、一番大変なんですけど、自分自身から湧き出たものを自分で信じること、そしてそれらを自分でキャッチして、それを表にきちんと出すということを徹底しました。撮影現場では、常に苦労はありましたけど、石井監督との信頼関係もありましたし、撮影中、その信頼という名の橋は崩れることは無かったから、監督と繋がりながら剥き出しであり続けるという、私にとって初めての挑戦でした。」と、撮影当時を振りかえっています。

 

映画『生きちゃった』は2020年秋に全国公開され、「All the Things We Never Said」という英語タイトルで、中国及び香港、台湾、マカオなど、世界各国の劇場で公開されます。

 

コメント

 

大島優子

この作品を通じて、役に“裸”で向き合うことの大切さを学びました。素直に表現したり、素直に受け止めるということ。とてもシンプルなことでありながら、一番大変なんですけど、自分自身から湧き出たものを自分で信じること、そしてそれらを自分でキャッチして、それを表にきちんと出すということを徹底しました。

撮影現場では、常に苦労はありましたけど、石井監督との信頼関係もありましたし、撮影中、その信頼という名の橋は崩れることは無かったから、監督と繋がりながら剥き出しであり続けるという、私にとって初めての挑戦でした。

 

石井裕也監督

きっと多くの役者が避けるであろう重く苦しい役なのに、大島優子さんはあっさりオファーを受けてくれました。しかも、真っ向から全力で挑んでくれました。本当に尊敬します。ある重要なシーンの本番中、突然大島さんにスイッチが入って、その芝居があまりにも凄くて、ひっくり返るほど驚きました。大島さんを見ていて、ゾッとしてきて、演技なのか狂っているのか分からなくなって怖くなりました。こんなのは監督人生で初めての経験でした。きっと大島優子さんがずっと抱えていたものが爆発したんだと思います。その時、大島さんの何かが決定的に変わったと確信しました。

 

 

 

『生きちゃった』

脚本・監督・プロデューサー:石井裕也

Presented by Heaven Pictures Hong Kong

Co-produced by The Hong Kong International Film Festival Society

Presented by LUO FANG Producer YANG JIN Project Director JACOB WONG Executive Producer JING LEE

共同プロデューサー:永井拓郎 北島直明(日本テレビ)

ラインプロデューサー:榊田茂樹 撮影:加藤哲宏 照明:上嶋ゆきお 録音:小松将人 美術:高橋努 音楽:河野丈洋

出演:仲野太賀 大島優子 若葉竜也

制作:RIKIプロジェクト ビッグアーチ 配給:フィルムランド 公式HP:http://ikichatta.com/ R-15

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