【以下プレスリリース文掲載】
京都を拠点に活動を続け、毎年の本公演では1万5千人を動員する人気劇団ヨーロッパ企画が、劇団として初めて取り組むオリジナル長編映画『ドロステのはてで僕ら』。彼らのホームである、京都・二条で撮影を敢行。クラウドファンディングプラットフォーム「Motion Gallery」にて国内外の上映に向けた支援を募集したところ、開始から1日も経たずに目標達成! 3/23現在、達成率402%を記録するなど、劇団初の映画製作に期待が集まっています。
劇場公開を約1ヶ月後に控える中、ヨーロッパ企画メンバー、朝倉あき、藤谷理子などキャスト全員集合のメインビジュアルと場面スチールを解禁いたします。メインビジュアルは、物語の舞台となるカフェで、“時間に殴られろ。”という挑発的なコピーと、ドロステ効果(※)をモチーフにしたビジュアルが印象的な一枚となっております。
そして、エンディングを爽やかに盛り上げる主題歌として、京都出身の7人組バンド・バレーボウイズの「タイトルコール」が決定! さらに音楽を手がけるのは、ヨーロッパ企画の過去公演「建てましにつぐ建てましポルカ」「出てこようとしてるトロンプルイユ」の音楽も担当した滝本晃司。
今回の解禁に合わせ、バレーボウイズの前田流星(Vo.)、ネギ(Gt./Vo.) 、滝本晃司のコメントが到着いたしました!。
■前田流星さん(Vo.)
映画のエンドロールで僕達の音楽が聴こえてハッと現実に戻ったぐらい、鑑賞中はずっと、映画の中の登場人物と同じように“タイムテレビ”を夢中で覗き込んでいました。
大好きなヨーロッパ企画の京都を舞台にしたこの物語に、同じ京都で活動している僕達の音楽を使ってもらえて本当に光栄です。
エンドロールで流れる”タイトルコール”が、この映画に浸る良い時間になったら嬉しいな。
■ネギさん(Vo.)
近くの喫茶店でいつもヨーロッパ企画の人たちがなにか面白そうな企てをしているのが羨ましくて仕方なかった。
その企ての中に僕たちが食い込んで行ってるのが信じられなかったり嬉しかったり!光栄すぎ!!
■滝本晃司さん
映画の音楽を担当するなんて初めて。スゴイ事だ。しかもドロステ。
ドロステと私。
アニメ「親子ねずみの不思議な旅」の
BONZOドッグフード缶のシーンでそういうものを知る。
オランダ土産にドロステココアをいただく。
パッケージにドロステ。
これをドロステ効果と呼ぶことを知り、一曲作る「ドロステの聞こえない歌」。
そしてタイトルにドロステの入った映画「ドロステのはてで僕ら」の音楽を担当する。
スバラシイ。
<作品概要>
雑居ビルのカフェを舞台に、2分先の未来が見える “タイムテレビ”を巡る騒動を描いた“エクストリーム時間SF”。原案・脚本は、上田誠(『サマータイムマシン・ブルース』『夜は短し歩けよ乙女』『前田建設ファンタジー営業部』)。監督は、ヨーロッパ企画の映像ディレクター、山口淳太(「警視庁捜査資料管理室」)。そして、出演は、ヨーロッパ企画メンバーと藤谷理子、そして『かぐや姫の物語』『四月の永い夢』などで知られる、若手実力派・朝倉あき。
とある雑居ビルの2階。カトウが部屋にいると、テレビの中から声がする。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけている。「オレは、未来のオレ。2 分後のオレ」。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしい。“タイムテレビ”の存在を知り、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理髪師メグミや5階のヤミ金業者、謎の客も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていく……。襲いかかる未来、抗えない整合性。ドロステのはてで僕らは--。
原案・脚本:上田誠 監督・撮影・編集:山口淳太
出演:土佐和成 藤谷理子 石田剛太 諏訪雅 酒井善史 中川晴樹 角田貴志 永野宗典 本多力/朝倉あき
主題歌:バレーボウイズ「タイトルコール」 音楽:滝本晃司
製作:ヨーロッパ企画 トリウッド 配給:トリウッド 宣伝:下北沢映画祭
日本/カラー/70分/ビスタ ©ヨーロッパ企画/トリウッド2020
<Twitterアカウント> @droste_movie
<『ドロステのはてで僕ら』公式サイト>
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